蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

ぼくのエリ 200歳の少女

(アクション/ホラー)

『 ぼくのエリ 200歳の少女 』
原題 : Lat den ratte komma in
製作 : 2008年
製作国 : スウェーデン

ぼくのエリ 200歳

2004年の小説『MORSE -モールス-』を原作とする吸血鬼映画。12歳の姿で生き続けるバンパイアの少女といじめられっこの少年との出会いを描く。
ストックホルム郊外で母親と2人で暮らす12歳の少年オスカー(カーレ・ヘーデブラント)は、毎日学校で同級生からの苛めに遭っていた。大人たちはその事実に気付かず、助けてくれる友達もない。いつも隠し持っているナイフで自宅の木を切りつけることで、辛い思いを1人紛らわせていた。そんなオスカーの前にある日、黒髪の少女が現れる。息も凍りつくような寒さの中、薄手のシャツ一枚で現れた少女は、オスカーの寂しい胸の内を見透かしたような言葉を残す。その頃、町では凄惨な殺人事件が起きていた。何者かが喉を切り裂き、血を抜き取られて逆さ吊りにされた若者の死体が森で発見されたのだ。再びオスカーの前に現れる少女。その表情はどことなく悲しげで、鼻を突く異臭を漂わせていた。エリ(リーナ・レアンデション)と名乗ったその少女は自分の誕生日を知らず、年齢も“だいたい12歳”とはっきりしない答え。不思議で秘密めいたエリだったが、オスカーは彼女と接しているうちに、胸の高鳴りを覚えていく。やがて、2人の間で夜毎、モールス信号による寝室の壁越しの会話が始まる。エリとの出会いを通じて、強くなりたいと願うようになったオスカーは苛めっ子に逆襲、大怪我を負わせる。興奮したオスカーはそれをエリに伝え、“血の契りを結ぼう”と親指をナイフで切る。床に滴り落ちる真っ赤な血。それを目にしたエリは、獣のように四つん這いになって床に落ちた血を啜る……。エリは200年もの間、各地を転々として生き血を啜ってきたヴァンパイアだったのだ。正体を知られ、町にいられなくなるエリ。別れの言葉もなく彼女が去ったことで、オスカーは再び以前のような孤独な日々を送ることになる。このまま町にとどまって死んだような日々を過ごすか、生きるためにエリを受け入れるのか……。やがて、失意のオスカーを人生最大の危機が襲う。



スタッフ :
監督 : トーマス・アルフレッドソン
脚本 : ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
原作 : ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
製作 : ジョン・ノードリング、カール・モリンデル
撮影 : ホイテ・ヴァン・ホイテマ
美術 : エヴァ・ノーレン
音楽 : ヨハン・セーデルクヴィスト
編集 : トーマス・アルフレッドソン、ディノ・ヨンサーテル
衣裳 : マリア・ストリード
ヘアメイク : マリア・ストリード

キャスト :
オスカー : カーレ・ヘーデブラント
エリ : リーナ・レアンデション
ホーカン : ペール・ラグナル
エリック : ヘンリック・ダール
イヴォンヌ : カーリン・ベリィクイスト
ラッケ : ペーテル・カールベリ
ヴィルギニア : イーカ・ノード
ヨッケ : ミカエル・ラーム
イェースタ : カール=ロベルト・リンドグレン
モルガン : アンダージュ・テー・ペードゥ
ラリー : パレ・オロフソン
[ 2021/09/09 15:00 ] ホラー | TB(-) | CM(-)

ミスト

(アクション/ホラー)

