蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

トッツィー

(ドラマ/ヒューマン)

『 トッツィー 』
原題 : Tootsie
製作 : 1982年
製作国 : アメリカ

売れない男優が女装した途端に役がつき一躍人気スターになる、というコメディ・ドラマ。
演技を若い俳優たちにコーチしている中年の男マイケル・ドーシー(ダスティン・ホフマン)。実は彼も俳優なのだが、演出家ともめたりするのでトラブル・メーカーとみられて、役がつかず失業中。ルーム・メイトで脚本家志望のジェフ(ビル・マーレイ)と生活のためにウェイターをしている。生徒の一人サンディ(テリー・ガー)は、明日の病院ものソープ・ドラマのオーディションに自信がなく、マイケルが個人レッスンを買って出て、翌日TV局までついて行ってやったが、その甲斐もなくサンディは落第。タフじゃないというので、台詞も読ましてもらえなかったのだ。翌日、彼は女装して、TV局へ行きドロシー・マイケルズと名乗る。ディレクターのロン(ダブニー・コールマン)はドロシーを見ただけで、もっとタフな女性が欲しいという。そこでドロシーが怒ってみせると、プロデューサーのリタが気に入ってカメラ・テストをした上で採用。その時、マイクは看護婦役のジュリー(ジェシカ・ラング、)と知りあい一目惚れする。さて、マイケルはその足で、エージェントのジョージ(シドニー・ポラック)に会いにゆく。始めは彼女がマイケルとわからなかったジョージだが、話を聞いてびっくり。ジェフはマイケルに協力することになった。これもジェフの書いている芝居の公演資金8 000ドルを捻出するためだ。思わぬことでマイケルはサンディとできてしまう。翌口、TV局に行ったマイケルは、病院理事エミリーの役を難なくこなす。困ったのは、ブルースター医師役のジョン(ジョージ・ゲインズ)が彼女に恋心を燃やし出したことと、ジュリーがロンとつきあっていること。ロンは横柄な男で、ジュリーをまるで恋人扱いしていない。ある日、ジュリーに台本の読み合わせを頼まれたマイケルは彼女の家へ。そこで、彼女が未婚の母であることを知る。女同士仲良く会話をしているうちに、今晩はサンディと夕食の約束をしていたことを思い出して、サンディのアパートに行く。もうサンディはカンカンになっていた。やがて、ジュリーは父親レスを紹介し、レスはドロシーにいかれてしまう。そのうち、ドロシーに人気が出て来た。ロンは相変わらず人を人とも思わぬ態度で、ドロシーにトッツィー(可愛い子ちゃん)と呼び掛けたりする。ジュリーはドロシーに感化されてロンと別れると言い出す。そんな彼女にキスしようとして、レズビアンと思われてしまった。しかも、レスからは求婚されるし、ジョンがアパートに強引に入りこんでくる。やっと彼を追い出したところヘサンデーが来た。彼女に「他に好きな人ができた」とうちあけると、彼女はカンカンに怒る。もう女優であることに耐えられなくなったマイケルは、番組のライヴ放送の時、エミリーは本当は男であったと暴露。その後、マイケルは男としてジュリーに会い、彼女も彼の愛を受け入れる。



スタッフ :
監督 : シドニー・ポラック
脚本 : ラリー・ゲルバート、マレー・シスガル
原案 : ドン・マクガイア、ラリー・ゲルバート
製作総指揮 : チャールズ・エヴァンス
製作 : シドニー・ポラック、ディック・リチャーズ
撮影 : オーウェン・ロイズマン
美術 : ピーター・ラーキン
音楽 : デーヴ・グルーシン
歌 : スティーブン・ビショップ
編集 : フレドリック・スタインカンプ、ウィリアム・スタインカンプ
衣装 : ルース・モーリー
メイク : C・ルーマニア・フォード、アレン・ウェシンガー

キャスト :
マイケル・ドーシー/ドロシー・マイケルズ : ダスティン・ホフマン
ジュリー・ニコルズ : ジェシカ・ラング (アカデミー助演女優賞受賞)
サンディ・レスター : テリー・ガー
ロン・カーライル : ダブニー・コールマン
レス・ニコルズ : チャールズ・ダーニング
ジェフ・スラッター : ビル・マーレイ
ジョージ・フィールズ : シドニー・ポラック
ジョン・ヴァン・ホーン : ジョージ・ゲインズ
エイプリル・ペイジ : ジーナ・デイヴィス
リタ・マーシャル : ドリス・ベラック
[ 2019/04/30 15:00 ] コメディ | TB(-) | CM(-)

遊星からの物体X

(アクション/SF)

