蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

リリィ、はちみつ色の秘密

(ドラマ/ヒューマン)

『 リリィ、はちみつ色の秘密 』
原題 : The Secret Life of Bees
製作 : 2008年
製作国 : アメリカ

リリィ、はちみつ色の秘密

全米でベストセラーとなった小説を映画化した感動作。愛に飢えた14歳の少女の冒険が美しい夏の情景とともに繰り広げられていく。
1964年、米・サウスカロライナ州。母の死の記憶により、心に深い悲しみと傷を抱えた14歳の少女・リリィ(ダコタ・ファニング)。彼女は、母に愛されていなかったと強く思い悩み、愛への飢餓感を抱える日々を過ごしていた。そんなある日、リリィは何かに導かれるかのように、父と暮らす家を出る。そして、1軒のひと際目立つカリビアン・ピンクの家にたどり着く。そこには、長女・オーガスト(クイーン・ラティファ)、次女・ジューン(アリシア・キーズ)、三女・メイ(ソフィー・オコネド)のボートライト3姉妹が住んでいた。リリィは、養蜂場を営むオーガストを手伝いながら、3人と一緒に暮らし始める。リリィは3姉妹との生活を通して、人との絆や優しさに触れ、少しずつ心の傷を癒していく。そして、母の想いと、隠された秘密を知る。



スタッフ :
監督 : ジーナ・プリンス=バイスウッド
製作 : ローレン・シュラー・ドナー、ウィル・スミス、ジョー・ピキラーロ
製作総指揮 : ジェイダ・ピンケット=スミス
原作 : スー・モンク・キッド
脚本 : ジーナ・プリンス=バイスウッド
音楽 : マーク・アイシャム
音楽監修 : リンダ・コーエン
美術 : ウォーレン・アラン・ヤング
編集 : テリリン・A・シュロシャイアー
撮影監督 : ロジェ・ストファーズ
衣装 : サンドラ・ヘルナンデス

キャスト :
リリィ・オーウェンズ : ダコタ・ファニング
オーガスト・ボートライト : クィーン・ラティファ
ロザリン : ジェニファー・ハドソン
ジューン・ボートライト : アリシア・キーズ
メイ・ボートライト : ソフィー・オコネドー
T・レイ・オーウェンズ : ポール・ベタニー
デボラ・オーウェンズ : ヒラリー・バートン
ザック・テイラー : トリスタン・ワイルズ
ニール : ネイト・パーカー
グレタ : ションドレラ・エイヴリー
[ 2021/10/12 15:00 ] ヒューマン | TB(-) | CM(-)

チェンジリング

(ドラマ/ヒューマン)

『 チェンジリング 』
原題 : Changeling
製作 : 2008年
製作国 : アメリカ

チェンジリング

1928年に米国で起こった実話に基づき、我が子を取り戻そうとする母親の闘いを描く。
1928年、ロザンゼルス。クリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)は、9歳の息子ウォルター(ガトリン・グリフィス)を抱えたシングルマザー。彼女は息子の成長だけを生きがいに、日々を送っていた。だがある日突然、ウォルターが自宅から姿を消す。警察に捜査を依頼するクリスティン。そして5ヵ月後。警察からウォルター発見の朗報が。だが、クリスティンの前に現れた少年はウォルターではなかった。すぐさま、少年が別人であることをジョーンズ警部(ジェフリー・ドノヴァン)に訴えるクリスティン。だが、警察の功績を潰されたくない警部は“容貌が変わっただけだ“と取り合わない。繰り返し再捜査を願い出るが、逆に警部に依頼された医師が彼女のもとを訪れ、自分の息子がわからなくなったクリスティンに問題があると診断を下す。時間だけが過ぎていく中、彼女のもとにグスダヴ・ブリーグレブ(ジョン・マルコヴィッチ)と名乗る牧師から電話が入る。警察の腐敗を追及する彼は、新聞で事件を知り、クリスティンの危機を察知して連絡してきたのだった。ブリーグレブを味方に、息子を探すクリスティンの戦いが始まる。だが、それを知った警察は彼女を精神病院に入院させる。そこで知ったのは、彼女同様、警察に反抗して精神病院送りにされた女性が多数いるという事実だった。ブリーグレブの尽力でクリスティンは何とか退院できたものの、ウォルターの行方は依然として知れない。そこへ、郊外の農場で子供の死体が発見される事件が発生。被害者の一人がウォルターである可能性が出てくる。これにより、人違いを認めた警察だったが、ウォルターが農場で殺されたと早々に断定する。これを聞いたクリスティンは、あくまで警察と戦い、息子を取り戻すことを決意。やがて、逃亡犯ゴードン・ノースコット(ジェイソン・バトラー・ハーナー)が逮捕される。事件発生から7年、彼女が知る真実とは。