『 ミスト 』
原題 : The Mist
製作 : 2007年
製作国 : アメリカ

ミスト

スティーブン・キングの小説「霧」を映画化。霧の中に潜む謎の生物に追いつめられる人々が極限のパニック状態に陥る様を描く。
ある夜、嵐が町を襲った。湖のほとりに住むデヴィッド(トーマス・ジェーン)、妻ステファニー、5歳の息子ビリーは地下室に避難する。翌日は晴れるが、湖の向こうに霧の壁が発生する。デヴィッドは息子と、隣人の弁護士ノートンと共にスーパーマーケットに買出しに行く。マーケットでは店長バド、副店長オリーらが働いていた。そこに骨董品屋の女主人カーモディ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)がやってくる。レジには長い行列ができ、若い女性アマンダ(ローリー・ホールデン)がいた。外で軍人が動き回りサイレンが鳴る。すると鼻血を出した男がマーケットに駆け込んできて、「霧の中に何かいる!」と叫んだ。マーケットが霧に包まれると突然大きな衝撃音が響き、壁や天井にひび割れが起きる。カーモディは世界の終わりだと言う。デヴィッドが発熱したビリーのために毛布を取りに倉庫に入ると、不気味な物音がする。発電機をチェックしに来たバドとノーム、倉庫係ジムたちと調べるが、不審なものは見当たらない。ノームが外にある排気口を調べに行こうとすると、突然触手を持った生物の襲撃を受け、霧の中に連れて行かれる。デヴィッドたちは皆に、霧の中に危険な生物が潜んでいることを伝えるが信じてもらえない。デヴィッドたちは何人かを倉庫に連れて行き床に転がった触手を見せ、事態を納得させる。デヴィッドを信じた人たちは板ガラスを保護し、武器になるものを集め出す。夜になると突然、怪物がガラスを打ち破り店内に入ってきた。デヴィッドたちは武器で戦うが、犠牲者が出る。残された者たちは、終末を予言するカーモディの言葉を信じ始める。軍と霧の関係を疑ったカーモディは、生贄として客としていた兵士を外に出す。兵士は霧の中の生物に連れ去られる。デヴィッドと数人の賛同者は外に出ていくことを決意する。しかしカーモディに阻まれる。生贄としてデヴィッドたちを血祭りに上げようとする人々。バドがカーモディを射殺しなんとか難を逃れる。外に出たデヴィッドたちを襲う生物たち。バドらが喰われるが、何とか5人がデヴィッドの車にたどり着く。そして怪物らの襲来を避けつつ、デヴィッドは自宅へ戻る。しかしそこにあったのは、変わり果てた妻の姿だった。デヴィッドは再び車を走らせるが、ガソリンが切れてしまう。希望が見えないことを悟ったデヴィッドたちは、銃で自殺を図るが、デヴィッドの分の銃弾は残されていなかった。一人生き残ったデヴィッドは、何者かが近づいてくることを感じ外に出る。しかしそこに現れたのは怪物ではなく戦車を伴った軍隊であった。霧の切れ目に併せ次々と怪物を退治しつつ街の中心部に進む軍隊。すっかり霧の晴れた中でデヴィッドは深い後悔の中絶叫するのだった。



スタッフ :
監督 : フランク・ダラボン
脚本 : フランク・ダラボン
原作 : スティーヴン・キング
製作総指揮 : ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン、リチャード・サパースタイン
製作 : フランク・ダラボン、リズ・グロッツアー
共同製作 : ランディ・リッチモンド、アンナ・ガルドゥーニョ、デニース・ヒュース
撮影 : ロン・シュミット
音楽 : マーク・アイシャム
編集 : ハンター・M・ヴィア
衣裳デザイン : ジョヴァンナ・オットーブル=メルトン
キャスティング : デボラ・アキュラ、トリシア・ウッド
特殊効果監督 : エヴェレット・バレル
特殊メイク : グレゴリー・ニコテロ、ハワード・バーガー

キャスト :
デヴィッド・ドレイトン : トーマス・ジェーン
ミセス・カーモディ : マーシャ・ゲイ・ハーデン
アマンダ・ダンフリー : ローリー・ホールデン
ブレント・ノートン : アンドレ・ブラウアー
オリー・ウィークス : トビー・ジョーンズ
ジム・グロンディン : ウィリアム・サドラー
ダン・ミラー : ジェフリー・デマン
アイリーン・レプラー : フランシス・スターンハーゲン
ビリー・ドレイトン : ネイサン・ギャンブル
バド・ブラウン : ロバート・トレヴァイラー
マイロン : デヴィッド・ジェンセン
サリー : アレクサ・ダヴァロス
ウェイン・ジェサップ : サム・ウィットワー
ノーム : クリス・オーウェン
バイカー : ブライアン・リビー
MP : アミン・ジョセフ
ステファニー・ドレイトン : ケリー・コリンズ・リンツ
[ 2021/07/06 15:00 ] ホラー | TB(-) | CM(-)

