蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

許されざる者

(ドラマ/西部劇)

『 許されざる者 』
原題 : Unforgiven
製作 : 1992年
製作国 : アメリカ
アカデミー作品賞受賞

銃を捨て密かに暮らしていた老ガンマンが、賞金稼ぎのために再び銃を取る姿を描く西部劇。
1880年、ワイオミング。列車強盗や殺人で悪名を轟かせていたウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)は、今では銃を捨て2人の子供と農場を営みながら密かに暮らしていた。しかし家畜や作物は順調に育たす、3年前に妻にも先立たれ苦しい生活だった。そんなマニーのもとにスコフィールド・キッド(ジェームス・ウールヴェット)という若いガンマンが訪ねてくる。彼は娼婦フィッツジェラルド(アンナ・トムソン)に重傷を負わせた2人のカウボーイを倒して、一千ドルの賞金を得ようとして考えていた。一緒に組もうと誘われたマニーは11年ぶりに銃を手にする。マニーのかつての相棒ネッド・ローガン(モーガン・フリーマン)が同行することになり、3人は町へ向かった。その頃、保安官のリトル・ビル・ダゲット(ジーン・ハックマン)は強引なやり方で町を牛耳っていた。伝説的殺し屋のイングリッシュ・ボブ(リチャード・ハリス)と同行していた小説家ボーチャンプ(サウル・ルビネック)を暴力的に町から追放するダゲッド。マニーら一行が町に到着すると、ひとり酒場にいたマニーをダゲットは激しく殴りつけ、重症を負わせる。そんなマニーを献身的に看護したのは傷つけられた娼婦のフィッツジェラルドだった。立ち直ったマニーはローガンとキッドに追いつき、追っていたカウボーイを発見して1人を射殺するが、ローガンはもう人をてないと悟り、マニーらに別れを告げた。カウボーイたちの家を見つけ、残るひとりを仕留めたキッドは、マニーに初めて人を撃ったと告白する。その頃、町では殺人罪で捕まったローガンがダゲットの激しい拷問にあい、命を落としていた。賞金を受け取る際にその話を聞いたマニーは、キッドから拳銃を受け取り、子どもたちとローガンの妻とキッドの4人で賞金を分けるように言うと町へと向かった。酒場の前にローガンの死体が放置されているのを見たマニーは店主を射殺して銃撃戦になり、遂にダゲットと対決して彼を倒した。そして子どもたちの待つ家へマニーは帰っていくのだった。



スタッフ :
監督 : クリント・イーストウッド
脚本 : デイヴィッド・ウェッブ・ピープルズ
製作総指揮 : デイヴィッド・ヴァルデス
製作 : クリント・イーストウッド
撮影 : ジャック・N・グリーン
美術 : ヘンリー・バムステッド
音楽 : レニー・ニーハウス
編集 : ジョエル・コックス

キャスト :
ウィリアム・"ビル"・マニー : クリント・イーストウッド
リトル・ビル・ダゲット : ジーン・ハックマン (アカデミー助演男優賞受賞)
ネッド・ローガン : モーガン・フリーマン
イングリッシュ・ボブ : リチャード・ハリス
スコフィールド・キッド : ジェームズ・ウールヴェット
W・W・ブーシャンプ : ソウル・ルビネック
ストロベリー・アリス : フランシス・フィッシャー
デライラ・フィッツジェラルド : アンナ・トムソン
クイック・マイク : デヴィッド・マッチ
デービー・バンティング(デービー・ボーイ) : ロブ・キャンベル
スキニー・デュボイス : アンソニー・ジェームズ
リトル・スー : タラ・フレデリック
シルキー : ビヴァリー・エリオット
[ 2019/12/06 15:00 ] 西部劇 | TB(-) | CM(-)

ダンス・ウィズ・ウルブズ

(ドラマ/西部劇)