スタッフ :
監督 : クリント・イーストウッド
製作 : クリント・イーストウッド、ブライアン・グレイザー、ロン・ハワード、ロバート・ロレンツ
製作総指揮 : ティム・ムーア、ジェームス・ウィテカー
脚本 : J・マイケル・ストラジンスキー
衣装 : デボラ・ホッパー
音楽 : クリント・イーストウッド
編集 : ジョエル・コックス、ゲイリー・D・ローチ
プロダクション・デザイン : ジェームズ・J・ムラカミ
撮影監督 : トム・スターン

キャスト :
クリスティン・コリンズ : アンジェリーナ・ジョリー
ウォルター・コリンズ : ガトリン・グリフィス
グスタヴ・ブリーグ牧師 : ジョン・マルコヴィッチ
ジェームズ・E・デイヴィス警察本部長 : コルム・フィオール
アーサー・ハッチンズ : デヴォン・コンティ
レスター・ヤバラ刑事 : マイケル・ケリー
ゴードン・ノースコット : ジェイソン・バトラー・ハーナー
キャロル・デクスター : エイミー・ライアン
S・S・ハーン弁護士 : ジェフリー・ピアソン
サンフォード・クラーク : エディ・オルダーソン
[ 2021/10/06 15:00 ] ヒューマン | TB(-) | CM(-)

サンシャイン・クリーニング

(ドラマ/ヒューマン)

『 サンシャイン・クリーニング 』
原題 : Sunshine Cleaning
製作 : 2008年
製作国 : アメリカ

サンシャイン・クリーニング

なにをやってもダメな姉妹が事件現場専門の清掃業に挑む姿をユーモラスに描く、ヒューマン・ドラマ。
花形チアリーダーとしてハイスクールのアイドルだったローズ(エイミー・アダムス)も、いまや30代半ばのシングルマザー。ハウスクリーニングの仕事をしながら、かつての恋人マック(スティーヴ・ザーン)との不倫関係がだらだら続いていた。一方、ローズの妹ノラ(エミリー・ブラント)も、どんな仕事に就いても長続きせず、いまだに父親のジョー(アラン・アーキン)と実家で暮らしている。そんな中、ローズの8歳になる息子オスカー(ジェイソン・スペヴァック)は、何でもナメる癖がエスカレート、遂には小学校を退学するハメになってしまう。落ち込む暇もなく、ローズは息子を私立の小学校に入れることになった。ある日、マックから「事件現場を掃除する仕事で金が稼げる」と聞いたローズは、嫌がるノラを誘って生計を立て直すために新たな仕事をスタートさせる。だが、犯罪や自殺の現場はゾッとする状況も少なくない。始めは四苦八苦する二人だったが、掃除道具屋の店員ウィルソン(クリフトン・コリンズJr.)の協力を得て、次第に仕事の要領をつかんでいった。ワゴン車を買い、そこに“サンシャイン・クリーニング”という会社のロゴを鮮やかに刻み込む二人を、ジョーやオスカーも応援してくれる。次から次へと舞い込む仕事をこなしながら、ローズとノラはようやく本来あるべき自分の姿を取り戻し始め、ローズはマックとの関係に終止符を打つ決意をする。二人の姉妹は、幼い頃に目撃した母親の死にまつわるトラウマを拭い去ることができずに生きてきた。しかし、見知らぬ誰かの死の痕跡に触れるうち、二人はやっと自分たちの過去を受け入れられるようになっていくのだった。そんなある日、ローズは学生時代の友人ポーラ(ジュディス・ジョーンズ)の出産祝いに出席する。だが、ノラひとりに任せた大きな仕事が、取り返しのつかない惨事を招くことになるとはローズは考えもしなかった。