バイオハザードIII

(アクション/ホラー)

『 バイオハザードIII 』
原題 : Resident Evil: Extinction
製作 : 2007年
製作国 : アメリカ

バイオハザードIII

人気ゲームを映画化したホラー・アクションの第3作目。
T-ウイルスの蔓延によって進行する人類のアンデッド化。地上のほとんどの土地が砂漠化して、アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は監視衛星の追跡を避けながらオートバイで旅をしていた。自分の中で覚醒しつつある能力に翻弄されながらも…。その一方、カルロス(オデット・フェール)やL.J.(マイク・エップス)は新たな仲間と武装車団を組み、安息の場所を求めて放浪を続けていた。すべての元凶であるアンブレラ社は拠点を地下に移し、アイザックス博士(イアン・グレン)による「アリス計画」を進めていた。これは、クローン化したアリスのDNAから対アンデッド用の血清を抽出するという実験だったが、そのためはアリスのオリジナルの血液が必要だった。アリスの消息を追い求めるアイザックス博士。カルロスたちは砂漠のモーテルにたどりつき、一夜を明かす。しかし翌朝、彼らに襲いかかるのはアンデッド化したカラスの大群だった。そこに、強力なパワーを身に付けたアリスが現れる。テレキネシスでカラスたちを一掃するアリスだが、力尽きてその場で倒れる。そのエネルギーの放射を関知したアイザックス博士は、アリスの居場所を突き止めた。回復したアリスは、カルロスたちにアラスカ行きを勧める。アラスカまでの食料と燃料を確保するためラスベガスへと向かう一団だが、待ち受けていたのはアリスのクローン血清で強化されたスーパー・アンデッドだった。激闘の末、スーパーアンデッドを全滅させたアリスは、アンブレラ社のヘリコプターを奪ったカルロスたちがアラスカに向かうのを確認してから、地下研究室に突入する。そこには、アイザックス博士がアンデッド化した最強の敵タイラントがいた。苦戦するアリスを救ったのは、覚醒したクローン・アリスだった。タイラントを倒し、クローン・アリスが次々と覚醒する。アンブレラ社との最終決戦が始まろうとしていた。



スタッフ :
監督 : ラッセル・マルケイ
脚本 : ポール・W・S・アンダーソン
製作総指揮 : マーティン・モスコウィッツ、ヴィクター・ハディダ、ケリー・ヴァン・ホーン
製作 : ポール・W・S・アンダーソン、ベルント・アイヒンガー、サミュエル・ハディダ、
   ロバート・クルツァー、ジェレミー・ボルト
クリーチャーデザイン : パトリック・タトポロス
撮影 : デイヴィッド・ジョンソン
美術 : エウジェニオ・キャバレロ
音楽 : チャーリー・クロウザー
編集 : ニーヴン・ハウィー
衣裳 : ジョゼフ・ポロ
キャスティング : ヴィクトリア・バロウズ、スコット・ボーランド
視覚効果スーパーバイザー : デニス・べラルディ、エヴァン・ジェイコブス

キャスト :
アリス・アバーナシ : ミラ・ジョヴォヴィッチ
クローン・アリス : ミラ・ジョヴォヴィッチ
カルロス・オリヴェイラ : オデッド・フェール
クレア・レッドフィールド : アリ・ラーター
ロイド・J・ウェルズ (L.J.) : マイク・エップス
Kマート : スペンサー・ロック
サミュエル・アイザックス : イアン・グレン
アルバート・ウェスカ : ジェイソン・オマラ
ホワイト・クイーン : マデリン・キャロル
マイケル・ファーバー(マイキー) : クリストファー・イーガン
ベティ・グリア : アシャンティ
アレクサンダー・スレイタ : マシュー・マーズデン
チェイス・マラヴォイ : リンデン・アシュビー
オットー・ワレンスキ : ジョー・ハースリー
[ 2021/06/30 15:00 ] ホラー | TB(-) | CM(-)

ファイナル・デッドコースタ

(アクション/ホラー)