『 遊星からの物体X 』
原題 : The Thing
製作 : 1982年
製作国 : アメリカ

長年、南極の氷の中に埋まっていた宇宙生物が蘇生して人間に襲いかかるというSFホラー。
1982年冬の南極。アメリカ南極観測隊第4基地に1匹の犬が逃げこんできた。その犬を軍用ヘリが執拗に追いライフル銃で狙い撃ちする。ついにヘリは着地し、射手はなおも犬を狙う。射手はアメリカ基地のゲーリー(ドナルド・モファット)により射殺された。ヘリの国籍はノルウェイだった。何の理由で彼らは犬1匹を殺そうとあれほど必死になったのだろうか。謎を解くべく、ヘリ・パイロットのマクレディ(カート・ラッセル)はコッパー医師(リチャード・ダイサート)を乗せて、ノルウェイ基地へ向かった。そこは廃墟と化していた。そこここに転がる隊員の死体。しかも、その死に方は尋常ではない。地下室では長方形の氷の魂りが見つかり、中から物体を取り出した形跡があった。さらに外の雪上には形容しがたい形状をしたモノがあった。これはコッパーや生物学者のブレア(A・ウィルフォード・ブリムリー)によってチェックされたが、さすがの専門家も首をかしげるのみ。その頃、ヘリに追われて来た犬が犬舎で変身を始め、周りの犬を襲い出した。駆けつけたチャイルズの足に触手が巻きついた。マクレディが火炎放射でその物体を焼き殺した。ノルウェイ基地で発見したビデオからノルウェイ隊がUFO落下地点で氷の魂を切り出したことを知り現地へ飛ぶマクレディら。そこは推定10万年前にUFOが落下した跡だった。ブレアは研究を進め、ノルウェイ隊を全滅させたのは、あの犬をとり込んだ何かだったことは間違いないと判断した。この10万年前に地球に飛来した宇宙生物は、狙いをつけた生物体に侵入し、それに同化するらしい。およそ2万7千時間で、地球は征服されてしまう計算だ。犬舎で抹殺したはずの物体が、ベニングスを襲う。変身途中の彼は火炎放射を浴びた。ヘリは破壊され、無線もきかない基地で、12人いた隊員はこうして次々に物体にやられてゆき、隊員は互いを不信の目で見る。やがて、ブレアとマクレディ、そしてチャイルズだけが残った。ブレアも物体にやられ、マクレディは基地を焼却して物体を退治した。マクレディとチャイルズは顔を見合わせた。2人が物体におかされてないとはいえないのだから。



スタッフ :
監督 : ジョン・カーペンター
脚本 : ビル・ランカスター
原作 : ジョン・W・キャンベル・ジュニア
製作総指揮 : ウィルバー・スターク
製作 : デイヴィッド・フォスター、ローレンス・ターマン
制作補 : スチュアート・コーエン
撮影 : ディーン・カンディ
美術 : ジョン・J・ロイド
セット : ジョン・ドワイヤー
音楽 : エンニオ・モリコーネ
編集 : トッド・ラムゼイ
SFX : アルバート・ウィトロック、ロイ・アーボギャスト
特殊メイク : ロブ・ボッティン

キャスト :
R・J・マクレディ : カート・ラッセル
ブレア : A・ウィルフォード・ブリムリー
ドクター・コッパー : リチャード・ダイサート
ギャリー : ドナルド・モファット
ノールス : T・K・カーター
パーマー : デイヴィッド・クレノン
チャイルズ : キース・デイヴィッド
ヴァンス・ノリス : チャールズ・ハラハン
ジョージ・ベニングス : ピーター・マローニー
クラーク : リチャード・メイサー
フュークス : ジョエル・ポリス
ウィンドウズ : トーマス・G・ウェイツ
コンピューター(音声) : エイドリアン・バーボー
[ 2019/04/28 15:00 ] SF | TB(-) | CM(-)

ランボー

(アクション/アクション)

『 ランボー 』
原題 : First Blood
製作 : 1982年
製作国 : アメリカ

ベトナムでグリーン・ベレーとして活躍した男が警察の嫌がらせに怒りを爆発させ、数百人の警官と死闘をくり広げるアクション映画。
ランボー(シルヴェスター・スタローン)はベトナム時代の戦友を訪ねたが、戦争の後遺症で既に死んでおり、やむなく近くの街に立ち寄った。だがその街の警察署長ティーズル(ブライアン・ドネイ)は若い警官たちと共にランボーをからかい、虐待した。ところが、何をされても無抵抗だったランボーが突然反抗し始めたのは、髭を剃られようとした時だった。ランボーの忍耐は限界に達し、凄まじい殴り合いが始まった。あっという間に警官を叩きのめし、オートバイを奪って逃走した。追跡するパトカー。かつて朝鮮戦争の英雄であったティーズルにとってグリーン・ベレー上がりの若僧にコケにされるのはたまらない屈辱だった。追撃戦はハイウェイから山中へと移され、ランボーが断崖絶壁に立ったところをヘリコプターから狙撃する。ランボーはこぶし大の石で狙撃手を絶命させ武器を手に入れた。近代兵器と物量を投入して追跡をあきらめないティーズルたちを、夜の闇を利用して1人、また1人と倒していくランボー。このニュースは一夜にしてアメリカ全土に広がり、山麓は報道陣で膨れ上がった。一方警察も1000人を動員し、山狩りを開始した。そこに、トラウトマン(リチャード・クレナ)という男が現れ、ランボーの意外な過去を告げた。トラウトマンはグリーン・ベレー時代のランボーの上司で、彼はランボーにどんな状況になっても生き残る特殊な訓練をほどこしているので警官を何人集めても勝ち目はないという。その頃ランボーは古い廃坑を偶然見つけ、奥深く掘られているトンネルを通って包囲網を脱出。通りかかった軍用トラックを襲い、橋に設けられた検問所を強行突破し、ティーズルへの報復を果たすべく街へ乗り込んだ。ティーズルもランボーとの対決はさけられないものと警察署に陣どり戦いの準備にとりかかった。間もなくランボーは疾風のように街に戻り、ガソリン・スタンドや銃砲店を火の海にした。警察署に近づいたランボーは、その屋上にティーズルが隠れているのを知り、マシン・ガンの掃射で周囲の灯りという灯りをすべて消してしまい、真っ暗闇になった署内にとびこんだ。屋上と1階で激しい銃撃戦が展開されティーズルは凄まじい音と共に床にたたきつけられた。束の間の静寂が訪れ、どこからともなくトラウトマンが姿を現わし、ランボーに降伏するよう説く。ランボーは大粒の涙を流しながら、ベトナムから帰国して以来、いかに国や他人から冷たくあしらわれたかを告白し、トラウトマンの説得に応じるのだった。



