蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

オードリー・ヘプバーン

(キャスト/女優)

『 オードリー・ヘプバーン 』 Audrey Hepburn

生年月日 : 1929年05月04日
没年月日 : 1993年01月20日( 63 歳没)
出生地 : ベルギー、ブリュッセル
死没地 : スイス、ヴォー州
国籍 : イギリス
職業 : 女優
活動期間 : 1948年~1989年
「ヘプバーン・サンダル」の語源となる。
受賞 :
アカデミー賞
主演女優賞
1953年『ローマの休日』
ジーン・ハーショルト友愛賞
1992年『Outstanding Contributions to Humanitarian Causes』
英国アカデミー賞
最優秀主演英国女優賞
1953年『ローマの休日』
1959年『尼僧物語』
1964年『シャレード』
エミー賞
情報番組個人業績賞
1993年『オードリー・ヘプバーンの庭園紀行』
グラミー賞
最優秀子供向けスポークン・ワード・アルバム賞
1994年『オードリー・ヘプバーン 魅惑の物語』
ゴールデングローブ賞
主演女優賞 (ドラマ部門)
1953年『ローマの休日』
1990年 セシル・B・デミル賞
トニー賞
最優秀演劇女優賞
1954年『オンディーヌ』
1968年 特別賞
主な作品 :
『ローマの休日』
『ティファニーで朝食を』
『マイ・フェア・レディ』

オードリー・ヘプバーン

ヘプバーンはブリュッセルのイクセルで生まれ、幼少期をベルギー、イングランドで過ごした。オランダにも在住した経験があり、第二次世界大戦中にはナチス・ドイツが占領していたオランダのアーネムに住んでいたこともあった。各種資料の一部に本名を「エッダ・ファン・ヘームストラ」とするものがある。これは、戦時中にナチス・ドイツ占領下にあったオランダで、「オードリー」という名があまりにイギリス風であることを心配した母エラが、自らの名前をもじって(EllaをEddaとした)一時的に変えたものである。
イギリスで数本の映画に出演した後に、1951年のブロードウェイ舞台作品『ジジ』で主役を演じ、1953年には『ローマの休日』でアカデミー主演女優賞を獲得した。その後も『麗しのサブリナ』(1954年)、『尼僧物語』(1959年)、『ティファニーで朝食を』(1961年)、『シャレード』(1963年)、『マイ・フェア・レディ』(1964年)、『暗くなるまで待って』(1967年)などの人気作、話題作に出演している。
女優としてのヘプバーンは、映画作品ではアカデミー賞のほかに、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞を受賞し、舞台作品では1954年のブロードウェイ舞台作品である『オンディーヌ』でトニー賞を受賞している。さらにヘプバーンは死後にグラミー賞とエミー賞も受賞しており、アカデミー賞、エミー賞、グラミー賞、トニー賞の受賞経験を持つ数少ない人物の一人となっている。
ヘプバーンの女優業は年齢と共に減っていき、後半生のほとんどを国際連合児童基金(ユニセフ)での仕事に捧げた。ヘプバーンがユニセフへの貢献を始めたのは1954年からで、1988年から1992年にはアフリカ、南米、アジアの恵まれない人々への援助活動に献身している。
1992年終わりには、ユニセフ親善大使としての活動に対してアメリカ合衆国における文民への最高勲章である大統領自由勲章を授与された。この大統領自由勲章受勲一カ月後の1993年に、ヘプバーンはスイスの自宅で虫垂がんのために63歳で死去した。

主な出演作品 :
1948年 オランダの七つの教訓 : Nederlands in Zeven Lessen
1951年 若気のいたり : One Wild Oat
1951年 若妻物語 : Young Wives' Tale
1951年 素晴らしき遺産 : Laughter in Paradise
1951年 ラベンダー・ヒル・モブ : The Lavender Hill Mob
1952年 初恋 : The Secret People
1952年 モンテカルロへ行こう : Monte Carlo Baby
1953年 ローマの休日 : Roman Holiday
1954年 麗しのサブリナ : Sabrina
1956年 戦争と平和 : War and Peace
1957年 昼下りの情事 : Love in the Afternoon
1957年 パリの恋人 : Funny Face
1959年 緑の館 : Green Mansions
1959年 尼僧物語 : The Nun's Story
1960年 許されざる者 : The Unforgiven
1961年 ティファニーで朝食を : Breakfast at Tiffany's
1961年 噂の二人 : The Children's Hour
1963年 シャレード : Charade
1964年 パリで一緒に : Paris When It Sizzles
1964年 マイ・フェア・レディ : My Fair Lady
1966年 おしゃれ泥棒 : How to Steal a Million
1967年 いつも2人で : Two for the Road
1967年 暗くなるまで待って : Wait Until Dark
1976年 ロビンとマリアン : Robin and Marian
1979年 華麗なる相続人 : Bloodline
1981年 ニューヨークの恋人たち : They All Laughed
1989年 オールウェイズ : Always
[ 2019/09/29 15:00 ] 女優 | TB(-) | CM(-)