スタッフ :
監督 : クリスティン・ジェフズ
プロデューサー : ピーター・サラフ、マーク・タートルトーブ、ジェブ・ブロディ、グレン・ウィリアムソン
脚本 : ミーガン・ホリー
衣装 : アリックス・フリードバーグ
美術 : ジョセフ・T・ギャリティー
編集 : ヘザー・パーソンズ
キャスティング : アイヴィ・カウフマン
ライン・プロデューサー : ボブ・ドーマン
撮影監督 : ジョン・トゥーン

キャスト :
ローズ・ローコウスキ : エイミー・アダムス
ノラ・ローコウスキ : エミリー・ブラント
ジョー・ローコウスキ : アラン・アーキン
オスカー・ローコウスキ : ジェイソン・スペヴァック
マック : スティーヴ・ザーン
リン : メアリー・リン・ライスカブ
ウィンストン : クリフトン・コリンズ・ジュニア
ランディ : エリック・クリスチャン・オルセン
カール : ケヴィン・チャップマン
ポーラ・ダッツマン・ミード : ジュディス・ジョーンズ
ミセス・デイヴィス : ルイス・ギアリー
マウジー : マディ・コーマン
モリーのメイド : クリスティン・ビゲイ
カウンセラー : マイケル・L・ミラー
ペピー : レベッカ・ウィギンズ
[ 2021/10/03 15:00 ] ヒューマン | TB(-) | CM(-)

イエロー・ハンカチーフ

(ドラマ/ヒューマン)

『 イエロー・ハンカチーフ 』
原題 : The Yellow Handkerchief
製作 : 2008年
製作国 : アメリカ

イエロー・ハンカチーフ

ふとした出会いから一台の車に同乗することになった若い男女と元服役囚の中年男との旅の行方をつづるヒューマンドラマ。山田洋次監督の名作「幸福の黄色いハンカチ」のリメイク。
アメリカ南部。鬱屈した気持ちを抱えていた若い娘マーティーン(クリステン・スチュワート)は、変わり者の青年ゴーディ(エディ・レッドメイン)にドライブに誘われ、自暴自棄ぎみにそれに応じる。二人はミシシッピー川のほとりに佇む中年男ブレッド(ウィリアム・ハート)と知り合い、ひょんなことから彼を車に乗せ、共に旅をすることになった。しかし、ブレッドは6年の刑期を終えて出所したばかりで、彼の妻メイ(マリア・ベロ)が暮らすニューオリンズに行って確かめなければならないことがあった。



スタッフ :
監督 : ウダヤン・プラサッド
脚本 : エリン・ディグナム
原作 : ピート・ハミル
製作総指揮 : リリアン・ブリムバウム
製作 : アーサー・コーン
撮影 : クリス・メンゲス
美術 : モンロー・ケリー
音楽 : ジャック・リヴセイ、イーフ・バーズリー
編集 : クリストファー・テレフセン

キャスト :
ブレッド : ウィリアム・ハート
メイ : マリア・ベロ
ゴーディ : エディ・レッドメイン
マーティーン : クリステン・スチュワート
モーテルの女主人 : 桃井かおり
[ 2021/09/27 15:00 ] ヒューマン | TB(-) | CM(-)

最高の人生の見つけ方

(ドラマ/ヒューマン)