スタッフ :
監督 : テッド・コッチェフ
脚本 : マイケル・コゾル、ウィリアム・サックハイム、シルヴェスター・スタローン
原作 : デイヴィッド・マレル
製作総指揮 : マリオ・カサール、アンドリュー・ヴァイナ、ハーブ・ナナス
製作 : バズ・フェイシャンズ
撮影 : アンドリュー・ラズロ
美術 : ステファン・レイチェル
音楽 : ジェリー・ゴールドスミス
編集 : トム・ノーブル

キャスト :
ジョン・ランボー : シルヴェスター・スタローン
サミュエル・トラウトマン大佐 : リチャード・クレンナ
ティーズル保安官 : ブライアン・デネヒー
カーン州警察長 : ビル・マッキニー
ガルト : ジャック・スターレット
バルフォード : マイケル・タルボット
ウォード : クリス・マルキー
オーヴァル : ジョン・マクリアム
レスター : アルフ・ハンフリーズ
ミッチ : デヴィッド・カルーソ
シングルトン : デヴィッド・L・クローリー
プレストン : ドン・マッケイ
クリント・モーガン軍曹 : パトリック・スタック
ヘリパイロット : チャールズ・A・タンブロ
[ 2019/04/26 15:00 ] アクション | TB(-) | CM(-)

ブレードランナー

(アクション/SF)

『 ブレードランナー 』
原題 : Blade Runner
製作 : 1982年
製作国 : アメリカ

人造人間と人間との戦いを近未来のLAを舞台にして描くSF映画。フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作としている。
2019年。この頃、地球人は宇宙へ進出し、残された人々は高層ビルの林立する都市に住んでいた。休みなく雨が降っているロサンゼルスでは東洋系を始めとして、さまざまな人々がうごめいていた。その1人デッカード(ハリソン・フォード)は、ガフ(エドワード・ジェームズ・オルモス)と名乗る男に本署へ連れてこられる。そこで彼は元上司のブライアントに、レプリカント4名が地球に侵入したので、彼らを見つけ出せと命じられる。レプリカントとは、遺伝子工学の新技術によって生産された人造人間で、宇宙探索や植民地惑星での危険な労働に従事し、あらかじめ死期もセットされている。ブレードランナーはレプカリントの犯罪や叛逆にそなえ、彼らを識別し抹殺する刑事のことで、デッカードはなかでも一流だった。彼はレプカリント製造の最大手タイレル社に行き、そこでタイレル博士(ジョン・ターケル)と謎の美女レイチェル(ショーン・ヤング)に出合う。彼はレイチェルをテストし、彼女がレプカリントであることを知るが、彼女自身はそれを知らなかった。デッカードはスネーク・ダンスを踊っていたレプリカントの1人ゾーラを射殺。レプリカントのレオンに襲われるが、危ういところをレイチェルに救われた。その後、2人はアパートで結ばれる。レプリカントのリーダーであるバッティ(ルトガー・ハウアー)は、自分の死期を知ろうとしてタイレル社長と対面し、タイレルを惨殺。デッカードは、レプリカントのプリス(ダリル・ハンナ)を倒した。そして、デッカードとバッティが対決。デッカードを追いつめながら、死期を悟ったバッティは彼を見逃すのだった。デッカードはレイチェルを連れて、都市から脱出する。



スタッフ :
監督 : リドリー・スコット
脚本 : ハンプトン・ファンチャー、デイヴィッド・ウェッブ・ピープルズ
原作 : フィリップ・K・ディック
製作総指揮 : ブライアン・ケリー、ハンプトン・ファンチャー
提供 : ジェリー・ペレンチノ、バッド・ヨーキン
製作 : マイケル・ディーリー
撮影 : ジョーダン・クローネンウェス
美術 : ローレンス・G・ポール、デイヴィッド・L・スナイダー
未来世界視覚デザイン : シド・ミード
音楽 : ヴァンゲリス
サウンドミキサー : バド・アルパー
編集監督 : テリー・ローリングス
編集 : マーシャ・ナカシマ
衣裳デザイン : チャールズ・ノッド、マイケル・カプラン
特殊効果監修 : ダグラス・トランブル、リチャード・ユーリシッチ、デイヴィッド・ドライヤー
特殊メイク : マービン・G・ウェストモア
スタント・コーディネーター : ゲイリー・コムズ

