蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

オーソン・ウェルズ

(キャスト/男優)

『 オーソン・ウェルズ 』 Orson Welles

生年月日 : 1915年05月06日
没年月日 : 1985年10月10日( 70 歳没)
出生地 : ウィスコンシン州ケノーシャ
国籍 : アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
職業 : 俳優、映画監督、脚本家
主な作品 :
『市民ケーン』
『偉大なるアンバーソン家の人々』
『黒い罠』
受賞 :
アカデミー賞
脚本賞
1941年『市民ケーン』
名誉賞 1970年

オーソン・ウェルズ

1936年、ウェルズは、ラジオ番組にも進出し、CBSラジオにて『ハムレット』を演じた。1937年にはマーキュリー劇団として、共同放送システム(MBS)にて『レ・ミゼラブル』を演じた。1938年7月からはCBSラジオにて、小説や演劇を斬新な形式で短編ドラマ化する番組『Mercury Theatre on the Air』を毎週演ずることになったが、大衆の反応は今ひとつだった。しかし、同年10月30日にH.G.ウェルズのSF小説『宇宙戦争』の翻案、『宇宙戦争』を放送する際、舞台を現代アメリカに変え、ヒンデンブルク号炎上を彷彿とさせるような臨時ニュースで始め、以後もウェルズ演じる目撃者による回想を元にしたドキュメンタリー形式のドラマにするなど、前例のない構成や演出と迫真の演技で放送を行った。その結果、聴取者から本物のニュースと間違われ、パニックを引き起こした。この事件でウェルズは全米に名を知られるようになり、それまでスポンサーの付かなかったこの番組は、12月にキャンベル・スープ社の提供による『The Campbell Playhouse』に改題、1940年3月まで継続した。その後も1950年代半ばまで、ウェルズはラジオ番組に関わり続け、多くの印象的な番組を残している。『火星人襲来』事件の話題性を買ったハリウッドのRKOはウェルズを招き、全権を委託して映画の製作を任せた。「ハリウッドは子供が欲しがる最高のオモチャさ!」とその時のインタビューで答えたのも有名である。第一候補だったジョゼフ・コンラッドの『闇の奥』は、ラジオ時代に取り組んだ作品の一つだったが、予算がかかり過ぎるとして断念した。代わりに製作された『市民ケーン』は、新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストを模した人物の人生を暴く内容が物議を醸し、ハースト系の新聞による全面攻撃を受けた。上映できない地域も多く、興行的には惨敗した。しかし、内容的には、多重多層的な凝った構成、ハリウッド映画で初めて試みられたディープフォーカス(画面の中のすべてにピントが合う手法)、広角レンズの多用や床にカメラを収める穴を掘ってまで拘ったローアングルの多用など、映画として画期的なもので、その評価は現在に至るまで非常に高く、オールタイムベストテンを編まれれば、常にトップないし上位に位置する作品となった。しかし、興行的に失敗したことで、ハリウッドでの発言力は低下してしまった。そのため、彼の二作目である『偉大なるアンバーソン家の人々』はズタズタにカットされ、不本意な形で公開されることとなった。

主な監督作品 :
1941年 市民ケーン : Citizen Kane
1942年 偉大なるアンバーソン家の人々 : The Magnificent Ambersons
1946年 オーソン・ウェルズINストレンジャー : The Stranger
1947年 上海から来た女 : The Lady from Shanghai
1948年 マクベス : Macbeth
1955年 秘められた過去 Mr. Arkadin
1952年 オセロ : The Tragedy of Othello: The Moor of Venice
1958年 黒い罠 : Touch of Evil
1963年 審判 : The Trial
1966年 フォルスタッフ : Falstaff
1974年 フェイク : F for Fake

主な出演作品 :
1944年 ジェーン・エア : Jane Eyre
1946年 離愁 : Tomorrow is Forever
1949年 第三の男 : The Third Man
1949年 狐の王子 : Prince of Foxes
1950年 黒ばら : The Black Rose
1954年 ナポレオン : Napoleon
1956年 白鯨 : Moby Dick
1958年 長く熱い夜 : The Long Hot Summer
1958年 自由の大地 : The Roots of Heaven
1958年 黒い罠 : Touch of Evil
1959年 強迫/ロープ殺人事件 : Compulsion
1960年 鏡の中の犯罪 : Crack in the Mirror
1963年 ロゴパグ : RoGoPaG: La Viamoci il Cervello
1963年 予期せぬ出来事 : The V.I.P.S
1964年 マルコ・ポーロ大冒険 : Malco Polo
1966年 わが命つきるとも : A Man for All Seasons
1966年 パリは燃えているか : Paris Brule-t-il?
1967年 007 カジノ・ロワイヤル : Casino Royale
1967年 ジブラルタルの追想 : A Sailor from Gibraltar
1967年 明日に賭ける : I'll Never Forget What's is Name
1968年 非情の切り札 : House of Card
1969年 サファリ大追跡 : The Southen Star
1969年 クレムリン・レター/密書 : The Klemlin Letter
1970年 ワーテルロー : Waterloo
1970年 004/アタック大作戦 : Two Times Two
1970年 キャッチ22 : Catch-22
1971年 宝島 : Treasure Island
1972年 ウィッチング : The Witching
1976年 さすらいの航海 : Voyager of the Damned
1977年 クリスマスの出来事 : It Happened One Christmas
1979年 マペットの夢みるハリウッド : The Muppet Movie
1981年 ノストラダムス/大王降臨 : The Man Who Saw Tomorrow
1984年 トニー・カーチスの発明狂時代 : Where is Parsifal?
1986年 トランスフォーマー ザ・ムービー : Transformers The Movie
[ 2018/12/31 15:00 ] 男優 | TB(-) | CM(-)

