(ドラマ/コメディ )
『 グレートレース 』
原題 : The Great Race
製作 : 1965年
製作国 : アメリカ
20世紀初頭。ニューヨーク・パリ間の自動車大レースを思いたった男たちがいた。対抗意識の強いレスレー( トニー・カーティス) とフェイト(ジャック・レモン)で、いつもみじめな思いをするフェイトは、こんどこそ、と悪知恵をかけて大ハリキリ。ところで、マギ( ナタリー・ウッド) という、ある新聞の取材記者を買って出た男まさりが参加者に加わった。抜け目のないフェイトがレスリー以外の参加者を原因不明の爆発事故でフッ飛ばした。彼女は同僚のヘゼカイア( キーナン・ウィン) とレスリーの車に同乗することになった。レースはスタート。一行が着いた西部のある町では、フェイトのヤリ口も悪辣になり、レスリーをリリー( ドロシー・プロバイン) とその恋人との三角関係にまき込ませ、ひと思いに放火した。その後もガソリンをなくして馬に引かせるレスリー、河を渡ろうと、水浸しになるフェイト、……坂の多いサンフランシスコ、零下40度の猛吹雪の中を珍レースを展開、ロシアに着いた。大歓迎である。キュスター将軍(ジョージ・マクレディ)に迎えられたレスリーとフェイトとヘゼガイアは、皇太子を紹介されてフェイトと瓜二つなのにおどろいた。フェイトは国を乗っとろうという悪男爵のために偽皇太子にされそうになるが、マギらの助力で事件を解決させた。2台の車はパリへ向かってフランスを走る。が、恋仲になったレスリーとマギが痴話ゲンカを始め、ゴール寸前で仲直りしたものの、フェイトの車が追い抜いた。今度は彼が承知しない。ワザと勝たせたんだ、インチキだと。やり直しをすることになった。新婚気分のレスリーとマギ、掛け値なしの勝利を狙うフェイト。さて栄冠はどちらに、再びレースがはじまった。
スタッフ : 監督 : ブレイク・エドワーズ
脚本 : アーサー・A・ロス
原案 : ブレイク・エドワーズ、アーサー・A・ロス
製作 : マーティン・ジュロー
製作総指揮 : ジャック・L・ワーナー
音楽 : ヘンリー・マンシーニ
撮影 : ラッセル・ハーラン
編集 : ラルフ・E・ウィンタース
キャスト : フェイト教授/皇太子ハプニック :
ジャック・レモングレート・レスリー・ギャラント三世 :
トニー・カーティスマギー・デュボア :
ナタリー・ウッドマクシミリアン :
ピーター・フォークヘゼカイア・スターディ :
キーナン・ウィンヘンリー・グッドボディ :
アーサー・オコンネルヘスター・グッドボディ :
ヴィヴィアン・ヴァンスリリー・オーレイ :
ドロシー・プロヴァインテキサス・ジャック :
ラリー・ストーチロルフ・フォン・ステュッペ男爵 :
ロス・マーティンキュスター将軍 :
ジョージ・マクレディフリスビー :
マーヴィン・カプランボラーチョの市長 :
ハル・スミスボラーチョの保安官 :
デンヴァー・パイル