キャスト :
リック・デッカード : ハリソン・フォード
ロイ・バッティ : ルトガー・ハウアー
レイチェル : ショーン・ヤング
ガフ : エドワード・ジェームズ・オルモス
ブライアント : M・エメット・ウォルシュ
プリス : ダリル・ハンナ
リオン : ブライオン・ジェームズ
ゾーラ : ジョアンナ・キャシディ
エルドン・タイレル : ジョー・ターケル
ハンニバル・チュウ : ジェームズ・ホン
[ 2019/04/24 15:00 ] SF | TB(-) | CM(-)

ドリス・デイ

(キャスト/女優)

『 ドリス・デイ 』 Doris Day

生年月日 : 1922年04月03日
没年月日 : 2019年05月13日(97歳没)
出生地 : オハイオ州シンシナティ
国籍 : アメリカ合衆国
ジャンル : 歌手・映画女優
活動期間 : 1939年~1986年
主な作品 :
『カラミティ・ジェーン』
『知りすぎていた男』
『夜を楽しく』

ドリス・デイ

父はドイツ出身の音楽教師で、両親は彼女が10歳の時に離婚。ドリスの名はサイレント映画女優のドリス・ケニヨン(英語版)から名付けられた。幼い頃から歌や踊りが好きで、バレリーナを目指していたが、15歳の時に列車事故に遭い、激しい踊りができなくなりその夢を断念[2]。しかし歌の方は続け、18歳の時にジャズバンドのレス・ブラウン楽団に専属歌手として参加。バンドメンバーのアル・ジョーダンと結婚し、息子テリー(後にレコードプロデューサーとなる)を出産するが、1942年、20歳の時に離婚。2年後、このバンドのリーダーだったレスター・ブラウンの提供した『センチメンタル・ジャーニー』を歌い、大ヒットさせる。
1946年、24歳の時に2度目の結婚をするも、わずか8ヶ月で破局。離婚直後にワーナー・ブラザーズのオーディションを受け、同社と契約。1948年の『洋上のロマンス』で映画デビューする。評判はよく1949年に2本、1950年に主題歌もヒットした『二人でお茶を』など3本、1951年には5本も出演するほどのど売れっ子になった。同年エージェントだったマーティン・メルチャーと結婚。また、1953年の西部劇風ミュージカル映画『カラミティ・ジェーン』の大ヒットで人気を不動のものとした。1956年のアルフレッド・ヒッチコック監督作品『知りすぎていた男』の劇中で歌った『ケ・セラ・セラ 』が大ヒットし、アカデミー歌曲賞を受賞した。

主な出演作品 :
1948年 洋上のロマンス : Romance on the High Seas
1949年 夢はあなたに : My Dream Is Yours
1949年 情熱の狂想曲 : Young Man with a Horn
1950年 二人でお茶を : Tea for Two
1951年 目撃者 : Storm Warning
1951年 ブロードウェイの子守唄 : Lullaby of Broadway
1951年 ムーンライト・ベイ : On Moonlight Bay
1952年 四月のパリ : April in Paris
1953年 銀色の月明かりの下で : By the Light of the Silvery Moon
1953年 カラミティ・ジェーン : Calamity Jane
1954年 ヤング・アット・ハート : Young at Heart
1955年 情欲の悪魔 : Love Me or Leave Me
1956年 知りすぎていた男 : The Man Who Knew Too Much
1956年 影なき恐怖 : Julie
1957年 パジャマゲーム : The Pajama Game
1958年 先生のお気にいり : Teacher's Pet
1958年 愛のトンネル : The Tunnel of Love
1959年 ハッピー・ロブスター : It Happened to Jane
1959年 夜を楽しく : Pillow Talk
1960年 ママは腕まくり : Please Don't Eat the Daisies
1960年 誰かが狙っている : Midnight Lace
1961年 恋人よ帰れ : Lover Come Back
1962年 ミンクの手ざわり : That Touch of Mink
1962年 ジャンボ : Billy Rose's Jumbo
1963年 スリルのすべて : The Thrill of It All
1963年 女房は生きていた : Move Over, Darling
1964年 花は贈らないで! : Send Me No Flowers
1965年 ただいま熱愛中 : Do Not Disturb
1966年 マーメイド作戦 : The Glass Bottom Boat
1967年 おしゃれスパイ危機連発 : Caprice
1968年 ニューヨークの大停電 : Where Were You When the Lights Went Out?
[ 2019/04/22 15:00 ] 女優 | TB(-) | CM(-)

E.T.