『 ダンス・ウィズ・ウルブズ 』
原題 : Dances with Wolves
製作 : 1990年
製作国 : アメリカ
アカデミー作品賞受賞

南北戦争時代のフロンティアを舞台に、スー族の女性と愛し合いインディアンと共に生きた元北軍中尉の、数奇な運命と大自然との交感を壮大なスケールで描く西部劇。
1863年秋、南北戦争の激戦地テネシー州セント・デービッド。足に重傷を負い、片足を切断されると思い込んだ北軍中尉ジョン・ダンバー(ケヴィン・コスナー)は、北軍と南軍両陣営の眺み合いが続く中、決死の覚悟で単身馬を駆って敵陣に飛び込んだ。南軍が虚を突かれた隙に、北軍は一勢に彼の後に続いて攻め込み、勝利を収めた。戦闘が終わって一躍英雄となったダンバーは、殊勲者として勤務地を選ぶ権利を与えられ、フロンティアと呼ばれていた当時の最西部、サウスダコタのセッジウィック砦に赴任した。見渡す限りの荒野のただ中の砦とは名ばかりの廃屋で、ダンバーは愛馬シスコ、そしてトゥー・ソックスと名付けた野性の狼とともに、1人きりの、しかし不思議に満ち足りた生活を送り始めた。1カ月がたち、ダンバーはシスコを盗みに来たインディアンを慌てて追いはらう。この、ダンバーが辺境に来て以来初めて出会った人間こそ、インディアンのスー族の聖人蹴る鳥(グラハム・グリーン)で、長老とともに150人の部族を仕切っていた。集落に帰った蹴る鳥は、風変わりな白人の話をし、将来のために彼と接触すべきだと長老たちに力説した。一方ダンバーも、インディアンとコンタクトを取りたいと望み、自ら乗り込もうと決意していた。翌日、軍服を来て星条旗を掲げて出掛けたダンバーは、途中で1人の目の青いインディアン女性が倒れているのを助け、集落まで送り届けた。この事件がきっかけとなり、数日後蹴る鳥と勇者風になびく髪(ロドニー・A・グラント)が砦に返礼にやってきた。ダンバーは精一杯にもてなし、やがて、彼らは頻繁に行き来するようになる。意志の疎通のもどかしさを解消するために立てられた通訳は、以前ダンバーが助けた女拳を握って立つ女(メアリー・マクドネル)で、彼女は幼い頃に拾われてスー族に育てられた白人女性だった。ある夜、バッファローの大軍が砦の傍らを走り抜けてゆくのを目撃したダンバーは、シスコを駆って蹴る鳥たちにいちはやく知らせた。翌日、ダンバーも参加してバッファロー狩りが行われる。それは、毛皮目当ての白人の狩猟とは違い、神聖で心躍る儀式であり、ダンバーは、これまで味わったことのなかった調和と安らぎを覚える。いつしか拳を握って立つ女を愛し始めていた彼は、祝福されて彼女と結婚、集落に自分のテントを持つようになる。狼と踊る男というインディアン名前をもらい、ダンバーは完全にスー族の一員になったかに思えた。冬が近づき、スー族とともに冬ごもりの土地へ移動する決意をしたダンバーは、合衆国の軍隊に足どりを知られないために、かつて克明に綴っていた日記を取りに久しぶりに砦に戻った。しかしそこにはすでに騎兵隊の部隊が大挙しており、ダンバーはインディアンとして捕われてしまう。反逆罪に問われ、処刑を目前にした時、スー族の勇者たちがダンバーを護送する馬軍を急襲、彼は救われた。しかし、インディアンを彼らの土地から駆逐する合衆国の軍勢はすぐそこまで迫っていた。狼と踊る男は、拳を握って立つ女とともに一族を離れ、雪山にわけ入っていった。



スタッフ :
監督 : ケヴィン・コスナー
脚本 : マイケル・ブレーク
原作 : マイケル・ブレーク
製作総指揮 : ジェイク・エバーツ
製作 : ジム・ウィルソン 、 ケヴィン・コスナー
撮影 : ディーン・セムラー
美術 : ジェフリー・ビークロフト
音楽 : ジョン・バリー
編集 : ニール・トラヴィス

キャスト :
ジョン・ダンバー中尉/狼と踊る男 : ケビン・コスナー
拳を握って立つ女 : メアリー・マクドネル
蹴る鳥 : グラハム・グリーン
風になびく髪 : ロドニー・A・グラント
ファンブロー : モーリー・チェイキン
ティモンズ : ロバート・パストレリ
バウアー軍曹 : ラリー・ジョシュア
ペッパー軍曹 : トム・エヴェレット
[ 2019/10/05 15:00 ] 西部劇 | TB(-) | CM(-)

勇気ある追跡

(ドラマ/西部劇)

『 勇気ある追跡 』
原題 : True Grit
製作年 : 1969年
製作国 : アメリカ

チャールズ・ポーティスの同名小説を映画化。
1880年代のアーカンソン州。マティ(キム・ダービー)は両家の子女にも似ず、気の強い、少女だった。そんな彼女の父親が、雇人のトムに殺された。マティはためらわず復讐を決意。といっても、1人では、とても無理。そこで雇ったのが大酒飲みで片目のコグバーン(ジョン・ウェイン)と、若くてハンサムなテキサス・レンジャーのラ・ボーフ(グレン・キャンベル)だ。3人は出発した。だが、個性の強い3人ゆえ、平和な道中ではない。特に男2人は反揆し合い、ののしり合う。だが、互いに相手が気骨ある男だということは、分かった。インディアン地区で、マティがトムに捕まえられた。助け出したのはラ・ボーフ。そこへ現れたコグバーン。馬に乗り、手綱をくわえ、拳銃を乱射しながら一味の中へ。だがラ・ボーフがトムに撃たれ、瀕死の重傷。その情景を見たマティが、トムに1発、2発と狙う。しかしながら慣れない銃の扱い。反動で、ガラガラ蛇のいる穴に落ちてしまった。コグバーンはトムを殺し、マティを助け出す。瀕死のラ・ボーフの手を借りて。だが、その直後、ラ・ボーフは息絶えた。コグバーンは、毒蛇にかまれたマティをかつぎ、医師のもとへ大疾走。何頭もの馬を乗りつぶし荒野をひた走る。やがてマティは回復し、命の恩人のコグバーンをみる。だが彼は相変わらずの大酒飲みでヤクザな男だ。それでもいいではないか。だって彼は、死んでしまったラ・ボーフとともに、マティのために、真実の勇気をみせてくれたのだから。