『 最高の人生の見つけ方 』
原題 : The Bucket List
製作 : 2007年
製作国 : アメリカ

最高の人生の見つけ方

余命6ヶ月を宣告された二人の男、共に余命わずかの富豪と自動車整備工が出会い、やり残したことを叶えようとする旅の様子を笑いと涙でつづる。
46年の間、家族のためにひたすら働いてきた自動車整備工カーター・チェンバース(モーガン・フリーマン)。彼は学生時代、哲学の教授から勧められ“棺おけリスト”を作ったことがあった。それは、自分たちが棺おけに入る前に、やりたいこと、見たいものすべてを書き出したリストのことだった。とはいえ、カーターの前には現実という壁が立ちはだかった。結婚、子供、さまざまな責任。そのうち“棺おけリスト”は、そのチャンスを失ったという苦い思い出と、仕事の合間に時折思い出す程度の空想に変わっていた。一方、会社を大きくすることに人生のすべてをつぎ込んできた大金持ちの実業家エドワード・コール(ジャック・ニコルソン)。多忙な人生を過ごしてきた彼は、企業買収や美味しいコーヒーを飲むこと以上に、より深く自分が求めているものについて考えることさえできなかった。対照的な人生を歩んできた、出会うはずのない二人。しかし彼らは、ガンで余命6ヶ月と宣告され、病院のベッドで隣り合わせたことから、人生の最後を共に過ごす仲間となる。ベッドの上でカーターが取り出した“棺おけリスト”。そこにカーターは「荘厳な景色を見る」、「赤の他人に親切にする」、「涙が出るほど笑う」と記した。それを見たエドワードは「スカイダイビングをする」、「マスタングを乗り回す」、「ライオン狩りをする」、「世界一の美女にキスをする」と付け加える。こうして、病院を飛び出した二人の生涯最後の冒険旅行が始まる。タージマハルから野生の楽園セレンゲティ、最高級のレストランからいかがわしいタトゥーショップ、レースカーのコックピットからスカイダイビング用の小型機まで。ひとつまたひとつとリストを埋めていく中で、二人は生きる上で直面する様々な疑問に取り組むことになる。やがて、二人は気づかないうちに生涯の友になっていくのだった。



スタッフ :
監督 : ロブ・ライナー
脚本 : ジャスティン・ザッカム
製作総指揮 : トラビス・ノックス、ジェフリー・ストット、ジャスティン・ザッカム
製作 : クレイグ・ザダン、ニール・メロン、アラン・グライスマン、ロブ・ライナー
撮影 : ジョン・シュワルツマン
美術 : ビル・ブルゼスキー
音楽 : マーク・シャイマン
編集 : ロバート・レイトン

キャスト :
エドワード・コール : ジャック・ニコルソン
カーター・チェンバーズ : モーガン・フリーマン
トマス : ショーン・ヘイズ
バージニア・チェンバーズ : ビヴァリー・トッド
ホリンズ医師 : ロブ・モロー
[ 2021/07/26 15:00 ] ヒューマン | TB(-) | CM(-)

告発のとき

(ドラマ/ヒューマン)

『 告発のとき 』
原題 : In the Valley of Elah
製作 : 2007年
製作国 : アメリカ

告発のとき

イラク帰還兵たちの衝撃的な実話をもとに、父親の苦悩を描く作品。
2004年11月1日。ハンク・ディアフィールド(トミー・リー・ジョーンズ)は、息子で軍人のマイク(ジョナサン・タッカー)が軍から姿を消したという知らせを受ける。ハンクは元軍人警官で、マイクの兄も軍人。そんな軍人一家で育った息子が無許可離脱などするわけがないと、ハンクは不審に思う。そして妻ジョアン(スーザン・サランドン)を残し、マイクが帰還したはずのフォート・ラッドへ向かう。帰国したマイクと同じ隊の仲間、ペニング(ヴェス・チャサム)、ロング(メカッド・ブルックス)、オーティス(ヴィクトール・ウルフ)、ポナー(ジェイク・マクラフリン)は、皆マイクの行方を知らなかった。地元警察の女刑事エミリー・サンダース(シャーリーズ・セロン)がハンクに協力しマイクの捜索をしていた矢先に、マイクの焼死体が発見される。2人は真相を探ろうとするが殺害現場が軍の管轄内だったため、事件は警察の捜査から手を離れてしまう。しかしエミリーの助けで、ハンクは死体が遺棄された場所に向かう。そこで彼は、殺害現場は軍の管轄である基地の敷地外だと見抜く。ハンクが真実を解き明かすにつれ、息子の心の闇が明らかになっていく。そしてそれは、ハンクがこれまで信じてきた世界を覆すことになったのだった。