『 ファイナル・デッドコースター 』
原題 : Final Destination3
製作 : 2006年
製作国 : アメリカ

ファイナル・デッドコースター

ジェットコースター事故による“死の運命”から逃れた若者たちを襲う。ホラー・シリーズ「ファイナル・デスティネーション」、「デッドコースター」に続く第3弾目。
ハイスクールの卒業イベントとしてやってきたアミューズメント・パークで、ウェンディ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)がジェットコースターに乗り込むと、突如、このジェットコースターはクラッシュし、多くの死者が出るとの予知夢を見る。パニックを起こしたウェンディは係員によって降ろされ、彼女の友人たちもまたジェットコースターを降りる。その直後、ウェンディが見た夢のままに、走り出したジェットコースターは、乗っていた人々ごと地面にたたきつけられた。ウェンディとともにジェットコースターを降り、九死に一生を得たケヴィン(ライアン・メリマン)はウェンディに、過去の奇妙な出来事について話し始める。6年前、修学旅行でパリに向かう途中、一人の生徒が飛行機の爆発を予言し、機を降りた7名はその後次々と謎めいた死に方をした。そして、同様の事件は、3年前に起きたハイウェイの事故でも繰り返されたというものだった。そしてその後、あの日ジェットコースターから降りたアシュレー(シャーラン・シモンズ)とアシュリン(クリスタル・ロウ)が日焼けサロンで変死を遂げる。やはり“死の運命”からは決して逃がれられないのか。ウェンディは、事故の夜にパークで撮った写真の中に、まるでゲームのヒントを示すかのように、自分たちの“死”が暗示されていることに気がつく。ウェンディはこれが“死”の仕掛けているゲームなのだ、と確信。次に“死”が狙うのは誰か、ウェンディはあの予知夢を必死に振り返ろうとする。だが、そんなウェンディの前で“死”は次々と人間の命を奪ってゆく。“死”をかわすことは可能なのか? だが、彼女自身に残された時間もあとわずかだった。



スタッフ :
監督 : ジェームズ・ウォン
脚本 : ジェームズ・ウォン、グレン・モーガン
製作 : ジェームズ・ウォン、グレン・モーガン、クレイグ・ペリー
撮影監督 : ロバート・マクラクラン
編集 : クリス・ウィリンガム
音楽 : シャーリー・ウォーカー
VFX監修 : アリエル・ヴェラスコ=ショウ

キャスト :
ウェンディ・クリステンセン : メアリー・エリザベス・ウィンステッド
ケヴィン・フィッシャー : ライアン・メリマン
イアン・マッキンレー : クリス・レムシュ
エリン・ウルマー : アレックズ・ジョンソン
フランキー・チェックス : サム・イーストン
ジュリー・クリステンセン : アマンダ・クルー
ルイス・ロメロ : テキサス・バトル
アシュレー・フロインド : シャーラン・シモンズ
アシュリン・ハルペリン : クリスタル・ロウ
ジェイソン・ワイズ : ジェシー・モス
キャリー・ドレイヤー : ジーナ・ホールデン
[ 2021/05/23 15:00 ] ホラー | TB(-) | CM(-)

インビジブル2

(アクション/ホラー)

『 インビジブル2 』
原題 : Hollow Man 2
製作 : 2006年
製作国 : アメリカ

インビジブル2

透明人間となった特殊部隊員の暗躍と、事件にかかわる軍の陰謀に迫る刑事の姿を描く。
ライズナー研究所のパーティーで、一人の博士が首を切られて殺される。通報を受け、フランク刑事(ピーター・ファシネリ)とリサ刑事(サラ・ディーキンス)が現場に駆けつける。犯人は大量の血を浴びたはずなのに、誰にも目撃されることなく逃走した。床に残る血染めの足跡は裸足……。異常な現場にライズナー博士(デヴィッド・マキルレース)とビショップ大佐(ウィリアム・マクドナルド)が現れ、フランクとリサに退去を促す。国防総省が直接調べるというのだ。さらに二人は、犯人が次に狙うと見られるマギー博士(ローラ・レーガン)を警護を命令される。その任務中、階段がきしむ音を聞いたリサが、見えない襲撃者に急襲され死亡。フランクとマギーも追いかけられ、必死の思いで警察署に到着。だが、上司はマギーを軍に引き渡すという。真相を掴みたいフランクは、隙を見て彼女を逃がす。躊躇していたマギーは、フランクにすべてを語り始めた。5年前、研究チームが人間の透明化に成功したが、被験者がチームの皆殺しを図ったため、計画は中断。1年後、ライズナーが国防総省の援助で、軍の政敵を排除するための暗殺計画に向け研究を再開。目的は、究極の武器“姿なき戦士”を作ること。自分は、透明化がもたらす、細胞が徐々に損傷して死に至る副作用を抑える緩和剤を作ったという。こうして、特殊部隊のグリフィン(クリスチャン・スレーター)が透明人間にされた直後、研究所を解雇されたと話す。しかし、軍はなぜかグリフィンに緩和剤を投与せず、グリフィンはその事実を知ってしまう。マギーを捕らえたいグリフィンは妹ヘザー(ジェシカ・ハーモン)を誘拐し、ターミナルに一人で来るよう脅迫する。転がる注射器を見つけたフランクは、自らの命をかけた、ある決断をするのだった。