スタッフ :
監督 : ヘンリー・ハサウェイ
製作 : ハル・B・ウォリス
原作 : チャールズ・ポーティス
脚色 : マーゲリット・ロバーツ
撮影 : ルシアン・バラード
音楽 : エルマー・バーンスタイン
美術 : ウォルター・タイラー

キャスト :
ルースター・コグバーン: ジョン・ウェイン
ラビーフ: グレン・キャンベル
マティ・ロス: キム・ダービー
トム・チェイニー: ジェフ・コーリー
ネッド・ペッパー: ロバート・デュヴァル
ムーン: デニス・ホッパー
ロス: ジョン・ピカード
エメット・クインシー: ジェレミー・スレート
ブーツ: ロン・ソブル
グーディ : アルフレッド・ライダー
ストーンヒル: ストローザー・マーティン
パーカー判事: ジェームズ・ウェスターフィールド
ダゲッド弁護士: ジョン・フィードラー
フロイド夫人: エディス・アトウォーター
[ 2019/01/06 15:00 ] 西部劇 | TB(-) | CM(-)

明日に向って撃て!

(西部劇)

『 明日に向って撃て! 』
原題 : Butch Cassidy and The Sundance Kid
製作 : 1969年
製作国 : アメリカ

実在した2人組の強盗を描いた新感覚のモダン・ウェスタン。
1890年代の西部。家畜泥棒と銀行強盗が稼業の2人組のガンマン、ブッチ・キャシディ(ポール・ニューマン)とサンダンス・キッド(ロバート・レッドフォード)は、同じ盗人仲間のハーベイ・ローガン(テッド・キャシディ)らの誘いにのって、列車強盗を試み、大金をせしめた。この後ブッチは、銀、錫などの鉱山資源の豊富なボリビアへ行って荒稼ぎしようと、サンダンスを誘う。そして、スペイン語のできるサンダンスのガール・フレンド、女教師のエッタ(キャサリン・ロス)も交えて、彼らはボリビアへ向かう。が、ボリビアはブッチの想像とは異なり大変な貧乏国で、2人はたちまち銀行強盗に戻る。やがて2人はヤンキー泥棒として有名になり、警察も彼らに手ごころを加えた。2人にとってはこれが不満で、とうとう彼らは足を洗い、錫山のガードマンとなった。エッタは2人がカタギになったことを喜ぶが、所詮、泥棒稼業が身についた2人、正業を長続きさせることはできないだろうと考えていた。この不安は的中し、数年後、彼らは鉱山の給料を奪い、再び警官に追われる身となった。捜索には、ボリビア軍隊までも動員され、2人はあえない最期をとげた。



主題歌 : 「雨に濡れても」 by B・J・トーマス  (アカデミー歌曲賞)


スタッフ :
監督 : ジョージ・ロイ・ヒル
脚本 : ウィリアム・ゴールドマン
製作総指揮 : ポール・モナシュ
製作 : ジョン・フォアマン
撮影 : コンラッド・ホール
音楽 : バート・バカラック
編集 : ジョン・C・ハワード
衣装 : エディス・ヘッド

キャスト :
ブッチ・キャシディ : ポール・ニューマン
サンダンス・キッド : ロバート・レッドフォード
エッタ・プレイス : キャサリン・ロス
パーシー・ギャリス : ストローザー・マーティン
ブレッドソー保安官 : ジェフ・コーリー
ウッドコック : ジョージ・ファース
アグネス : クロリス・リーチマン
ハーヴェイ・ローガン : テッド・キャシディ
ニュース・カーヴァー : ティモシー・スコット
鼻ぺちゃカーリー : チャールズ・ディアコップ
マーシャル : ケネス・マース
メイコン : ドネリー・ローズ
[ 2019/01/04 15:00 ] 西部劇 | TB(-) | CM(-)

続・荒野の七人

(ドラマ/西部劇)