(アクション/SF)

『 E.T. 』
原題 : E.T. The Extra Terrestrial
製作 : 1982年
製作国 : アメリカ

宇宙人と地球の子供たちの交流を描くSFファンタジー。
アメリカ杉の森に、球形の宇宙船が着地し、なかから小さな宇宙人が数人出てきた。彼らは地球の植物を観察し、サンプルを採集する。1人だけ宇宙船から遠く離れた宇宙人が、崖の上から光の海を見て驚く。それは郊外の住宅地の灯だった。突然、物音がした。宇宙船の着陸を知った人間たちが、宇宙船に向かってきたのだ。宇宙船は危険を察知して離陸する。先ほどの宇宙人1人は、地上にとり残された。その頃、住宅地の1軒では、少年たちがカード遊びをしていた。10歳のエリオット(ヘンリー・卜ーマス)は、小さいという理由から、兄マイケル(ロバート・マクノートン)らの仲間にいれてもらえず、くさっていた。ピッツアの出前を受け取りに外へ出たエリオットは、物置小屋で音がしたことに気付いて、みんなを呼びよせた。しかし、中には誰もいなかった。深夜、エリオットはトウモロコシ畑で、宇宙人を目撃。翌日、夕食をたべながら、エリオットは宇宙人を見たことを話すが、誰も信じない。「パパなら…」というエリオットの言葉に、母のメリー(ディー・ウォーレス)は動揺する。パパは愛人とメキシコに行っているのだ。その夜もふけ、エリオットがポーチで見張っていると、宇宙人が彼の前に姿を現わす。エリオットは宇宙人を部屋に隠した。翌日、エリオットは仮病をつかって学校を休み、宇宙人とのコミニュケーションを試みた。そして帰宅した兄、妹ガーティ(ドリュー・バリモア)に紹介する。宇宙人は太陽系を遠く離れた星からやって来たことを、超能力でボールを宙に浮上させて説明した。次の朝、エリオットにマイケルの友達が、「怪物がいたか」と尋ね、宇宙人だと聞かされると、「ではエキストラ・テレストリアルだな」という。こうして宇宙人は以後、エキストラ・テレストリアルを略してE・Tを呼ぱれることになる。学校で授業をうけるエリオットと家にいるE・Tとの間に心が通いあい、E・Tが冷蔵庫からビールを取り出して飲むと、学校のエリオットも酔っぱらう。E・TがTVで「静かなる男」を見て、ジョン・ウェインとモーリン・オハラのキスシーンに見とれていると、学校でエリオットがかわいい女の子にキスをする。E・TはTVの「セサミストリート」を見ながら、英語を覚え、家に電話したいといい出す。E・Tはノコギリや傘を使って通信器を作る。ハロウィーンの夜、子供たちはE・Tに白い布をかぶせて森に連れ出し、E・Tは故郷の星に連絡をとる。翌朝、E・Tは瀕死の状態となり、エリオットが彼を家に運ぶ。E・Tを始めて見て、驚くメリー。突然、宇宙服を着た科学者たちが家にやって来た。NASAの科学者キース(ピーター・コヨーテ)がエリオットに「私も10歳の時からE・Tを待っていた」と話しかける。E・Tは死亡し、最後のお別れをエリオットがしていると、E・Tの胸が赤くなる。彼は死んでいなかったのだ。エリオットは兄妹、兄の友人グレッグ、スティーブ、タイラーの協力を得て、E・Tを森に運ぶ。後を必死に追う科学者の一団。森の空地に着地した宇宙船に乗り込むE・T。宇宙船が消えたあと、空に美しい虹がかかった。



空飛ぶ自転車のシーン


スタッフ :
監督/製作 : スティーヴン・スピルバーグ
製作 : キャスリーン・ケネディ
脚本 : メリッサ・マシスン
編集 : キャロル・リトルトン
撮影 : アレン・ダヴィオー
SFX/20周年記念特別版公開時の修復 : ILM
SFXスーパーバイザー : デニス・ミューレン
アニメーション監督 : コリン・ブレイディ
特殊効果 : カルロ・ランバルディ
パントマイム : カプリース・ローズ
音楽 : ジョン・ウィリアムズ

キャスト :
エリオット : ヘンリー・トーマス
ガーティ : ドリュー・バリモア
マイケル : ロバート・マクノートン
メアリー : ディー・ウォレス
キーズ : ピーター・コヨーテ
グレッグ : K・C・マーテル
スティーブ : ショーン・フライ
タイラー : C・トーマス・ハウエル
E.T.の声 : パット・ウェルシュ
[ 2019/04/20 15:00 ] SF | TB(-) | CM(-)

48時間

(アクション/スリラー)