チキ・チキ・バン・バン

(ドラマ/ミュージカル)

『 チキ・チキ・バン・バン 』
原題 : Chitty Chitty Bang Bang
製作 : 1968年
製作国 : イギリス

夢想家で発明家のポッツ(D・V・ダイク)は解体炉へ放りこまれようとしていたポンコツ自動車のチキ・チキ・バン・バンを救い出し、これに手を加え、オンボロ車を走らせることに成功した。ある日、彼はこの車に、ジェレミーとジェニフアーの二人の子供をのせて海辺へ遊びに出かけた。途中、彼らはスクランプティアス卿の令嬢トルーリー(S・ホワイト)と出会い、一緒に出かけることにした。浜辺でポッツは、水平線上に姿をあらわした曳き舟を見て、子供たち相手に海賊の話をはじめた。話の中で、曳き舟は世界一の悪い男ボンバースト男爵の乗っているヨットとなった。ポッツが話しているうちに、彼らの周囲には潮が満ち、海中にとりのこされた。そして男爵のヨットは大砲の筒先を向けながら、こちらに向ってきた。が、彼らの乗っているチキ号は意外な魔力を持っていた。エンジンがうなり出し、車はホーバークラフトに早変りし、波の上を滑るように走り始めた。男爵はこのチキ号を欲がり、二人のスパイを浜に送った。だがこの間抜けな悪漢は子供たちのおじいさん(R・ジェフリーズ)をポッツと間違えて誘拐し、男爵の飛行船をよびよせた。ここでチキ号はまた驚異的な威力を見せ、翼とプロペラを車体から突出し、飛行船を追い続けた。ブルガリアの城へ逃げた飛行船を追って、チキ号は近くの村へ着陸した。この村では男爵夫人が、子供を憎み、みつけ次第殺せとの命令を下していた。そしてポッツが敵状偵察に行っている間に、チキ号も子供たちも彼らに捕えられてしまった。そこでポッツとトルーリーは、男爵夫人にまだ捕まっていない子供たちが隠れている洞窟に行き、子供たちと協力して、悪漢を攻撃する計画をたてた。計画は見事成功し、男爵の手下たちは敗北し、飛行船で逃げる男爵夫妻もおじいさんの傘からとびだした刺し針で、湖へ墜落した。そしてチキ号は無事帰国の途についた。--これは全部ポッツの夢物語だった。だが、この時ポッツとトルーリーは互に恋していることに気づいた。ポッツは将来は夢ばかり見ていないで、もっとしっかりしようと決心した。ポッツは車を出発させた。ところが驚いたことに、チキ号はゆっくりと空中に浮び上り、飛行を開始したのである。



スタッフ :
監督 : ケン・ヒューズ
脚色 : ロアルド・ダール、ケン・ヒューズ
原作 : イアン・フレミング
製作 : アルバート・R・ブロッコリ
撮影 : クリス・チャリス
音楽監督 : アーウィン・コスタル
音楽 : リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン
衣装 : エリザベス・ハフェンデン、ジョーン・ブリッジ
振り付け : マーク・ブロウ、ディ・ディ・ウッド

キャスト :
カラクタカス・ポッツ : ディック・ヴァン・ダイク
トルーリー・スクランプシャス : サリー・アン・ハウズ
ジェレミー : アドリアン・ホール
ジェマイマ : ヘザー・リプリー
ボンバースト男爵 : ゲルト・フレーベ
男爵夫人 : アンナ・クエイル
チャイルドキャッチャー : ロバート・ヘルプマン
バンジー・ポッツ : ライオネル・ジェフリーズ
スクランプシャス卿 : ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス
おもちゃ職人 : ベニー・ヒル
ミスター・コギンズ : デスモンド・リュウェリン
[ 2018/12/30 15:00 ] ミュージカル | TB(-) | CM(-)

オリバー!