『 続・荒野の七人 』
原題 : Return of the Seven
製作 : 1966年
製作国 : アメリカ

黒澤明監督の日本映画『七人の侍』(1954年)をリメイクして大ヒットした『荒野の七人』の続編である。
19世紀も終わりに近いころのメキシコ。貧しい農民たちが砂漠に囲まれた不毛の土地にしがみついて細々と暮しをたてていた。ある日、そのあたり一帯を勢力下に治め悪業の限りをつくしている男ロルカ(エミリオ・フェルナンデス)一味が村を襲い、男たちをひっ捕らえて消えた。ロルカは戦いで破壊された自分の領地を再生しようと、農夫を集め奴隷のように労働させていたのだ。捕えられた男の中には、かつて6人の仲間と村人のために馬賊と闘った経験のあるガンマン、チコ(ジュリアン・マテオス)がいた。彼は村娘ペトラと結ばれて以来、平和な農村生活を送っていたのだった。その頃、チコの昔の仲間クリス(ユル・ブリンナー)とビン(ロバート・フラー)は近くの町で闘牛見物に興じていた。そこへチコの危急の報が1人の少年によってもたらされた。ふたりは早速村へ急行すべく仲間集めを開始した。昔の仲間は4人とも馬賊との戦いで死んでしまったから、新たに屈強のガンマンを探さねばならなかった。しかし、それは雑作なかった。たちまちそれぞれ腕に一癖ある男たち、フランク、ルイ、コルビー(ウォーレン・オーツ)、マヌエルの4人が仲間となった。クリスたちがロルカの本拠“悪魔の背骨”に騎首を進めている頃、チコは300人の農民とロルカの牢から脱出に成功していた。チコと合流して昔どおりの7人にかえった一同は、村人を指揮して教会を急ごしらえの砦に改変し、敵の襲撃を待った。戦いは翌朝を皮切りに、2回3回と続いた。7人の果敢な攻撃は重装備で騎馬に乗ったロルカ一味をかきまわし、決戦を次の日の朝に持ちこした。敵の背後に回ったマヌエルの投じたダイナマイトで一味は大半壊滅した。猛り狂ったロルカもクリスの正確な一発で倒された。再び平和を取り戻した村に響く鐘楼の鐘の音は、壮烈な死をとげたフランクやルイを追悼し、去って行くクリスとビンを惜しんでいるようであった。



スタッフ :
監督 : バート・ケネディ
脚本 : ラリー・コーエン
製作 : テッド・リッチモンド
音楽 : エルマー・バーンスタイン
撮影 : ポール・C・ヴォーゲル
美術 : ジョゼ・アルゲロ
編集 : バート・ベイツ

キャスト :
クリス : ユル・ブリンナー
ヴィン : ロバート・フラー
チコ : ジュリアン・マテオス
コルビー : ウォーレン・オーツ
フランク : クロード・エイキンス
ルイス : ヴィルジリオ・テクセイラ
マニュエル : ジョーダン・クリストファー
ロルカ : エミリオ・フェルナンデス
ロペス : ルディ・アコスタ
ペトラ : エリザ・モンテス
神父 : フェルナンド・レイ
[ 2018/12/07 15:00 ] 西部劇 | TB(-) | CM(-)

西部開拓史

(ドラマ/西部劇)

『 西部開拓史 』
原題 : How the West was Won
製作 : 1962年
製作国 : アメリカ

1830年から80年代に至る50年間に、ある開拓一家が3代にわたって経験した西部開拓の物語。
第1話 : 河
 1830年代の終わり頃、アメリカ東部の人々は、オハイオ川流域の肥沃な土地の開拓に乗り出そうとしていた。ニューイングランドの農民ゼブロン・プレスコット(カール・マルデン)も妻レベッカ(アグネス・ムーアヘッド)、長女イーブ(キャロル・ベイカー)、次女リリス(デビー・レイノルズ)、それに2人の息子の一家を連れてイリー運河を通過し、オハイオ川にいかだを組んで未開の荒野に踏みこんだ。一家が川岸にキャンプを張ったある夜、鹿皮服を着た毛皮売りのライナス(ジェームズ・スチュアート)がカヌーで近づき、プレスコット一家と夕食を供にして西部の事情を話した。野性的で親しみやすい彼をイーブは一目で恋した。翌朝ライナスが既に立ち去ったのを知っても彼女の心は変わらなかった。一家が下流に向かう間、ライナスは上流に行き、川岸の天幕の店を見つけたが、ホーキンズ大佐と名のる主人は実は河賊で、ライナスも欺されて荷物をとられ、ナイフで刺された。しかし丸太にまたがって川を下ったライナスは、プレスコット家を襲おうとしていた河賊たちを、開拓民と力を合わせてやっつけた。一家がいかだで急流を下る時、激流は両親を呑んだ。両親の亡くなった土地に農園を建てようというイーブに、ライナスは開拓生活を誓った。しかし、蒸気船の汽笛は、リリスを新しい町セントルイスに誘った。
第2話 : 平原
 10年後、リリスはセントルイスのキャバレーの歌手だった。常連の中に賭博師クリーブ・バン・ベイレン(グレゴリー・ペック)がいた。ある日、リリスはほとんど忘れていたパトロンの金鉱相続人になったことを知らされた。これを盗み聞いたベイレンは金鉱を自分のものにしようと計画した。彼女の乗った幌馬車隊が西へ出発して間もなくベイレンが馬で現れた。彼女を愛する隊長モーガンは素性を見抜いたが護衛として雇った。インディアンの急襲でベイレンが傷ついた時、リリスは我を忘れて彼を抱きしめた。ところが金鉱がすっかり掘り尽くされて何の価値もなくなったのを知ったベイレンは、彼女を捨てて元の賭博生活に入った。しかし川蒸気船のサロンで、キャンプショウの歌手になっていたリリスの声を聞いたベイレンは、勝っていたカードを捨てて彼女に近づいた。改めて愛を誓い合った2人は新しい都市サンフランシスコで運を試してみようと決心した。
第3話 : 南北戦争
 南北戦争が始まった。ライナスとの間に息子2人をもうけたイーブの一家にも戦火は及び、ライナスは最初の志願兵として戦場にあった。長男ゼブ(ジョージ・ペパード)も母親の反対を押し切って志願し、銃火の中で父の死を知った。気を落とした彼は戦争の意味を行き会った南軍の脱走兵と話し合い、自分も逃走しようと考えた。2人の傍にシャーマン将軍(ジョン・ウェイン)とグラント将軍がいるのに気づいた南軍兵は引き金を引こうとしたが、ゼブはとっさに銃剣で南軍兵を刺殺した。悲劇的な戦争は終わった。父の後を追うように母も死んだ。ゼブは農場を弟に譲り、自分は騎兵隊にとどまる決心をした。
第4話 : 鉄道
 1860年代の終り頃、ユニオン・パシフィック鉄道の大陸横断工事をインディアンの襲撃から守る騎兵隊を指揮するのは、中尉となったゼブである。建設所長のマイク(リチャード・ウィドマーク)は新しいタイプの鉄道第一主義者で長年インディアンと生活を共にした野牛狩りの男ジェスロ(ヘンリー・フォンダ)に反対して最短距離をとるために、インディアンの食糧供給路を通るのを主張した。ゼブは間に入って一時的な条約を結んだがマイクは鉄道で狩人を送りこみインディアンの食料を乱獲したので遂にインディアンは怒り、野牛の大群を放った。彼らを欺すのに一役買ったことに気づいたゼブは退役して、さらに西へと向かった。
第5話 : 無法者
 1880年代の終わり頃、未亡人となったリリスは借金のため豪華な邸を売ってアリゾナ州に移住した。保安官になった甥のゼブや妻ジュリーたちとの再会を喜ぶ間もなく、ゼブはギャングのチャーリー・ガント(イーライ・ウォラック)の企てた列車襲撃を討伐しに向かった。激しい撃ち合いが続いたが、正義は勝った。法律と秩序が西部にもたらされ、ついに西部はかちとられたのである。