スタッフ :
監督 : ポール・ハギス
脚本 : ポール・ハギス
製作総指揮 : スタン・ヴロドコウスキー、デヴィッド・ギャレット、エリック・フェイグ、ジェームズ・A・ホルト、エミリオ・ディエス・バロッソ
プロデューサー : ポール・ハギス、パトリック・ワックスバーガー、スティーヴン・サミュエルズ、ダーレーン・カマーノ・ロケット、ローレンンス・ベクシー
撮影監督 : ロジャー・ディーキンス
プロダクション・デザイン : ローレンス・ベネット
音楽 : マーク・アイシャム
編集 : ジョー・フランシス
衣装デザイン : リサ・ジェンセン
音楽編集 : マーク・アイシャム

キャスト :
ハンク・ディアフィールド : トミー・リー・ジョーンズ
エミリー・サンダース刑事 : シャーリーズ・セロン
ジョアン・ディアフィールド : スーザン・サランドン
マイク・ディアフィールド : ジョナサン・タッカー
ダン・カーネリー軍曹 : ジェームズ・フランコ
ブシュワルド警察署長 : ジョシュ・ブローリン
エヴィ : フランシス・フィッシャー
カークランダー軍警察警部補 : ジェイソン・パトリック
ゴードン・ボナー特技兵 : ジェイク・マクラフリン
エニス・ロング特技兵 : メカッド・ブルックス
ロバート・オーティス二等兵 : ヴィクター・ウルフ
アーノルド・ビックマン : バリー・コービン
ニュージェント刑事 : ウェイン・デュヴァル
[ 2021/07/24 15:00 ] ヒューマン | TB(-) | CM(-)

幸せのレシピ

(ドラマ/ヒューマン)

『 幸せのレシピ 』
原題 : No Reservations
製作 : 2007年
製作国 : アメリカ

幸せのレシピ

2001年のドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のリメイク作品。
マンハッタンのレストラン“ブリーカー22”で料理長を務めるケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は威圧的な態度になっており、オーナーのポーラ(パトリシア・クラークソン)に言われてセラピーに通っている。ある日、姉が交通事故で亡くなったため、しばらく休暇を取り、孤児となった姪ゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)を引き取る。休み明けにレストランへ向かうと、ポーラは副料理長としてニック(アーロン・エッカート)を雇っていた。自分の城を踏みにじられたと思ったケイトはニックと衝突。一方家では、ケイトはゾーイへの接し方に頭を悩ませていた。ゾーイは心を開こうとしない。夜遅くまで一人にさせておく訳にもいかず仕事場へ連れて行くと、ニックの機転によりゾーイは食事を取り始める。その日からゾーイは徐々に心を開き、彼女の要望によりケイトの部屋へニックを呼んだことから二人の距離も縮まってくる。しかしケイトが休んでいる間に、ポーラはニックに正式に専属シェフにならないか打診。それを知ったケイトはニックに、自分の城を奪うな、なぜ独り立ちしようとしないのかと激しく詰め寄り、再び衝突。夜、ニックからシェフになる話は断ったとの電話が入る。翌日、ニックが家に来ることはもうないと告げられたゾーイはショックを受け、失踪。慌てたケイトはニックに連絡し、二人で探す。ゾーイは母の墓にいた。落着きを取り戻したケイトに、ニックはサンフランシスコで総料理長となると話す。再び厨房はケイトの天下となったが、ニックを必要としていることに気付き、自分の殻を破って彼の部屋へ引き留めに行く。しばらくして、ケイト・ニック・ゾーイのレストランが開店し、仲睦まじく働く3人の姿があった。