(ドラマ/ミュージカル)

『 オリバー! 』
原題 : Oliver!
製作 : 1968年
製作国 : イギリス
アカデミー作品賞受賞

チャールズ・ディケンズの原作小説を、ミュージカル映画化。
十九世紀のロンドンは、貧富の差がはげしく、貧乏人は生活苦にあえいでいた。そんななかで、救貧院の一室で一人の女が男の子を生み、死んでいった。生まれた子供はオリバー(M・レスター)となずけられ、そこで育てられることになった。コーネイ未亡人とバンブル氏の経営になる救貧院とは名前はいいが、子供たちはいつも飢えている状態だった。みんなの意志を代表して、もう少し食べ物をくださいと言ったため、オリバーは葬儀屋サワベリーのところに、たった五ドルで売られるはめになってしまった。仕事はつらく、ある日、母の悪口をいわれたのにガマンできなくなったオリバーは、新しい居場所を求めて逃げだした。次にオリバーはスリの少年アートフル・ドッジャーと知りあい、彼の口ききで、親方のフェイギン(R・ムーディ)に紹介され、スリの仲間に加わった。仲間にはみんなのあこがれの的ナンシー(S・ウォリス)やかわいいベットなどがいた。ナンシーは悪名高いビル(O・リード)にくびったけだった。やがてオリバーの初仕事の日がきたが、あっけなく失敗してしまった。が、被害者のブラウンロウ氏は幼ないオリバーにひかれるところがあり、引きとって育てる気になった。オリバーにとって夢のような日がはじまった。が、それもつかの間、ある日おつかいに出かけたオリバーは、ビルと、ナンシーに、見つかり、フエイギンのところに連れだされた。一方ブラウンロウ氏は、オリバーをさがして救貧院を訪ね、思いがけない事実を知った。オリバーはブラウンロウ氏の孫だった。ビルの強盗の、巻きぞえにされたりの生活が、オリバーには続いていた。心優しいナンシーは、オリバーを助けるべくブラウンロウ氏に連絡をとり、真夜中にロンドンブリッジへオリバーを連れて行くことにした。が悪かしこいビルは早くも、それを察知、二人のあとをつけ彼女が、自分を密告したと感違いしナンシーを殺した。その死体をみたブラウンロウ氏の叫びで、警官がかけつけ、ビルは射殺され、フェイギンは捕えらられ、少年たちは開放された。オリバーにもやっと平和な生活が戻ってきたのだった。



スタッフ :
監督 : キャロル・リード
脚色 : ヴァーノン・ハリス
原作 : チャールズ・ディケンズ
製作 : ジョン・ウルフ
撮影 : オズワルド・モリス
美術 : ジョン・ボックス
音楽監督 : ジョン・グリーン
ミュージカル監修 : オンナ・ホワイト
作詞 : ライオネル・バート
作曲 : ライオネル・バート
振り付け : オンナ・ホワイト

キャスト :
オリバー・ツイスト : マーク・レスター
ジャック・ドーキンズ : ジャック・ワイルド
フェイギン : ロン・ムーディー
ビル・サイクス : オリヴァー・リード
バンブル : ハリー・シーコム
ナンシー : シャニ・ウォリス
ブラウンロー : ジョセフ・オコナー
治安判事 : ヒュー・グリフィス
[ 2018/12/28 15:00 ] ミュージカル | TB(-) | CM(-)

華麗なる賭け

(アクション/サスペンス)

『 華麗なる賭け 』
原題 : The Thomas Crown Affair
製作 : 1968年
製作国 : アメリカ

トーマス・クラウン(スティーヴ・マックィーン)は、金持ちで、ハンサムで、洗練された紳士だ。が、実は彼は、泥棒にかけては異常な才能と情熱の持主。ある日、彼はかねて計画中の一大銀行強盗を実行した。エーブはじめ4人の部下に指令を送り、自分のビルの前の銀行を襲わせた。計画は見事成功、クラウンは奪った金に自分の金を足して、ジュネーブの銀行に預金した。ボストン警察のマローン刑事(ポール・バーク)は、事件調査に乗り出したが、手がかり一つ得られなかった。一方、被害を受けた銀行が加入していた保険会社のマクドナルドは、犯罪追及に特別な熱意を持つビッキー(フェイ・ダナウェイ)に調査を命じた。ビッキーはマローン刑事と協力しながら、自分自身でも調査を行ない、次第に実業家クラウンがあやしいとにらむようになった。そして、ある美術品の競売会で、目指すクラウンに近付き、自分は銀行強盗の犯人を調査していると名乗りをあげ、クラウンの反応をみたが、クラウンは一向に動じなかった。逆にクラウンは、ビッキーの挑戦を受けてたつため、彼女と交際することに決めた。こうして、あたかも恋愛中のように見せかけながら、クラウンとビッキーは、奇妙なつきあいを始めた。が、クラウンの証拠はなかなかつかめず、そのうち、ビッキーは疑惑を持ちながらも、クラウンに恋するようになった。その頃、クラウンは、もう1度最後の冒険を試みて、南米に逃げる決心をし、それをビッキーに打ち明け、共に南米に行こうと誘った。銀行強盗は、前の時と同じように実行され、成功したかに見えた。が、クラウンの車が、盗んだ金を部下から受け取るべき地点に来たとき、そこには、ビッキーやマローン刑事が、多数の警察を従えて待ちかまえていた。クラウンの運もこれまでとみえた。ビッキーは車に近付いた。が意外、車に乗っていたのは別の男だった。男はクラウンからのメッセージをビッキーに渡した。南米へ後から来るように、伝言にはそうあった。犯人を逃したくやしさと、恋人が警察の手に渡らなかったのとで、ビッキーは複雑な気持ちだった。その頃、南米へのジェット機上、クラウンはふかぶかと座席にかけていたのだった。