ネバーエンディング・ストーリー 第2章

(アクション/ファンタジー)

『 ネバーエンディング・ストーリー 第2章 』
原題 : The Neverending Story II: The Next Chapter
製作 : 1990年
製作国 : アメリカ

不思議な古本の中の世界に入り込んだ少年の冒険を描くファンタジーの続篇。
母を亡くした悲しみに沈むバスチアン(ジョナサン・ブランディス)は、読書が唯一の楽しみだった。ある日学校でいじめられたバスチアンは、コリアンダーの古本屋へ駆けつけ、あの“ネバーエンディング・ストーリー”を探した。そして家に戻リページをめくり始めたバスチアンは、再び物語の中の国ファンタジアの女王幼ごころの君(アレクサンドラ・ジョーンズ)の助けを呼ぶ声を聞く。そうしてファンタジアの国へ舞い戻った彼は、少年勇者アトレーユ(ケニー・モリソン)など懐しい仲間たちとの再会を喜んだ。だがこの美しいファンタジアの国は恐ろしい“空っぽ”の悪の力に襲われていた。“空っぽ”は手下のザイード(クラリッサ・バード)を使いこの国の侵略を着々と進め、その手は幼ごころの君の中にまで忍び込んでいたのだった。ファンタジアの危機を救うため、バスチアンとアトレーユの冒険の旅が始まった。まずジャイアント・クローン軍と戦って打ち負かした2人が出会ったのは、強敵である魔女ザイード。ファンタジア乗っ取りの邪魔をするバスチアンを亡きものにしようと、ザイードは非情な手口を使った。それは、バスチアンに願いごとをさせてそれを叶えるたびに彼の心の中の思い出を1つずつ消してしまうというものだった。この罠にはまったバスチアンの心からどんどん大切な思い出が消えてゆく。一方、敵と戦っていたアトレーユは負傷し今にも息絶えそうになっていた。アトレーユを救えるのはバスチアンしかいないが、その願いを叶えてしまうと彼の最後の思い出が消えてしまうのだ。その頃家では父親が物語にのめり込み、冒険している彼を必死で励ましていた。窮地に立たされたバスチアンだったが、彼はアトレーユを救うことを選んだ。そして最後の願いをかける時、ザイードに向かって“愛を”と叫ぶ。その言葉に目覚めたザイードの目から涙がこぼれた。すると“空っぽ”に支配されていた世界は美しさを取り戻し、幼ごころの君も助かった。務めを果たしたバスチアンは元の世界に戻り、今は心が1つになった父親と再び会えるのだった。



主題歌 : 「ネバーエンディング・ストーリー」 by ジョー・ミルナー バージョン


スタッフ :
監督 : ジョージ・ミラー
脚本 : カリン・ハワード
原作 : ミハエル・エンデ
製作総指揮 : ティム・ハンプトン
製作 : ディーター・ガイスラー
撮影 : デイヴ・コンネル
音楽 : ロバート・フォーク

キャスト :
バスチアン : ジョナサン・ブランディス
アトレーユ : ケニー・モリソン
ザイーデ : クラリッサ・バート
ファルコン : ドナルド・アーサー
ロック・バイター : コリン・グライダー
ニンブリー : マルティン・ウンバッハ
コリアンダー : トーマス・ヒル
バーニー・ブックス : ジョン・ウェズリー・シップ
バスチアンの母 : ヘレナ・ミシェル
幼ごころの君 : アレクサンドラ・ジョネス
[ 2019/09/27 15:00 ] ファンタジー | TB(-) | CM(-)

トレマーズ

(アクション/アクション)