スタッフ :
監督 : クラウディオ・ファエ
脚本 : ジョエル・ソアソン
製作総指揮 : ルーシー・フィッシャー、レイチェル・シェーン、ポール・バーホーベン
製作 : デイヴィッド・ランカスター、ヴィッキー・ソーサラン、ダグラス・ウィック
撮影監督 : ピーター・ウンストーフ
音楽 : マーカス・トランプ
編集 : ネイサン・イースターリング

キャスト :
マイケル・グリフィン : クリスチャン・スレーター
フランク・ターナー捜査官 : ピーター・ファシネリ
マギー・ダルトン博士 : ローラ・リーガン
ウイリアム・ライズナー博士 : デヴィッド・マキルレース
カヴィン・ビショップ大佐 : ウィリアム・マクドナルド
リサ・マルチネス捜査官 : サラ・ディーキンス
ヘザー・ダルトン : ジェシカ・ハーモン
デヴィン・ヴィリアーズ : ジョン・ショウ
ティモシー・ローレンツ : ダーシー・ローリー
[ 2021/05/11 15:00 ] ホラー | TB(-) | CM(-)

アンダーワールド エボリューション

(アクション/ホラー)

『 アンダーワールド: エボリューション 』
原題 : Underworld: Evolution
製作 : 2006年
製作国 : アメリカ

アンダーワールド エボリューション

吸血鬼の女戦士が宿敵の狼男族と繰り広げる新たな戦いを、両種族創世にまつわる謎を絡めて繰り広げる。『アンダーワールド』の直接の続編に当たるアクション・ホラー映画第2弾である。
ヴァンパイアの闇の処刑人セリーン(ケイト・ベッキンセール)は、一族を治めるビクターが自分の家族を虐殺していた事実を知り、長老である彼を殺して敵討ちに終止符を打った。しかし、同族であるヴァンパイアから追われる身となる。唯一の味方であるヴァンパイアとライカン(狼男族)の混血種マイケル(スコット・スピードマン)と共に追っ手から逃れる彼女の前に蘇った長老マーカスが現れ、マイケルのペンダントを奪おうと襲う。セリーンは一族の年代記編者であるタニスの元へ向かい、種族の創世にまつわる秘密を聞く。それは、ビクターだと信じられてきたヴァンパイアの始祖は、本当はマーカスであったこと。また、マーカスの双子の兄弟ウィリアムが最初のライカンであり、その凶暴性を抑圧するため、ビクターに数世紀にわたって監禁されていること。そして、ウィリアムの牢獄を建築したのはセリーンの父親だった。牢獄の秘密を知り過ぎてしまったために、セリーンの家族は殺害されたのだ。マーカスが狙うペンダントこそが、ウィリアムの牢獄の鍵だった。ビクター亡き今、セリーンが牢獄の場所を知る唯一の生存者である。その後セリーンは、マーカスとウィリアムの父であり、ヴァンパイアとライカンの先祖でもある最初の不死者アレクサンデルの元へ行く。ビクターが自分の体内に埋めていた牢獄のもう1つの鍵も、既に彼の元にあった。そこへセリーンを追ってマーカスが現れた。マイケルに致命傷を与え、1つ目の鍵を奪ったマーカスはセリーンに襲い掛かり、牢獄の場所も知られてしまう。父であるアレクサンデルまでも襲った彼は、2つ目の鍵も奪い取りウィリアムの牢獄へ向かう。この事態に、不死者の祖である自らの血をセリーンに吸わせるアレクサンデル。セリーンだけがこの兄弟を止められる唯一の希望だった。闇の世界を終結させる最後の闘いが、いま始まる。