『 48時間 』
原題 : 48 Hrs.
製作 : 1982年
製作国 : アメリカ

サンフランシスコの町を舞台に、刑事と囚人という異色コンビが48時間だけ凶悪脱獄囚を追いかけるというアクション・スリラー。
ある夏の暑い日、カリフォルニアの草原地帯で囚人たちが鉄道の線路工事をしていた。囚人のひとり、ギャンズ(ジェームズ・レマー)が、こちらに近づくトラックを見つけた。トラックがとまり、背の高いインディアンのビリー・ベア(ソニー・ランダム)がおりてきて、オーバーヒートしたので水をわけてくれと頼む。ギャンズが彼をからかう。怒ったビリー・ベアがとびかかり、2人はとっくみあいの喧嘩を始めた。とめようとした看守のブラディをギャンズが射殺。2人はトラックにとび乗って逃走する。サンフランシスコでは、刑事のジャック・ケイツ(ニック・ノルティ)が恋人のエレイン(アネット・オトゥール)と一緒の朝を迎えた。ジャックは精神的に相当まいっている様子だ。その頃、ギャンズとビリー・ベアはサンフランシスコに来ていた。公園のベンチには昔の仲間ヘンリー・ウォンが死体となって横たわっていた。ウォンは盗んだクレジット・カードを届けに来て殺されたのだ。2人は昔のギャングの一味ルーサーを脅迫し、例の50万ドルを寄こせと要求。月曜までに必ず手に入れるとルーサーが約束すると、2人は彼の恋人ロザリー(ケリー・シャーマン)を人質として連れ去る。ジャックはウォルデン・ホテルに行く。盗まれたクレジット・カードを調べに来たアルグレンとヴァンザントを手伝うことにするが、2人はいい顔をしない。ジャックはあまり同僚に好かれていないのだ。2人は2階へ。そこではギャンズが娼婦のリザと寝ていた。ギャンスがヴァンザントを射殺。ギャンズとジャックはロビーで対決する。ギャンズはジャックがピストルを捨てないとアルグレンを始末すると脅す。アルグレンが制止したにもかかわらず、ジャックはピストルを放る。ギャンズは即座にアルグレンを射殺して逃げ出した。呆然とするジャック。ギャンズの捜査記録から、レジー・ハモンド(エディ・マーフィ)という黒人の仲間がいたことが分る。彼は今、刑務所で服役中だ。ヘイドン署長(フランク・マクレー)に散々どなられたジャックは刑務所に行き、レジーから情報を得ようとする。しかし、相手もさる者、ここから出してくれという。ジャックは強引なやり方でレジーを48時間だけ仮釈放させることにした。まず、ルーサーのアパートに行き、速繋プレイでルーサー逮捕に成功。つぎに2人は.ビリー・ベアがバーテンをしたことのある卜ーチーという店に行き、ビリー・ベアーがチャイナ・タウンにいることを聞き出した。2人はチャイナ・タウンのビリー・ベアの女友達のアパートに急行。ケイシーというビリー・ベアの友達は、しばらく顔を見ていないという。ジャックはレジーが真相を隠していることに感づき詰め寄った。それがきっかけでニ人はなぐりあう。そののち、ギャンズたちは50万ドルーしかも、それは誰も盗難届けを出そうとしない性質の金だーを狙っていること、その50万ドルは自分のポルシェのトランクに隠してあることを、レジーは打ち明けた。2人がポルシェの置いてある駐車ビルの前で見張っていると、早くも釈放されたルーサーがボルシェに乗って去って行く。2人は尾行した。ルーサーはトランクからアタッシュ・ケースを出すと、地下鉄の駅に人って行く。ギャンズにケースを渡そうとして、ジャックに気づき、たちまち銃撃戦となった。ギャンズ、そしてロザリーを連れたビリー・ベアは電車に乗って逃げ出した。レジーはルーサーを追い、ブロマンズという黒人クラブから彼を見張っていた。レジーの通報でジャックもやって来る。レジーはさっそくキャンディという美人に目をつける。尾行されているとも知らぬルーサーは、バスを盗んで運転してきたギャンズに会いに行き、ケースを渡す。ギャンズはルーサーを射殺。ジャックとレジーがキャデラックで追跡する。だが、またもや逃げられた。バスがチャイナ・タウンで発見された。ジャックとレジーはケイシーのアパートに急ぐ。ビリー・ベアを射ち殺し、逃げ出したギャンズも路地裏で射殺。レジーは刑務所にもどる前にキャンディと楽しみ、半年して出所したらまた来ると約束する。ジャックは「例の50万ドルはお前のものだ。だがまた悪事をはたらいたら、容赦しないぞ」と警告するのだった。



スタッフ :
監督 : ウォルター・ヒル
脚本 : ロジャー・スポティスウッド、ウォルター・ヒル、ラリー・グロス、スティーヴン・E・デ・スーザ
製作総指揮 : D・コンスタンティン・コンテ
製作 : ローレンス・ゴードン、ジョエル・シルヴァー
撮影 : リック・ウェイト
美術 : ジョン・ヴァロン
音楽 : ジェームズ・ホーナー
編集 : フリーマン・デイヴィス、マーク・ワーナー、ビリー・ウェーバー

キャスト :
ジャック・ケイツ : ニック・ノルティ
レジー・ハモンド : エディ・マーフィ
エレイン : アネット・オトゥール
アルバート・ギャンズ : ジェームズ・レマー
ルーサー : デヴィッド・パトリック・ケリー
ヘイデン : フランク・マクレー
ビリー・ベア : ソニー・ランダム
ベン・キーホー : ブライオン・ジェームズ
[ 2019/04/18 15:00 ] スリラー | TB(-) | CM(-)

黄昏

(ドラマ/ヒューマン)