スタッフ :
監督 :
 第1話 : ヘンリー・ハサウェイ
 第2話 : ヘンリー・ハサウェイ
 第3話 : ジョン・フォード
 第4話 : ジョージ・マーシャル
 第5話 : ヘンリー・ハサウェイ
脚本 : ジェームズ・R・ウェッブ
製作 : バーナード・スミス
撮影 : ウィリアム・H・ダニエルズ、ミルトン・クラスナー、チャールズ・ラング、ジョセフ・ラシェル
美術 : ジョージ・W・デイヴィス、ウィリアム・フェラーリ、エディソン・ハー、ヘンリー・グレース、ドン・グリーンウッド Jr.、ジャック・ミルス
音楽 : アルフレッド・ニューマン
編集 : ハロルド・F・クレス

キャスト :
第1話
ゼブロン・プレスコット : カール・マルデン
レベッカ・プレスコット : アグネス・ムーアヘッド
イヴ・プレスコット : キャロル・ベイカー
リリス
ライナス・ローリングス : ジェームズ・ステュアート
ジェブ・ホーキンス大佐 : ウォルター・ブレナン
ドーラ・ホーキンス : ブリジット・バズレン
ホーキンスの手下 : リー・ヴァン・クリーフ
第2話
リリス
クリーヴ・ヴァン・ヴェイレン : グレゴリー・ペック
アガサ・クレッグ : セルマ・リッター
ロジャー・モーガン : ロバート・プレストン
第3話
ゼブ・ローリングス : ジョージ・ペパード
イヴ・プレスコット : キャロル・ベイカー
ウィリアム・シャーマン将軍 : ジョン・ウェイン
ユリシーズ・グラント将軍 : ハリー・モーガン
エイブラハム・リンカーン大統領 : レイモンド・マッセイ
パターソン伍長 : アンディ・ディヴァイン
南軍の脱走兵 : ラス・タンブリン
第4話
ゼブ・ローリングス : ジョージ・ペパード
マイク・キング : リチャード・ウィドマーク
ジェスロ・スチュアート : ヘンリー・フォンダ
第5話
ゼブ・ローリングス : ジョージ・ペパード
ジュリー・ローリングス : キャロリン・ジョーンズ
リリス(リリー)・プレスコット : デビー・レイノルズ
ルー・ラムゼー保安官 : リー・J・コッブ
チャーリー・ギャント : イーライ・ウォーラック
ギャントの手下 : ハリー・ディーン・スタントン
[ 2018/09/24 15:00 ] 西部劇 | TB(-) | CM(-)

リバティ・バランスを射った男

(ドラマ/西部劇)