主題歌 : 「風のささやき」 by ノエル・ハリスン  (アカデミー歌曲賞受賞)


スタッフ :
監督 : ノーマン・ジュイソン
脚本 : アラン・R・トラストマン
製作 : ノーマン・ジュイソン
撮影 : ハスケル・ウェクスラー
美術 : エドワード・G・ボイル
音楽 : ミシェル・ルグラン

キャスト :
トーマス・クラウン : スティーブ・マックイーン
ヴィッキー・アンダーソン : フェイ・ダナウェイ
エディ・マローン : ポール・バーク
アーウィン・ウィーバー : ジャック・ウェストン
エーブ : アディソン・パウエル
カール : ヤフェット・コットー
ジェイミー・マクドナルド : ゴードン・ピンセット
グウェン : アストリッド・ヒーレン
キャロル : キャロル・コーベット
ハニー : ペグ・シャーリー
支店長 : ブルース・グローヴァー
ジョン : ジョン・オーチャード
[ 2018/12/26 08:27 ] サスペンス | TB(-) | CM(-)

猿の惑星

(アクション/SF)

『 猿の惑星 』
原題 : Planet of the Apes
製作 : 1968年
製作国 : アメリカ

フランスの作家ピエール・ブウルのSF小説を映画化。
ケープ・ケネディから打ち上げられた宇宙船が1年6ヵ月後に、オリオン星座に属する、ある惑星に着陸した。だが地球では、この間に2000年という年月が流れた勘定になる。宇宙船にはテイラー(チャールトン・ヘストン)を隊長とするドッジ、ランドンらの宇宙飛行士が乗っていたが湖に着水した時、宇宙船は破損して沈没。3名は無人の陸地に上がり、数日間、砂漠地帯をさまよい歩いた。そして、やっと森林地帯に入った時、初めてほかの人間を見たが、彼らは一様に原始人のようであった。そこへ現れた猿の一群。猿たちが人間を捕獲するではないか。服を着て馬に乗り銃を手にした猿たちが。喉を撃たれたテイラーも捕まえられた。この時、捕まえられた人間の中に女が1人、のちにノバ(リンダ・ハリソン)と名づけられた。この惑星では、猿が高い文化を誇る高等動物で、人間は口もきけない下等動物である。猿たちはしばしば、こうした人間狩りを行っている。テイラーは外科医の手術を受けた後、ジーラ博士(K・ハンター)とあった。そして彼女はテイラーの知能が非常に高いことを知り、恋人の考古学者コーネリアス博士に伝えた。テイラーは2人に、自分は字が書けることを知らせたが、彼らはテイラーがほかの惑星から来たことは信じなかった。しかし、この2人はテイラーにとっては味方となった。一方、この惑星の最高頭脳であり信仰の擁護者であるザイアス博士(モーリス・エバンス)は、なぜかテイラーを毛ぎらいし脳葉切除と去勢手術を命じた。テイラーは脱走したが、すぐに捕まり査問会にかけられた。ジーラとコーネリアス両博士が、弁護人として出席したが、テイラーの発言、2人の博士の弁護は一笑に付されてしまった。そこで2人の博士はテイラーと彼を慕うノバを逃がしてやることにした。砂漠地帯まで来た時、ザイアス博士らの一行が追ってきた。そこは、かつてコーネリアス博士がひそかに発掘した人骨と遺物により、数千年前の人間が、猿より高度の知能と文化を持っていたことを知った場所であった。だが、博士のこの説は認められなかったのだ。しかし、やって来たザイアス博士はこの事実を知っていた。だが彼は立場上、この学説を認めるわけにはいかなかったのだ。テイラーとノバは猿たちに別れをつげ、新天地を求めて旅立った。すると、はるか向こうに見おぼえのある像の一部。なんと自由の女神ではないか。この猿の惑星は地球だったのだ。彼らが宇宙船で飛び立ったあと、地球には核戦争が起こり、人類はほとんど滅亡、そして2000年後に猿が支配するようになったのだ。愚かな人間たち。テイラーは口惜しさとあわれさで、泣きくずれるのであった。