スタッフ :
監督 : スコット・ヒックス
脚本 : キャロル・フュクス
原作 : サンドラ・ネットルベック
製作総指揮 : スーゾン・カートソニス、ブルース・バーマン
製作 : ケリー・ヘイゼン、セルジオ・アグエロ
共同製作 : マリ・ジョー・ウィンクラー=イヨフレダ
撮影 : スチュアート・ドライバーグ
美術 : バーバラ・リング
音楽 : フィリップ・グラス
編集 : ピップ・カーメル

キャスト :
ケイト : キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ニック : アーロン・エッカート
ゾイ : アビゲイル・ブレスリン
ポラ : パトリシア・クラークソン
セラピスト : ボブ・バラバン
リア : ジェニー・ウェイド
ジョン : エリック・シルヴァー
クリスティーン : アリヤ・バレイキス
ピタソン氏 : ジョン・マクマーティン
ピタソン夫人 : シリア・ウェストン
ケン : マシュー・ローチ
[ 2021/07/22 15:00 ] ヒューマン | TB(-) | CM(-)

奇跡のシンフォニー

(ドラマ/ヒューマン)

『 奇跡のシンフォニー 』
原題 : August Rush
製作 : 2007年
製作国 : アメリカ

奇跡のシンフォニー

両親の行方を追う少年の姿を、クラシック、ロックなどの美しいメロディに乗せて綴る、感動ドラマ。
絶対音感を持つ11歳のエヴァン・テイラー(フレディ・ハイモア)はニューヨーク州ウォルデンの施設育ち。職員のリチャード(テレンス・ハワード)は養子になることを勧めるが、彼は音楽でつながっていると信じる両親を待ち続けた。11年前、チェリストのライラ(ケリー・ラッセル)とロック・ミュージシャンのルイス(ジョナサン・リース・マイヤーズ)はニューヨークで出会う。しかしライラの父トマス(ウィリアム・サドラー)は2人の仲を引き裂く。ライラは妊娠していたが、臨月で交通事故に遭う。お腹の子は助からなかったと聞くと、演奏をやめ故郷シカゴに戻る。彼女を失い音楽への情熱をなくしたルイスはバンドを抜け、故郷サンフランシスコで金融ビジネスを始める。ある晩、電線を伝う音に導かれ施設を抜け出したエヴァンは、トラックに拾われマンハッタンへやってくる。街角でギターを奏でる少年アーサーに誘われ、ストリート・パフォーマーの子供たちが暮らす廃墟の劇場へ行く。エヴァンは元締めのウィザード(ロビン・ウィリアムズ)にギターの才能を認められ、オーガスト・ラッシュという芸名で街角に立つようになる。しかし劇場に児童福祉局の手入れが入る。逃げ出したエヴァンはゴスペルの歌声に誘われ教会へ行き、聖歌隊の少女ホープに楽譜の読み方を教わる。彼の才能に気づいた牧師がジュリアード音楽院に推薦し、入学を許可される。そのころ、死の床の父から子供が生きていることを聞いたライラはニューヨークを訪れ、リチャードの助けでそれがエヴァンであることを知る。そして自分の音楽を彼の耳に届けるため演奏依頼を引き受ける。ルイスもまたライラへの思いを曲にし音楽界に復帰するため、かつてのバンド仲間とニューヨークへやってくる。エヴァンは『オーガストのラプソディー』を作曲する。その曲はライラが出演する野外コンサートで演奏されることになるが、ウィザードが彼をストリートに連れ戻してしまう。しかしエヴァンの曲が演奏されると、思いがけない奇跡が起こる。