スタッフ :
監督 : レン・ワイズマン
脚本 : ダニー・マクブライド
原案 : レン・ワイズマン、ダニー・マクブライド
製作総指揮 : レン・ワイズマン、ダニー・マクブライド、スキップ・ウィリアムソン、ジェームズ・マクウェイド、テリー・A・マッカイ
製作 : トム・ローゼンバーグ、ゲイリー・ルチェシ、デヴィッド・コーツワース、リチャード・ライト
撮影監督 : サイモン・ダガン
美術監督 : パトリック・タトポロス
編集 : ニコラス・デ・トス
衣装デザイナー : ウェンディ・パートリッジ
作曲 : マルコ・ベルトラミ
視覚効果スーパーバイザー : ジェームズ・マクウェイド

キャスト :
セリーン : ケイト・ベッキンセイル
マイケル・コーヴィン : スコット・スピードマン
マーカス・コルヴィナス : トニー・カラン
クレイヴン : シェーン・ブローリー
ロレンゾ・マカロ = アレクサンドル・コルヴィナス : デレク・ジャコビ
ビクター : ビル・ナイ
アンドレアス・タニス : スティーヴン・マッキントッシュ
ウィリアム・コルヴィナス : ブライアン・スティール
[ 2021/05/09 15:00 ] ホラー | TB(-) | CM(-)

バイオハザードII アポカリプス

(アクション/ホラー)

『 バイオハザードII アポカリプス 』
原題 : Resident Evil: Apocalypse
製作 : 2004年
製作国 : アメリカ、カナダ、イギリス

壮絶な戦いを生き抜いた主人公が、“アンデッド”に汚染された街で新たな強敵との死闘に挑む。テレビゲームを映画化し、大ヒットしたホラー・アクション『バイオハザード』の続編。
ラクーンシティの地下深くに隠された巨大企業アンブレラ社の巨大研究所から“T-ウィルス”が漏洩され、感染し死亡した研究員は生ける屍“アンデッド”となった。あれから36時間、街は感染しつくしていた。今やアンデッドの街と化したラクーンシティで、アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、数少ない生存者と行動を共にしていた。そこへ、1本の電話が入る。全ての元凶“T-ウィルス”を発明した、アシュフォード博士からだ。彼は、アンブレラ社が“事実”を隠蔽するために街に核爆弾を投下すると告げた。残されたのは、たった4時間。悪夢を生きぬいたアリスを、更なる試練が待っていた。博士は、街からの脱出方法を教えるという。しかし、アリスたちの行く手をアンブレラ社が放ったバイオ兵器・暗殺者“ネメシス”が阻もうとしていた。



スタッフ :
監督 : アレクサンダー・ウィット
脚本 : ポール・W・S・アンダーソン
製作総指揮 : ベルント・アイヒンガー、サミュエル・ハディダ、ヴィクター・ハディダ、ダニエル・クレツキー、ロバート・クルツァー
製作 : ジェレミー・ボルト、ドン・カーモディ
撮影 : クリスチャン・セルバルト、デレク・ロジャース
音楽 : ジェフ・ダナ
編集 : エディ・ハミルトン

キャスト :
アリス・アバーナシー : ミラ・ジョヴォヴィッチ
ジル・バレンタイン : シエンナ・ギロリー
チャールズ・アシュフォード : ジャレッド・ハリス
カルロス・オリヴェイラ : オデッド・フェール
アンジェラ・アシュフォード : ソフィー・ヴァヴァサー
ティモシー・ケイン : トーマス・クレッチマン
中尉 : ジム・コドリントン
ロイド・J・ウェルズ (L.J.) : マイク・エップス
テリ・モラレス : サンドリーヌ・ホルト
ニコライ・ジノフェフ : ザック・ウォード
ペイトン・ウェルズ : ラズ・アドティ
サミュエル・アイザックス : イアン・グレン
[ 2021/01/25 15:00 ] ホラー | TB(-) | CM(-)