スタッフ :
監督 : フランクリン・J・シャフナー
脚色 : ロッド・サーリング 、 マイケル・ウィルソン
原作 : ピエール・ブウル
製作 : アーサー・P・ジェイコブス
撮影 : レオン・シャムロイ
音楽 : ジェリー・ゴールドスミス
編集 : ヒュー・S・ファウラー

キャスト :
ジョージ・テイラー大佐 : チャールトン・ヘストン
コーネリアス : ロディ・マクドウォール
ジーラ博士 : キム・ハンター
ザイアス博士 : モーリス・エバンス
議長 : ジェームズ・ホイットモア
オノリアス : ジェームズ・デイリー
ノバ : リンダ・ハリソン
ルシアス : ルー・ワグナー
マクシマス : ウッドロー・パーフレイ
ジョン・ランドン中尉 : ロバート・グンナー
トーマス・ドッジ中尉 : ジェフ・バートン
 マリアン・スチュアート中尉 : ダイアン・スタンレー
ジュリアス : バック・カータリアン
騎兵隊長 : ノーマン・バートン
ゲレン医師 : ライト・キング
聖職者 : ポール・ランバート
[ 2018/12/23 15:00 ] SF | TB(-) | CM(-)

黒ひげ大旋風

(ディズニー実写)

『 黒ひげ大旋風 』
原題 : Blackbeard's Ghost
製作 : 1967年
製作国 : アメリカ

トラック競技の名コーチを自認するスティーブ(ディーン・ジョーンズ)は着任の途中「海賊黒ひげ旅館」に立ち寄った。ちょうどここでは借金返済のためのバザーが開かれており、彼はそこで美人教授のアン(スザンヌ・プレシェット)の魅力にまいり、黒ひげゆかりの湯たんぽを買った。この湯たんぽの柄をうっかり折ると、なかから呪文が出てきた。スティーブがその呪文を読むと、とたん黒ひげの幽霊(ピーター・ユスチノフ)が現れた。黒ひげは人間らしい良いことをするまで浮かばれないという呪いをうけていた。幽霊と一緒では居心地悪いとスティーブは自動車で逃げ出したが、いつの間にか黒ひげも乗り込んできていた。夢と希望に胸をふくらませて着任はしたものの、陸上チームは最低。そしてついに競技大会の日が来た。スティーブの大学は目をおおいたくなるばかりの負けっぷり。が、突然、大珍事が起こった。ほかの大学の選手は次々と失格となる。黒ひげの仕業なのである。といっても、黒ひげは、「黒ひげ旅館」の倒産を防ぐため、この試合に多額の賭けをし人助けをしようと思っていたのだ。スティーブに叱られ、黒ひげはしょげ返った。黒ひげが退場しては神通力もきかなくなり、試合はまた逆転。アンはすっかりしょげてしまった。それを見たスティーブは再び黒ひげを呼び戻した。試合はまたまた大逆転。ところが、賭けの相手のシルキーは、この勝負は無効、ルーレットで勝負をいどんできた。だが黒ひげのトリックにあっては勝負は決まっている。かくて黒ひげも善行のおかげで呪いもとけ、海賊の待ちわびる夜の海へ消えていった。



スタッフ :
監督 : ロバート・スティーヴンソン
脚色 : ビル・ウォルシュ、ドン・ダグラディ
原作 : ベン・ストール
製作 : ウォルト・ディズニー
共同製作 : ビル・ウォルシュ
撮影 : エドワード・コールマン
音楽 : ロバート・F・ブランナー

キャスト :
黒ひげの幽霊(エドワード) : ピーター・ユスティノフ
スティーブ : ディーン・ジョーンズ
アン : スザンヌ・プレシェット
エミリー : エルザ・ランチェスター
シルキー : ジョビー・ベイカー
ウィートン : リチャード・ディーコン
[ 2018/12/21 15:00 ] ディズニー実写 | TB(-) | CM(-)

卒業

(ドラマ/青春)