『 リバティ・バランスを射った男 』
原題 : The Man Who Shot Liberty Valance
製作 : 1962年
製作国 : アメリカ

西部の小さな町シンボーンに老紳士夫妻が汽車から降りた。上院議員をつとめるランス・ストダード(ジェームズ・スチュアート)と婦人ハリー(ヴェラ・マイルズ)である。夫妻が来たのはトム・ドニファン(ジョン・ウェイン)という男の葬式につらなるためだった。この名もない西部男の葬式に今を時めく上院議員がなぜやってきたのか。かけつけた新聞記者に問われるままにランスは語り出した。1880年代、大学で法律を学んだランスは青雲の志に燃え、東部から西部へやってきたが、途中、無法者リバティ・バランス(リー・マーヴィン)の一味に襲われ重傷を負った。彼は小さな牧場を経営する正義感で拳銃の名手トムに救われ、町の食堂へ運ばれた。食堂の経営者夫妻とその娘ハリーの看護でランスは傷を回復、お礼に皿洗いを手伝うことになった。ハリーとトムとは恋仲だった。当時この地方は合衆国の一部ではなく住民は州昇格を運動していたがこれに牧場主の一部が反対、バランスはその手先となって住民を脅かしていた。ランスは町の新聞社主ピーボディと協力、無法者一味と戦う決意を固めた。2人は州昇格運動代表を選ぶ町民大会で牧場主側の候補バランスを破って当選した。バランスはピーボディを半殺しにした。ランスは持ったことのない拳銃を握ってバランスと往来で対決した。まずランスが手を射たれた。が、彼はひるまず向かっていった。とどろく銃声。意外に倒れたのはバランスだった。このことがあってトムはハリーがランスを愛していることを知り、ハリーとの結婚のために作った部屋を自ら焼いてしまった。ワシントンに送る代表の選挙が行われた。リバティ・バランスを射った男としてランスは代表に選ばれた。が、暴力を否定する彼は人殺しを恥じて断った。が、そこへトムが現れ断る必要はないと言い、あのときバランスを射ったのは自分だと告げた。トムはハリーの頼みで横合いからバランスを射ったのだ。ランスはワシントンに出、出世し、ハリーとも結婚したのだった。夫妻は間もなくこの思い出深い町に永住しにくることを誓って去った。



主題歌 : 「リバティ・バランスを撃った男」 by ジーン・ピットニー


スタッフ :
監督 : ジョン・フォード
脚本 : ジェームズ・ワーナー・ベラ、ウィリス・ゴールドベック
原作 : ドロシー・M・ジョンソン
製作 : ウィリス・ゴールドベック
撮影 : ウィリアム・H・クローシア
美術 : エディ・イマヅ
音楽 : シリル・モックリッジ、アルフレッド・ニューマン
編集 : オソー・ラヴァリング

キャスト :
トム・ドニファン : ジョン・ウェイン
ランス・ストッダート : ジェームズ・ステュアート
ハリー・ストッダート(エリクソン) : ヴェラ・マイルズ
リバティ・バランス : リー・マーヴィン
ダットン・ピーボディ編集長 : エドモンド・オブライエン
リンク・アップルヤード保安官 : アンディ・ディヴァイン
ウィロビー医師 : ケン・マレー
カシウス・スターバックル : ジョン・キャラダイン
ノラ・エリクソン : ジャネット・ノーラン
ピーター・エリクソン : ジョン・クァーレン
ジェイソン・トゥリー : ウィリス・バウチイ
マクスウェル・スコット : カールトン・ヤング
ポンペイ : ウディ・ストロード
アモス・カラザース : デンバー・パイル
フロイド : ストローザー・マーチン
リーズ : リー・ヴァン・クリーフ
ハンディ・ストロング : ロバート・F・サイモン
ハーバート・カラザーズ : O・Z・ホワイトヘッド
ワインダー市長 : ポール・バーチ
チャーリー・ハスブルック記者 : ジョゼフ・フーバー
[ 2018/09/12 15:00 ] 西部劇 | TB(-) | CM(-)

荒野の七人

(ドラマ/西部劇)

『 荒野の七人 』
原題 : The Magnificent Seven
製作 : 1960年
製作国 : アメリカ

黒沢明監督の東宝映画「七人の侍」をジョン・スタージェス監督が西部劇化したリメイク作品。
メキシコの寒村イスカトランの村人達は毎年収穫期になると恐怖に戦いていた。カルヴェラが率いる野党がきまって掠奪にくるからだ。しかし、今年はもう我慢が出来なくなっていた。子供達は飢え、村を去っていく農民がふえていた。ヒラリオと2人の農夫は皆を代表して戦うことを決議、十を買いに国境のアメリカの町やって来た。彼らが町に着いた時に騒ぎが起きていた。原住民の死体を白人の墓地に埋める埋めないの騒ぎだ。全身黒ずくめのガンマン、クリス(ユル・ブリンナー)が無造作に俺が埋めてやろうと買って出た。そこへやりとりを見ていたヴィン(スティーヴ・マックイーン)も助手を志願した。墓地で銃を構える数人の男達、だが、クリスとヴィンは鮮やかにこの騒動を片づけてしまった。ヒリイオ達はこの有様を見てクリスにわけを話して力になってもらうことにした。同意したクリスは腕の立つガンマンを探し始めた。最初に仲間に入ったのがクリスの古い友人ハリー・ラックだった。ヴィンも仲間に入った。ナイフ使いの名人ブリット(ジェームズ・コバーン)と早打ちのリーも加わった。それに西部で名高いオラリー(チャールズ・ブロンソン)も仲間に入れた。そんな中にチコという男がいた。経験も浅く40人もの敵を相手に戦うには若過ぎた。だがチコはクリスを尊敬していた。チコは強引に仲間に入れてもらった。7人のガンマンを迎えて村は一変した。クリスは村人達に戦う準備をさせた。防壁を築いたり銃の使い方を教えたり、7人の男達と村人の間には奇妙な友情が生まれていった。チコはペトラという村娘と仲良くなった。そんな時に、カルヴェラ一味が村を襲って来た。凄惨な拳銃戦が展開された。野盗は撃退された。死傷者も出た。村の雑貨商ソテロは臆病者で戦いにまき込まれるのを恐れていた。クリスはこの機を逃さず一味を全滅させようと深夜野盗のキャンプを襲った。しかし誰もいなかった。ソテロの裏切りでカルヴェラは7人の逆をついて村を占領していたのだ。7人は村を追い払われた。しかし、クリスはもう一度村へ引返し戦うことを皆に告げた。逆襲は掠奪に酔ったカルヴェラ一味の隙をついた。戦闘は激烈をきわめたが、カルヴェラも一味も全滅できた。味方もハリー、ブリット、リー、オラリーが斃れた。チコはペトラと暮らすことになり、クリスとヴィンは村を去った。クリスは村を眺めながら云った。「本当に勝ったのは農民たちだ。俺たちじゃない。」と。