『 黄昏 』
原題 : On Golden Pond
製作 : 1981年
製作国 : アメリカ

ニューイングランドの静かな湖畔を舞台に老夫婦と娘をめぐるひと夏の触れ合いを描く。
初夏のニューイングランド地方。「ゴールデン・ポンド」と呼ばれる湖のほとりに、サイヤー一家の別荘があった。引退した大学教授ノーマン(ヘンリー・フォンダ)と妻エセル(キャサリン・へッブバーン)が、今年も夏をこの別荘で過ごそうとやってきた。もうすぐ80歳をむかえるノーマンは心臓が悪く、物忘れもひどくなっており、死への恐怖は増すばかりであったが、エセルはおだやかな愛情をもってノーマンを支えていた。ある日、彼らの1人娘チェルシー(ジェーン・フォンダ)から手紙が届く。ノーマンの誕生日を祝いにこの別荘に来るという知らせだった。チェルシーは離婚経験がある。13歳になるビリー(ダブ・マッケオン)という息子がいるボーイフレンドの歯医者ビル(ダブニー・コールマン)を伴ってやってきたチェルシーは、エセルには心から接すことができるが、父ノーマンとは相変わらずかみ合わない。さらに悪いことには、ノーマンはビルにまで皮肉を言い、激しい感情のぶつかり合いを展開する。やがて、チェルシーがビリーをおいてビルと共にヨーロッパへと旅立った。1人残されたビリーは、しかし、だんだんとノーマンになついていき、2人はウォルターと呼ばれる魚を探しに岩だらけの入江へと釣りに出かけた。夕暮れになっても戻らない2人を心配するエセル。彼女の心配をよそに、2人はその後も釣りに熱中し入江を訪れた。一方、ブリュッセルでビルとの結婚式を済ませて帰ってきたチェルシーは、エセルにノーマンの気持ちがわからないと告げ、逆に「あなたは彼の愛情深い人柄をまだわからないの」と責められる。ウォルターを釣って意気揚々と帰ってきたノーマンに、チェルシーは初めて素直な気持ちで口を開いた。「普通の父と娘のような関係になりたい。パパと仲良くなりたい」と。



スタッフ :
監督 : マーク・ライデル
原作 : アーネスト・トンプソン
製作 : ブルース・ギルバート
撮影 : ビリー・ウィリアムズ
音楽 : デーヴ・グルーシン
編集 : ロバート・L・ウォルフ
衣装 : ドロシー・ジーキンズ

キャスト :
エセル・セアー : キャサリン・ヘプバーン (アカデミー主演女優賞受賞)
ノーマン・セアー・ジュニア : ヘンリー・フォンダ (アカデミー主演男優賞受賞)
チェルシー・セアー・ウェイン : ジェーン・フォンダ
ビリー・レイ : ダグ・マッケオン
ビル・レイ : ダブニー・コールマン
チャーリー・マーティン : ウィリアム・ラントゥ
サムナー・トッド : クリストファー・ライデル
[ 2019/04/16 15:00 ] ヒューマン | TB(-) | CM(-)

U・ボート

(ドラマ/ヒューマン)

『 U・ボート 』
原題 : Das Boot
製作 : 1981年
製作国 : 西ドイツ

第2次大戦を舞台にドイツ軍潜水艦の乗組員たちの行動を描く戦争人間ドラマ。
1941年、ナチス占領下のフランスの港町ラ・ロシェルの酒場。ドイツ兵たちで賑わうその中に陸での最後の夜を楽しむUボートの乗組員たちがいた。最年長の30歳である艦長(ユルゲン・プロホノフ)をはじめ、乗組員たちは皆20代前半。初めてUボートに乗り込む報道部記者ヴェルナー(ヘルベルト・グリューネマイヤー)は22歳の若さだ。翌日の早朝U96で出発した乗組員は、艦長を含めて総勢43名。艦長は、まずこのU96が水深何メートルまで可能かをテストした。水深計は160メートルを指した。夜、ヴェルナーは興奮さめないまままに乗組員たちの話に耳を傾けていた。そんな日々が何日か過ぎた。そして、やっと攻撃命令が来た。敵の艦隊を攻撃するため、U96潜航を開始。緊張したムードが艦内に溢れる。乗組員たちは肉体的にも精神的にも限界にまで達する。魚雷が発射し、駆遂艦が姿を現わす。敵の爆弾で艦内に破片が飛ぶ。そして、水深230メートルに達した時プレッシャーバルブが力尺きた。しかし150メートルまで浮上し、発射した魚雷が敵方を壊滅した。そしていよいよ難関ジブラルタル海峡通過。予想通りU96は致命的な攻撃を受け、砲台は飛ばされ、状況は最悪となった。皆が息をのんでみつめる中、水深は230、260……と沈んでいった。遂に280メートルの海底に達し、皆の失望の表情が艦内に満ちた。艦長は、しかしなおも希望を捨てず、修復作業を命じる。そしてU96は見事浮上した。翌朝、死線を乗りきった乗組員たちの眼前にラ・ロシェルの港が見えてきた。乗組員たちの出迎えのパレードが行なわれる。しかし、その時、上空に敵方の爆撃機が近づき攻撃をはじめ、一瞬の間にそこは修羅場と化した。艦長は、U96が沈んでゆくのを見とどけると、そのまま息をひきとるのだった。