スタッフ :
監督 : カーステン・シェリダン
脚本 : ニック・キャッスル、ジェームズ・V・ハート
原案 : ポール・カストロ、ニック・キャッスル
製作総指揮 : ロバート・グリーンハット、ラルフ・ケンプ、ルイーズ・グッドシル、ライオネル・ウィグラム、ミキー・リー
製作 : リーチャード・バートン・ルイス
撮影監督 : ジョン・マシーソン
美術監督 : マイケル・ショウ
音楽 : マーク・マンシーナ
編集 : ウィリアム・スタインカンプ
テーマ音楽 : ハンス・ジマー、マーク・マンシーナ
音楽スーパーバイザー : ジェフリー・ポラック、ジュリア・マイケル、アナスターシャ・ブラウン

キャスト :
エヴァン・テイラー “オーガスト・ラッシュ” : フレディ・ハイモア
ライラ・ノバチェック : ケリー・ラッセル
ルイス・コネリー : ジョナサン・リース=マイヤーズ
リチャード・ジェフリーズ : テレンス・ハワード
マックスウェル・“ウィザード”・ウォラス : ロビン・ウィリアムズ
トマス・ノヴァチェク : ウィリアム・サドラー
学長 : マリアン・セルデス
ジェームズ師 : ミケルティ・ウィリアムソン
アーサー : レオン・トーマス3世
ニック : アーロン・ステイトン
マーシャル : アレックス・オローリン
[ 2021/07/20 15:00 ] ヒューマン | TB(-) | CM(-)

ロッキー・ザ・ファイナル

(ドラマ/ヒューマン)

『 ロッキー・ザ・ファイナル 』
原題 : Rocky Balboa
製作 : 2006年
製作国 : アメリカ

ロッキー・ザ・ファイナル

元ボクシング界のスター、ロッキー・バルボア(シルヴェスター・スタローン)は、妻エイドリアンに先立たれ、地元フィラデルフィアでイタリアン・レストランを経営しながら静かな日々を送っていた。息子のロバート(マイロ・ヴィンティミリア)は有名人である父に引け目を感じて家を飛び出しており、ロッキーは孤独を感じていた。そんなある時、ロッキーは昔、少し世話をしたことのあるシングルマザーのマリー(ジェラルディン・ヒューズ)に出会う。彼女とその息子ステップス(ジェームズ・フランシス・ケリー三世)との交流をきっかけに、心に火が灯り始めたロッキーは、再びボクシングを始めることを決意。熱い思いをエイドリアンの兄で親友のポーリー(バート・ヤング)に告白し、プロ・ボクサーのライセンスを再申請する。復帰を果たしたロッキーは、世界ヘヴィー級チャンピオンのディクソン(アントニオ・ターヴァー)とリングで戦うことに。そしてマリーや、勤務先の食肉工場をクビになったポーリー、人生に迷って舞い戻ってきたロバートらの協力を得て、猛トレーニングを積んでいく。いよいよ試合の日、大観衆が詰め掛けたラスベガスのリングに上がったロッキーは、ディクソンと互角の勝負を繰り広げる。結果は判定負けになったが、客席からはロッキーへの声援が止むことがなかった。



スタッフ :
監督 : シルヴェスター・スタローン
脚本 : シルヴェスター・スタローン
製作総指揮 : アーウィン・ウィンクラー、ロバート・チャートフ
製作 : チャールズ・ウィンクラー、ウィリアム・チャートフ
撮影 : クラーク・マシス
美術 : フランコ=ジャコモ・カルボーネ
音楽 : ビル・コンティ
編集 : ショーン・アルバートソン
衣裳 : グレッチェン・パッチ

キャスト :
ロッキー・バルボア : シルヴェスター・スタローン
ロバート・バルボア・ジュニア : マイロ・ヴィンティミリア
ポーリー : バート・ヤング
デューク : トニー・バートン
メイソン・ディクソン : アントニオ・ターバー
マリー : ジェラルディン・ヒューズ
スパイダー・リコ : ペドロ・ラヴェル
[ 2021/06/08 15:00 ] ヒューマン | TB(-) | CM(-)