テーマ曲 : 「The Magnificent Seven」 by エルマー・バーンスタイン


スタッフ :
監督 : ジョン・スタージェス
脚本 : ウォルター・ニューマン
製作 : ジョン・スタージェス
撮影 : チャールズ・ラング
美術 : エドワード・フィッツジェラルド
音楽 : エルマー・バーンスタイン
編集 : フェリス・ウェブスター

キャスト :
クリス・アダムズ : ユル・ブリンナー
ヴィン : スティーブ・マックイーン
チコ : ホルスト・ブッフホルツ
ベルナルド・オライリー : チャールズ・ブロンソン
ブリット : ジェームズ・コバーン
ハリー・ラック : ブラッド・デクスター
リー : ロバート・ヴォーン
カルベラ : イーライ・ウォラック
ペトラ : ロゼンダ・モンテロス
ミゲル : ジョン・アロンゾ
ヘンリー : ヴァル・エイヴリー
[ 2018/07/14 15:00 ] 西部劇 | TB(-) | CM(-)

許されざる者

(ドラマ/西部劇)

『 許されざる者 』
原題 : The Unforgiven
製作 : 1960年
製作国 : アメリカ

アラン・ルメイの原作小説を映画化した西部劇。
テキサスの平原に牧場を営むザカリー一家は思慮深い長男のベン(バート・ランカスター)、次男のキャッシュ、3男のアンディ、母親(リリアン・ギッシュ)、養女レイチェル(オードリー・ヘップバーン)の5人暮らしだ。父親のウィルは死に、悪い噂も消え平和な生活が始まった。近隣の牧場主ゼブ・ローリンズはベンを信頼し、ザカリー一家を厚遇した。レイチェルを長男チャーリーの嫁に、長女をキャッシュの嫁にと、思った。レイチェルは秘かにベンを愛していた。エイブ・ケルシーという狂人が近辺をうろつき、一家の悪い噂をまいた。一家は人々の疑惑の中でひっそりと暮らした。ある朝、カイオワ族インディアンの首領ロスト・バードがザカリー家を訪ね、幼い時別れた妹を返せといった。妹は白人だとベンは拒絶した。ある夜、レイチェルとの婚約を固めに一家を訪ねたチャーリーは、帰途待伏せたカイオワ族に惨殺された。ゼフの妻は、レイチェルに汚れたインディアンの血が流れていると罵った。ベンは災厄の源であるケルシーを捕らえた。ケルシーはカイオワ族と通じていた。ケルシーは恐ろしい過去をゼブに打ち明けた。10数年前ウィル・ザカリーはカイオワ族の赤ん坊を盗んだ。後にカイオワ族がケルシーの息子を捕らえた時、ケルシーはレイチェルを返して息子をとり戻すようウィルに頼んだ。ウィルは拒み、息子は殺された。ケルシーはザカリー家を呪い、一家を追って復讐し続けて来たのだ。ケルシーは絞首刑になった。ゼブは一家と絶縁し、一家は孤立無援で引き揚げた。母にことの真偽を確かめたキャッシュは家を出た。その夜、カイオワ族は攻めてきた。一家のために身を投じようとするレイチェルを、ベンの手が温くとめた。ベンの愛の深さを知ったレイチェルは一家と共に戦う決意をした。カイオワ族は撃退された。しかし母は死んだ。ロスト・バードが迫った時、レイチェルは夢中で銃を引いた。妹、と叫んで彼は死んだ。厭まわしい過去と縁を切ったザカリー一家は再び団結を得た。キャッシュも帰って来た。



スタッフ :
監督 : ジョン・ヒューストン
脚本 : ベン・マドウ
原作 : アラン・ルメイ
製作 : ジェームズ・ヒル
撮影 : フランツ・プラナー
音楽 : ディミトリ・ティオムキン
編集 : ラッセル・ロイド