スピーシーズ3 禁断の種

(アクション/ホラー)

『 スピーシーズ3 禁断の種 』
原題 : Species III
製作 : 2004年
製作国 : アメリカ

美貌のエイリアンが殺戮を繰り広げる、人気SFホラーの第3弾。「スピーシーズ1」、「スピーシーズ2」。
軍部の科学者アボット(ロバート・ナッパー)が運転する緊急輸送車には、スピーシーズのイヴ(ナターシャ・ヘンストリッジ)と、男の子が乗っていた。男の子は人類とスピーシーズの混合種で、またイヴの肉体には新たな種が宿っており、今にも出産寸前だった。そのとき、男の子が口から触手を伸ばしてイヴの首に巻きつき、締め上げて殺してしまう。アボットは、イヴから生まれたばかりの赤ん坊を抱えて逃走する。それから数週間後。大学で教鞭をとるアボットは、自宅地下に研究室を構え、赤ん坊を密かに育てていた。すでに7歳ほどに成長したその子をサラと名づけ、サラの卵子から新たな純血種を産み出し、歴史的な名声を得ようと思っていた。ある日、アボットの教授室に不審な男が現れる。男は高熱で息が荒く、体中に発疹ができていた。どうやら軍の搬送車にイヴと一緒に乗っていた男の子の成長した姿らしい。彼の話によれば、混合種は偶然に生まれた産物で、まだ世の中にたくさんいるが彼らは極めて抵抗力が弱く、絶滅寸前にあるらしい。男はサラの居場所を必死に探していたが、突然に苦しみだし、腹部から不気味な触手が飛び出して絶命する。混合種のスピーシーズが迫っていることから、アボットは新たな純血種を生む必要性を感じ始めていた。計画のパートナーとして、優秀な学生だが研究資金を打ち切られたばかりのディーン(ロビン・ダン)に目をつけ、言葉巧みに誘って計画に引き入れる。その頃、アボットの大学における使途不明金について疑問を抱いた教授が、アボットを自宅を訪ねる。そこにいたのは、美しい大人の女性に成長した全裸のサラ(サニー・メイブリー)だった。サラは教授を誘惑して無残に殺害し、本能のおもむくままに外の世界を彷徨い始める。適合者を見つけ、交配して種を産もうとするが、なかなか手頃な相手を見つけることができない。サラの美しさに魅了されるディーンだが、アボットは「サラには感情はない、必要以上に接触するな」と忠告する。また、サラはほとんど純血種なため、同じ純血種の相手でないと交尾しないことも判明する。一方、政府の極秘組織のエージェント、ワサックが密かに活動し、スピーシーズの子孫である混合種を執拗に追っていた。



スタッフ :
監督 : ブラッド・ターナー
脚本 : ベン・リプリー
製作総指揮 : フランク・マンキューソ・Jr
製作 : デヴィッド・ドウィギン
撮影 : クリスチャン・セルバルト
美術 : キャメロン・バーニー
音楽 : エリア・クミラル
編集 : ジェームズ・カブレンツ

キャスト :
ディーン : ロビン・ダン
サラ : サニー・メイブリー
アボット博士 : ロバート・ナッパー
アメリア : アメリア・クック
ヘイスティングス : J・P・ピトック
ワサック : マイケル・ウォーレン
ターナー博士 : クリストファー・ニーメ
イヴ : ナターシャ・ヘンストリッジ
[ 2021/01/21 15:00 ] ホラー | TB(-) | CM(-)

シークレット・ウインドウ

(アクション/ホラー)