ミス・ポター

(ドラマ/ヒューマン)

『 ミス・ポター 』
原題 : Miss Potter
製作 : 2006年
製作国 : イギリス、アメリカ

ミス・ポター

世界中で人気のキャラクター、ピーターラビット。その作者、ビアトリクス・ポターの恋と波乱の半生をつづる実話ドラマ。
1902年、ロンドン。まだ封建的な空気が漂う時代の中、上流階級の32歳の独身女性、ビアトリクス・ポター(レニー・ゼルウィガー)は、作家として生きることを夢見ていた。幼い頃に湖水地方で出遭った動物たちの絵に物語を添えて、絵本として世に出したいと願っているのだ。そして、ついに出版を引き受ける会社が現れる。作品に惚れこんだ編集者のノーマン・ウォーン(ユアン・マクレガー)の熱意もあり、「ピーターラビットのおはなし」と名づけられたウサギと仲間たちの物語は、驚異的なベストセラーとなった。ポターは、独身を謳歌するノーマンの姉ミリー(エミリー・ワトソン)と親友になり、最大の理解者であるノーマンとは恋心を育んでいった。しかし二人の仲を、家柄の違いにこだわるポターの母ヘレン(バーバラ・フリン)が大反対。口をきかなくなったポターに心を痛めた父ルパート(ビル・パターソン)は、夏が過ぎて秋が来ても気持ちに変わりがなければ、二人の結婚を認めると約束した。しかしノーマンは、秋が来る前に急死。悲しみに打ちひしがれるポターは、子供時代を過ごした湖水地方に一人で移り住む。そこで幼なじみの弁護士ウィリアム・ヒーリス(ロイド・オーウェン)と再会。彼と生涯二度目の恋におちたポターは、やがて結婚。さらに世界的なベストセラー作家になっていた彼女は、自ら農地を買い取って、湖水地方の自然とそこに暮らす人々の生活を守る活動を始めるのだった。



主題歌 : "When You Taught Me How to Dance" by ケイティ・メルア


スタッフ :
監督 : クリス・ヌーナン
脚本 : リチャード・モルトビー・Jr
撮影 : アンドリュー・ダン
美術 : マーティン・チャイルズ
衣装 : アンソニー・パウエル
編集 : ロビン・セールス
プロデューサー : マイク・メダヴォイ、デヴィッド・カーシュナー、
 コーリー・シニーガ、アーノルド・メッサー、デヴィッド・スウェイツ
製作総指揮 : レニー・ゼルウィガー、ナイジェル・ウール、
 ルイ・フィリップ、スティーヴ・クリスチャン
ヘアメイク : リサ・ウェストコット
時代考証 : ジェニー・ユグロウ
音楽 : ピーター・リンゼイ
特殊効果 : ヴィクトリア・ウィリアム
視覚効果 : クレア・ノーマン、サイモン・スタントレイ=クランプ
主題歌 : ケイティ・メルア

キャスト :
ビアトリクス・ポタ : レニー・ゼルウィガー
ノマン・ウォン : ユアン・マクレガー
ミリ・ウォン : エミリー・ワトソン
ヘレン・ポタ : バーバラ・フリン
ルパト・ポタ : ビル・パターソン
ミス・ウィギン : マテロック・ギブス
ハロルド・ウォン : アントン・レッサー
ウィリアム・ヒリス : ロイド・オーウェン
フィオナ : パトリシア・ケリガン
ヒルダ : ジュディス・バーカー
ソンダス : クリストファー・ミドルトン
ミセス・ウォン : フィリダ・ロウ
4歳のビアトリクス : オリヴァー・ジェンキンス
10歳のビアトリクス : ルーシー・ボイントン
18歳のビアトリクス : ペルディータ・ウィークス
[ 2021/06/04 15:00 ] ヒューマン | TB(-) | CM(-)
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