『 卒業 』
原題 : The Graduate
製作 : 1967年
製作国 : アメリカ

学問でもスポーツでも、賞という賞を獲得して、ベンジャミン(ダスティン・ホフマン)は大学を卒業したが、それがなんのためなのか、彼は疑問を感じ、将来に対する不安でいらだっていた。だが、そんなベンジャミンの心も知らず両親は盛大なパーティーを催した。口先だけのお世辞やへつらいにいたたまれず部屋に逃げこんだベンジャミンを、ロビンソン夫人(アン・バンクロフト)が追いかけてきた。彼女は、強引にベンジャミンを家まで送らせ、決して誘惑してはいないなどと口ではいいながら彼の前で裸になって、彼を挑発した。ちょうどそこへ、ロビンソン氏が帰ってきたので、その場は何事もなかったが、この誘惑はベンジャミンにとって強い刺激となり、数日後、彼は自分の方からデートを申し込んだ。こうして2人は、しばしばホテルで会うようになった。だが、この2人の関係は、ロビンソンの娘エレーヌ(キャサリン・ロス)が学校休みで戻ってから、大きくくずれていった。両親の勧めで、初めはいやいやながらエレーヌとつき合ったベンジャミンだが、その可憐さ、清純さに次第に本気で愛するようになった。娘の恋に嫉妬したロビンソン夫人は、ベンジャミンに娘とつき合ったら、自分との関係をバラすと脅迫した。しかし、この脅迫も、ベンジャミンをさらに激しい恋にかりたてるばかり。ついにロビンソン夫人は捨身の妨害に出て、ベンジャミンとの関係を明らかにした。ショックを受けたエレーヌは、学校へ戻った。そのエレーヌをベンジャミンは追った。だがそこは、ロビンソン夫妻が娘と結婚させようとしているカールという青年がいた。それでもベンジャミンは、エレーヌを追ったが、とうとうエレーヌとカールの結婚式が挙行されることになった。式は進み、クライマックスに達した時、ベンジャミンが飛び込んできた。両親や参列者を押しのけると、彼は花嫁を盗み出し、通りかかったバスに飛び乗った。バスは永遠なる結婚の幸福へと走り去った。



テーマ曲 : 「サウンド・オブ・サイレンス」 by サイモン & ガーファンクル


スタッフ :
監督 : マイク・ニコルズ
脚色 : カルダー・ウィリンガム、バック・ヘンリー
原作 : チャールズ・ウェッブ
製作 : ローレンス・ターマン
撮影 : ロバート・サーティース
追加音楽 : デーヴ・グルーシン
歌 : ポール・サイモン

キャスト :
ベンジャミン : ダスティン・ホフマン
ミセス・ロビンソン : アン・バンクロフト
エレーン : キャサリン・ロス
ミスター・ロビンソン : マーレイ・ハミルトン
ミスター・ブラドック : ウィリアム・ダニエルズ
ミセス・ブラドック : エリザベス・ウィルソン
カール : ブライアン・エイヴリー
フロント係 : バック・ヘンリー
Mr.マクガイア : ウォルター・ブルック
Mr.マックリーリー : ノーマン・フェル
[ 2018/12/19 15:00 ] 青春 | TB(-) | CM(-)

ロバート・ワイズ

(スタッフ/監督)

『 ロバート・ワイズ 』 Robert Wise

生年月日 : 1914年09月10日
没年月日 : 2005年09月14日( 91 歳没)
出生地 : インディアナ州ウィンチェスター
死没地 : カリフォルニア州ウェストウッド
国籍 : アメリカ合衆国
職業 : 映画監督、映画編集
受賞 :
アカデミー賞
作品賞
1961年『ウエスト・サイド物語』
1965年『サウンド・オブ・ミュージック』
監督賞
1961年『ウエスト・サイド物語』
1965年『サウンド・オブ・ミュージック』
アービング・G・タルバーグ賞 (1966年)
カンヌ国際映画祭
国際映画批評家連盟賞
1949年『罠』
放送映画批評家協会賞
生涯功労賞 (1997年)
主な作品 :
『市民ケーン』
『ウエスト・サイド物語』
『サウンド・オブ・ミュージック』

ロバート・ワイズ

映画界におけるキャリアをRKO社の音響効果担当としてスタートした。数年間のキャリアの後、1941年度の『市民ケーン』(オーソン・ウェルズ監督・主演)でアカデミー編集賞にノミネートされる。1944年のサイコホラー映画『キャット・ピープルの呪い』が監督デビュー作であり、後世カルト映画として高く評価されているサイコホラー『キャット・ピープル』(1942年、ジャック・ターナー監督)の続編であった。初期のワイズ監督作品は当時のハリウッドの配給システムにおけるB級の作品がほとんどであるが、手堅い手腕を見せる一方で、意欲的なアイデアがしばしば盛り込まれた。1949年に彼が監督したボクシング映画『罠』(ロバート・ライアン主演)は、わずか1時間強の作品ながら、劇中の時間と実際の上映時間を同一進行させる構成で、八百長試合に絡む苛烈なサスペンスを描いた。1950年代以降も、ミュージカル、サスペンス、SFなど様々なジャンルを手がけ、SF作品『地球の静止する日』、メロドラマ『"So Big』などの監督を勤め、スーザン・ヘイワードがアカデミー主演女優賞を獲得したサスペンス映画『私は死にたくない』では、自らもアカデミー監督賞にノミネートされた。961年、ジェローム・ロビンスと共同して監督・制作を務めたミュージカル映画『ウエスト・サイド物語』でアカデミー監督賞を受賞、1965年にも『サウンド・オブ・ミュージック』で2度目の監督賞を獲得した。1970年代の代表作として、『アンドロメダ…』、『ヒンデンブルグ』、『オードリー・ローズ』、『スタートレック(劇場版第1作)』がある。