スタッフ :
監督 : ウォルフガング・ペーターゼン
脚色 : ウォルフガング・ペーターゼン
原作 : ロタール・ギュンター・ブッフハイム
製作 : ギュンター・ロールバッハ
撮影 : ヨスト・ヴァカーノ
美術 : ゲート・ヴァイトラー 、 ロルフ・ツェートバウアー
音楽 : クラウス・ドルディンガー
編集 : ハンネス・ニーケル

キャスト :
艦長 : ユルゲン・プロホノフ
ヴェルナー少尉 : ヘルベルト・グレーネマイヤー
機関長 : クラウス・ヴェンネマン
第一当直士官 : フーベルトゥス・ベンクシュ
第二当直士官 : マルティン・ゼメルロッゲ
一等航海士 : ベルント・ダウバー
ヨハン : アーウィン・レダー
ウルマン少尉 : マルティン・マイ
ヒンリッヒ : ハインツ・ヘーニッヒ
兵曹長 : ウーヴェ・オクセンクネヒト
アリオ : クロード=オリバールドルフ
ピルグリム : ヤン・フェダー
トムゼン : オットー・ザンダー
[ 2019/04/14 15:00 ] ヒューマン | TB(-) | CM(-)

殺人魚フライングキラー

(アクション/サスペンス)

『 殺人魚フライングキラー 』
原題 : Piranha II Flying Killers
製作 : 1981年
製作国 : アメリカ、イタリア、オランダ

殺人兵器として開発された怪魚が人間に襲いかかるというSFホラーサスペンス。
カリブ海に浮かぶ小さな島。ゴージャスなリゾート地である。夜の海に出かけた男女が、水中の難破船にもぐり込みファックしているところへ、魚が襲いかかり、2人の身体をくいちぎってしまう。海浜のホテルの1室に住むアン・キンブロー(トリシア・オニール)は、夫と別居している海洋学者だ。息子クリスとの生店のため、ホテルのスキューバ教室のコーチをしていた。彼女はお客をつれて、2ヵ月前に沈んだ海軍の船の周りをもぐる。船内に入っては駄目といわれていたのに、ヘイウッドという男が入り、怪魚の群に襲われる。彼の死の真相を調査するスティーブ保安官(ランス・ヘンリクセン)は、アンの夫だった。アンに近寄って口説くタイラー(スティーヴ・マラチャック)。2人は死体置場に侵入しヘイウッドの写真を撮る。2人を見とがめた看護婦が、彼らを追い出したあと、ヘイウッドの身体から飛び出した魚にのどをかみつかれて死亡。タイラーはピラニアを特殊に育成したのではと言い、アンは写真を研究し、その意見に賛成する。ホテルの食料を盗んで航海をつづけるグラマー美人2人組ビバリーとロレッタも、魚に襲われる。アンは沈没船を捜査して、怪魚の存在を確認。タイラーは自分が軍の研究者で、ピラニアと飛び魚とトウゴロイワシ科のある種をかけあわして殺人魚を育成したとアンに告白する。沈没した海軍の船にその怪魚の箱がつまれていたのだ。アンはホテルの支配人ラオールに海遊びを禁止するよう説得するが、彼は聞き入れない。その夜、トウゴロイワシの大群が産卵のため海辺にやってくるのをホテルの客たちが見物する。クリスはデュモン氏のボートに乗り組み、彼の娘アリソンと小さな手こぎボートで夜の海に出かける。彼の行方を求めて、スティーブがヘリで海を捜索する。海辺に並ぶ人間たちを殺人魚が襲う。タイラーとアンは、沈没船に時限爆弾をしかける。殺人魚群に追われてタイラーは死亡。ダイナマイトが爆発した。クリスとアリソンを救出したスティーブが、妻の死を思い肩をおとしているところへ、アンが浮上。2人は固く抱きあうのだった。



スタッフ :
監督 : ジェームズ・キャメロン
製作 : チャコ・ヴァン・リューウェン、ジェフ・シェクトマン
製作総指揮 : オヴィディオ・G・アソニティス
脚本 : H・A・ミルトン(オヴィディオ・G・アソニティス、ジェームズ・キャメロン、チャールズ・H・イグリー)
撮影 : ロベルト・デットーレ・ピアッツォーリ
美術 : ビンチェンツォ・メデューサ、ステファノ・パルトリニエリ、フランコ・バノリオ
編集 : ロベルト・シルビ
音楽 : ステルヴィオ・チプリアーニ

キャスト :
アン : トリシア・オニール
スティーヴ : ランス・ヘンリクセン
タイラー : スティーヴ・マラチャック
クリス : リッキー・ポール・ゴルディン
ラウル : テッド・リチャート
アリソン : レスリー・グレーヴス
ウィルソン夫人 : アン・ポラック
ギャピー : アンシル・グロードン
ベル : アルバート・サンダース
ベノッチ : フィル・コルビー
マル : アーニー・ロス
[ 2019/04/12 15:00 ] サスペンス | TB(-) | CM(-)
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