『 シークレット・ウインドウ 』
原題 : Secret Window
製作 : 2004年
製作国 : アメリカ

モダンホラーの帝王スティーブン・キングの小説「秘密の窓、秘密の庭」を映画化。
人気作家モート・レイニー(ジョニー・デップ)は、別居中の妻エイミー(マリア・ベロ)との離婚協議による疲労のため、公私共にスランプに陥っていた。そんなある日、彼の家に謎の男ジョン・シューター(ジョン・タトゥーロ)が現われる。彼は、モートが自分の小説を盗作したというのだ。モートには全く覚えのない疑惑であり、時期的にも盗作はありえない。しかしシューターは、小説の結末を書き換え、自分の名前で出版することを要求し、執念深くモートを追い詰めていく。モートは友人の探偵、ケン・カーシュ(チャールズ・S・ダットン)に調査を依頼。だがあくる日、エイミーの家が放火で全焼し、モートの盗作疑惑を晴らす雑誌は灰となった。さらに翌日、シューターの目撃者やケンが殺害されてしまう。モートはシューターを操る影の存在について考え、エイミーの今の恋人、テッド(ティモシー・ハットン)を疑い始める。しかし実は、シューターとは、モートの頭の中に住むもう一つの人格だった。モートはエイミーとの不和をきっかけに、自分の中にシューターを生み出してしまったのだ。そしてモートの心身を支配したシューターは、エイミーを殺害し、彼女の遺体を庭のトウモロコシの下に埋めるのだった。



スタッフ :
監督 : デイヴィッド・コープ
脚本 : デイヴィッド・コープ
原作 : スティーヴン・キング
EP : エズラ・スワードロウ
製作 : ギャヴィン・ポローネ
撮影 : フレッド・マーフィー
美術 : ハワード・カミングス
音楽 : フィリップ・グラス
編集 : ガイルズ・エアード
衣装 : オデット・ガドリー

キャスト :
モート・レイニー : ジョニー・デップ
ジョン・シューター : ジョン・タトゥーロ
エイミー : マリア・ベロ
テッド : ティモシー・ハットン
ケン・カーシュ : チャールズ・S・ダットン
ガービー : ジョーン・ヘンニー
保安官 : レン・キャリオー
[ 2021/01/17 15:00 ] ホラー | TB(-) | CM(-)

デッドコースター

(アクション/ホラー)

『 デッドコースター 』
原題 : Final Destination2
製作 : 2003年
製作国 : アメリカ

九死に一生を得た人々に襲いかかる死の運命の恐怖を描いたホラー・サスペンス映画。「ファイナル・デスティネーション」の続編。
旅行に出かけたキンバリーは、自分の車がハイウェイに入る寸前で大事故に巻き込まれる夢を見る。これは予知夢では、と確信した彼女は、ハイウェイの入り口を車で封鎖。そして夢の中では事故の犠牲となった7人の目の前で、その通り大事故が起こる。間一髪で危機を免れたものの、嫌な予感は収まらない。果たして事故の生存者の内のひとりが、不可解な“突然死”を遂げる。このままでは、遅かれ早かれ夢の通りにみんな死んでしまう。キンバリーは他の生存者たちと協力して生き残る方法を探すが、彼らは次々と壮絶な死に見舞われてゆくのだった。



スタッフ :
監督 : デイヴィッド・リチャード・エリス
脚本 : ジェフリー・レディック、エリック・ブレス
原案 : エリック・ブレス、ジェフリー・レディック、ジェフリー・レディック
製作総指揮 : リチャード・ブレナー、トビー・エメリッヒ、マット・ムーア、ジェフリー・レディック
製作 : クレイグ・ペリー、ウォーレン・ザイド
キャラクタ創造 : ジェフリー・レディック
撮影 : ゲイリー・カポ
音楽 : シャーリー・ウォーカー
編集 : エリック・A・シアーズ

キャスト :
キンバリー・コールマン : A・J・クック
クレア・リバース : アリ・ラーター
トーマス・バーク保安官 : マイケル・ランデス
ウィリアム・ブラッドワース : トニー・トッド
ユージーン・ディックス : T・C・カーソン
ローリー・ペータース : ジョナサン・チェリー
キャット・ジェニングス : キーガン・コナー・トレイシー
ノラ・カーペンター : リンダ・ボイド
ティム・カーペンター : ジェイムズ・カーク
エバン・ルイス : デビッド・パートコー
イザベラ・ハドソン : ジャスティーナ・マチャド
ブライアン・ギボンズ : ノエル・フィッシャー
シーナ : サラ・カーター
ダノ : アレハンドロ・ラエ
フランキー : ショーン・サイポス
Mr.コールマン(キンバリーの父) : アンドリュー・エアリー
スビィ刑事 : エリック・キンリーサイド
[ 2020/11/20 15:00 ] ホラー | TB(-) | CM(-)
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