主な編集作品 :
1939年 ノートルダムの傴僂男 : The Hunchback of Notre Dame
1941年 市民ケーン : Citizen Kane
主な監督・制作作品 :
1944年 キャット・ピープルの呪い : The Curse of the Cat People
1944年 フィフィ嬢 : Mademoiselle Fifi
1945年 死体を売る男 : The Body Snatcher
1946年 恐怖の島 : A Game of Death
1947年 生まれながらの殺し屋 : Born to Kill
1948年 月下の銃声 : Blood on the Moon
1949年 罠 : The Set-Up
1950年 三人の秘密 : Three Secrets
1950年 西部の二国旗 : Two Flags West
1951年 地球の静止する日 : The Day the Earth Stood Still
1952年 捕らわれの街 : The Captive City
1953年 砂漠の鼡 : The Desert Rats
1954年 重役室 : Executive Suite
1955年 トロイのヘレン : Helen of Troy
1956年 傷だらけの栄光 : Somebody Up There Likes Me
1956年 悪人への貢物 : Tribute to a Bad Man
1958年 深く静かに潜航せよ : Run Silent Run Deep
1958年 私は死にたくない : I Want to Live!
1959年 拳銃の報酬 : Odds Against Tomorrow
1961年 ウエスト・サイド物語 : West Side Story
1962年 すれちがいの街角 : Two for the Seesaw
1963年 たたり : The Haunting
1965年 サウンド・オブ・ミュージック : The Sound of Music
1966年 砲艦サンパブロ : The Sand Pebbles
1968年 スター! : Star!
1971年 アンドロメダ… : The Andromeda Strain
1973年 ふたり : Two People
1975年 ヒンデンブルグ : The Hindenburg
1977年 オードリー・ローズ : Audrey Rose
1979年 スタートレック : Star Trek: The Motion Picture
1987年 ウィズダム 夢のかけら : Wisdom
1989年 ルーフ・トップ : Rooftops
[ 2018/12/17 15:00 ] 監督 | TB(-) | CM(-)

俺たちに明日はない

(ドラマ/ヒューマン)

『 俺たちに明日はない 』
原題 : Bonnie and Clyde
製作 : 1967年
製作国 : アメリカ

世界恐慌下のアメリカのテキサス。刑務所を出所してきたばかりのクライド(ウォーレン・ベイティ)が例によって駐車中の車を盗もうとした時、近くの2階から声をあげて邪魔をしたのが、その車の持ち主の娘ボニー(フェイ・ダナウェイ)だった。2人にはこれがはじめての出会いだったが、クライドはボニーの気の強さに、ボニーはクライドの図太さに、惚れこんでしまった。2人いっしょならば恐いものなしと彼らは、町から町に渡りながら次々と犯行をくり返していく。。ほどなくガソリンステーションの店員だったC・W(マイケル・J・ポラード)を加え仲間は3人になる。しかし銀行強盗の最中にC・Wのヘマによりクライドは遂に人を殺すことになる。まだ顔の割れていないボニーを家に帰そうとするクライドだがボニーは残ると伝える。二人の想いは募るがクライドはボニーを抱くことが出来なかった。クライドの兄バック(ジーン・ハックマン)とその女房のブランチ(エステル・パーソンズ)を加え5人となったが、この兄夫婦とボニーはそりが合わなかった。一行はまだ手配所が出回ってないと思われるミズーリに移るが、すぐさま隠れ家を警察に突き止められ銃撃戦の末辛くも逃れる。5人の犯行はその後も続き、活躍の場も次第に広くなり世間の注目も増していった。ある日彼らを追跡していたテキサス警備隊隊長を捕獲し辱めを与える。銀行強盗を更に重ねる一行だが、ボニーとブランチの諍いも抜き差しならないところまで来ていた。ホームシックにかかったボニーのため一行は彼女の故郷に向かう。しかしボニーの母は別れ際に犯罪者となった娘に冷淡な態度を取るのだった。アイオワに移った一行だが、滞在中のモーテルで保安官たちに囲まれてしまう。装甲車すら出動した激しい射ち合いの末、バックとブランチは重傷を負ってしまった。その晩は何とか包囲網を突破した一行だったが、翌朝再び急襲される。傷を負いながらもクライド、ボニー、C・Wは何とか逃げ出したが、バックは死にブランシュは逮捕される。3人は、隠れ家を求めて逃走を続ける。そして唯一世間に名前の知られていないC・Wの父親の農場にたどり着き、そこで傷を癒すのだった。復讐に燃えるテキサス警備隊隊長ヘイマーは巧みな話術でブランチからC・Wの名前を聞き出す。ボニーは自分たちのことを詩にまとめ新聞で発表する。それを読み喜ぶクライドはついにボニーと愛を交わす。C・Wの父親は息子の命とひきかえにボニーとクライドの隠れ場所をヘイマーに密告した。車で町まで買い物に出かけた二人は帰路、待ち伏せしていたヘイマーたちの銃弾で蜂の巣にされ絶命する。若い男女の愛の無法の歴史は、銃の前にはかない終焉を告げたのだった。