キャスト :
ベン・ザカリー : バート・ランカスター
レイチェル・ザカリー : オードリー・ヘプバーン
キャッシュ・ザカリー : オーディ・マーフィ
アンディ・ザカリー : ダグ・マクルーア
マティルダ・ザカリー : リリアン・ギッシュ
ジョニー : ジョン・サクソン
ゼブ : チャールズ・ビックフォード
[ 2018/07/12 15:00 ] 西部劇 | TB(-) | CM(-)

アラモ

(ドラマ/西部劇)

『 アラモ 』
原題 : The Alamo
製作 : 1960年
製作国 : アメリカ

アメリカ西部開拓史上に有名なアラモ砦の攻防戦を描いたアクション・ドラマ。
1836年、当時メキシコ領のテキサスの原野に、各国から多くの移民が入植していた。メキシコの独裁者サンタ・アナが土地没収と、重税を課す宣言をした。テキサス人は独立運動を起こし、サム・ヒューストン(リチャード・ブーン)が指揮者に選ばれた。サンタ・アナは討伐軍を派遣した。義勇軍はまだ組織が完全でなく、敵軍をサン・アントニオでくいとめ、時間をかせぐ必要があった。ヒューストン将軍はジェイムズ・ボウイ(リチャード・ウィドマーク)と大佐に任じ、サン・アントニオ近郊のアラモ砦の陣地構築を命じた。が、彼は酒びたりで仕事がはかどらず、将軍は後任に若い弁護士出身のトラヴィス大佐「ローレンス・ハーヴェイ」を送り、自分は義勇軍を募るため北方に出発した。厳格で貴族的なトラヴィスと、大地主で親分肌のボウイはことごとに対立した。テキサスの危機を聞いたデヴィ・クロケット(ジョン・ウェイン)は同士とともにサン・アントニオにやってきた。その夜、クロケットはメキシコの美女フラカ(リンダ・クリスタル)の難を救い、町の教会に武器弾薬が隠されていることを聞いた。彼は偶然知り合ったボウイと協力してこれを分捕った。クロケットとフラカは恋仲になった。砦の戦略的価値についてボウイとトラヴィスの意見が対立し、クロケットが仲に入ってまとめた。砦の完成前に、、サンタ・アナの軍隊がサン・アントニオに到着し、無条件降伏を要求した。トラヴィスは拒絶した。メキシコ軍は巨砲をもって砲撃を開始した。その夜、クロケットとボウイは決死隊を率いて巨砲破壊に成功した。サンタ・アナの主力軍が到着した。砦内の婦女子の立退きを勧告してきた。砦の男たちは感慨無量の面持で、退去する人々を見送った。ただディッキンスン大尉夫人だけは残留した。メキシコ軍の攻撃、砦の兵士の敢闘と、戦況は一進一退を続けた。ある晩、ボウイのところに愛妻が死んだ知らせがきた。トラヴィスは軍規違反と手紙をとりあげたが、真相を知って彼に詫びた。ボンハム大尉が援軍500がメキシコ軍に撃退されたという悲報をもたらした。ヒューストン将軍の義勇軍もだこない。ボウイやクロケットは砦で討死にするのに反対した。が、トラヴィスの死守の決意にうたれ、180名の兵士は砦を守ることになった。7000のメキシコ軍は物量を頼み、総攻撃を開始した。砦の兵士は次々に倒れ、トラヴィス、クロケット、ボウイの獅子奮尽の甲斐もなく、それぞれ凄烈な戦死を遂げた。3月6日――アラモ守備軍は全滅した。ただ1人ディッキンスン夫人が生き残った。サンタ・アナは夫人にロバを与え、砦の外に送りだした。守備隊の勇猛果敢な活躍は、夫人の口から人々に伝えられた。



テーマ曲 : 「The Green Leaves of Summer」 by ディミトリ・ティオムキン


スタッフ :
監督 : ジョン・ウェイン
脚本 : ジェームズ・エドワード・グラント
製作 : ジョン・ウェイン
撮影 : ウィリアム・H・クローシア
美術 : アルフレッド・ヤバラ
衣装 : アン・ペック
作詞 : ポール・フランシス・ウェブスター
作曲 : ディミトリ・ティオムキン
指揮 : ディミトリ・ティオムキン
SFX : リー・ザビッツ
技術顧問 : ジャック・ペニック

キャスト :
デイビー・クロケット大佐 : ジョン・ウェイン
ジム・ボウイ : リチャード・ウィドマーク
ウィリアム・トラビス大佐 : ローレンス・ハーヴェイ
スミティ : フランキー・アバロン
ジェームス・ボーナム : パトリック・ウェイン
フラカ : リンダ・クリスタル
ディッキンソン夫人 : ジョーン・オブライエン
蜂蜜屋 : チル・ウィルス
フアン・セギン : ジョセフ・カレイア
アルメロン・ディッキンソン大尉 : ケン・カーチス
ジェスロ : ジェスター・ヘアストン
サザーランド医師 : ウィリアム・ヘンリー
サム・ヒューストン将軍 : リチャード・ブーン
サンタ・アナ大元帥 : ルーベン・パディラ
[ 2018/07/10 15:00 ] 西部劇 | TB(-) | CM(-)
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