スタッフ :
監督 : アーサー・ペン
製作 : ウォーレン・ベイティ
脚本 : デヴィッド・ニューマン、ロバート・ベントン
撮影 : バーネット・ガフィ
編集 : デデ・アレン
音楽 : チャールズ・ストラウス

キャスト :
ボニー・パーカー : フェイ・ダナウェイ
クライド・バロウ : ウォーレン・ベイティ
C・W・モス : マイケル・J・ポラード
バック・バロウ : ジーン・ハックマン
ブランチ・バロウ : エステル・パーソンズ (アカデミー助演女優賞受賞)
フランク・ヘイマー : デンヴァー・パイル
ユージン・グリザード : ジーン・ワイルダー
ヴェルマ・デイヴィス : エヴァンス・エヴァンス
アイヴァン・モス : ダブ・テイラー
[ 2018/12/15 15:00 ] ヒューマン | TB(-) | CM(-)

夜の大捜査線

(アクション/サスペンス)

『 夜の大捜査線 』
原題 : In the Heat Of The Night
製作 : 1967年
製作国 : アメリカ
アカデミー作品賞受賞

ミシシッピーの田舎町スパルタの夜はうだるような熱さだった。警官サム(ウォーレン・オーツ)は深夜のパトロール中、町の実業家が殺害されているのを発見した。サムからの連絡をうけた署長のビル・ギレスピー(ロッド・スタイガー)は早速行動を開始した。気負いたったサムは駅で列車をまっていた黒人をいきなり容疑者として逮捕した。ところがその黒人はバージル・ティッブス(シドニー・ポワチエ)というフィラデルフィア警察の殺人課の優秀な刑事で、休暇で帰っていたのだった。初めて殺人事件を扱うギレスピーはベテランのティッブスの協力を頼みたいと思ったが、人種偏見の強い土地柄、どうしても頭をさげることができなかった。だが殺人犯として逮捕された不良少年が犯人ではないと断定したティッブスの見事な論理にカブトを脱いだギレスピーは渋々と助力を頼みこんだ。絶えず衝突し、感情を抑えながらもティッブスとギレスピーは捜査を続けた。だが白人が黒人に調べられるという屈辱に町民は怒り、捜査は困難をきわめ、ティッブスは生命さえ危険になっていった。これ以上のトラブルをおそれたギレスピーは捜査をうち切るようにとティッブスに勧告したが、ティッブスは聞きいれなかった。そして、実業家は他所で殺されて発見された場所まで車で運ばれたと推理したティッブスは、事件のあった夜、車の中で不良少女と情事にふけっていた食堂のボーイを犯人と断定した。ティッブスの推理は正しかった。ボーイは少女の堕胎費をえるために殺人をおかしたのだった。感情的な対立に苦しみながら、こうして事件は終わった。フィラデルフィアへ帰るティッブスをギレスピーは駅頭に送り、黙したままトランクを持ってやった。無骨なギレスピーの、これが唯一の感謝のしるしだった。



主題歌 : 「In the Heat Of The Night」 by レイ・チャールズ


スタッフ :
監督 : ノーマン・ジュイソン
脚本 : スティーリング・シリファント
原作 : ジョン・ボール
製作 : ウォルター・ミリッシュ
撮影 : ハスケル・ウェクスラー
音楽 : クインシー・ジョーンズ
歌 : レイ・チャールズ

キャスト :
ビル・ギレスピー : ロッド・スタイガー (アカデミー主演男優賞受賞)
ヴァージル・ティッブス : シドニー・ポワティエ
サム・ウッド : ウォーレン・オーツ
レズリー・コルバート : リー・グラント
エリック・エンディコット : ラリー・ゲイツ
パーディ : ジェームズ・パターソン
市長 : ウィリアム・スカーレット
ジョージ・コートニー : ピーター・ウィットニー
デロリス・パーディ : クェンティ・ディーン
ママ・カレバ : ビア・リチャーズ
ハーヴェイ・オバースト : スコット・ウィルソン
シャグバッグ : ティモシー・スコット
ラルフ・ヘンショウ : アンソニー・ジェームズ
スチュアート医師 : フレッド・スチュワート
ジェス : カリル・ベザリール
[ 2018/12/13 15:00 ] サスペンス | TB(-) | CM(-)
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