『 トレマーズ 』
原題 : Tremors
製作 : 1990年
製作国 : アメリカ

正体不明の地底生物の恐怖に立ち向かう町の人々の活躍を描くアクション映画。
ネバダ州の小さな町“理想郷”で便利屋をしているヴァル(ケヴィン・ベーコン)とアール(フレッド・ウォード)はある日、地震学を研究しているロンダ・ル・ベック(フィン・カーター)という大学院生と出会い、数日前から異常な地中の震動が記録されていることを知らされる。そしてその日から、町の人々が次々と不審な死を遂げるという事件が起きる。やがてヴァルたちは、その原因が巨大な地底生物の仕業であることを知るが、その頃町は、電話が不通となり、道路も寸断されるなど、すっかり陸の孤島と化してしまった。その地底生物に襲われたヴァルとアールは、それを退治するが、ロンダからまだ3匹いると教えられる。町の人々は、このままでは襲われるのが時間の問題であると判断し、怪物たちに立ち向かってゆく決心をする。力を合わせて町の人々は、1匹、1匹と苦心の末、怪物たちを退治してゆく。そして最後の1匹をヴァルの機転で倒し、ようやく町には平和がよみがえった。そしてヴァルはロンダとの愛を成就させるのだった。



スタッフ :
監督 : ロン・アンダーウッド
脚本 : ブレント・マドック、S・S・ウィルソン
原案 : S・S・ウィルソン、ブレント・マドック、ロン・アンダーウッド
製作総指揮 : ゲイル・アン・ハード
製作 : ブレント・マドック、S・S・ウィルソン
撮影 : アレクサンダー・グルジンスキー
編集 : O・ニコラス・ブラウン

キャスト :
バレンタイン・ミッキー : ケヴィン・ベーコン
アール・バセット : フレッド・ウォード
ロンダ・ルベック : フィン・カーター
バート・ガンマー(ガマー) : マイケル・グロス
ヘザー・ガンマー(ガマー) : リーバ・マッキンタイア
ウォルター・チャン : ヴィクター・ウォン
ミゲル : トニー・ジェナロ
ネスター・カニンガム : リチャード・マーカス
メルビン・プラグ : ボビー・ジャコビイ
ナンシー・スタングッド : シャーロット・スチュワート
ミンディ・スタングッド : アリアナ・リチャーズ
ジム・ウェーレス : コンラッド・バックマン
ミーガン・ウォーレス : ビビ・ベッシュ
[ 2019/09/25 15:00 ] アクション | TB(-) | CM(-)

トータル・リコール

(アクション/SF)

『 トータル・リコール 』
原題 : Total Recall
製作 : 1990年
製作国 : アメリカ

模造記憶によって火星旅行をする男がいつしか現実と夢の境界を失なって体験する悪夢のような冒険を描くSF映画。
ダグ・クエイド(アーノルド・シュワルツェネッガー)はいつも同じ火星旅行の夢を見てうなされる。ある日彼は<リコール社>を訪れ、模造記憶による火星旅行をすることにする。選んだプログラムは悪と戦う諜報員、そして夢と同じブルネットの女性と恋に落ちる--。しかし旅行は失敗した。彼は本来火星の支配者コーヘイゲン(ロニー・コックス)の片腕として働くハウザーという名の諜報員で、その記憶を全て消されて地球に送り込まれていたのだが、その消された記憶がリコール・マシーンによって甦り始めてしまったのだ。コーヘイゲンの部下もそのことに気づき、クエイドの悪夢のような逃避行が始まる。家に帰ってみれば、妻のローリー(シャロン・ストーン)は彼を殺そうとする。彼女は実はコーヘイゲンに送り込まれた監視役だったのだ。行き場を失なったクエイドに謎の男からスーツケースが渡され、その中のビデオモニターに映る彼自身が全ての事情を教え、火星に向かい、コーヘイゲンを倒すための極秘情報を取り戻すように告げるのだった。火星に潜入したクエイドはレジスタンスの一員であり夢の中の女性と同じメリナ(レイチェル・ティコティン)という女性に会う。クエイドをハウザーだと思った彼女はクエイドに抱きつくが、クエイドは自分は全ての記憶を失なっているのだと言う。最初は信用しなかったメリナだが、やがて彼をレジスタンスの指導者クアトーの元に連れて行き、協力してコーへイゲンを倒すことを誓う。しかしその頃コーヘイゲンはレジスタンスの本拠地である地区の空気供給をストップした。クアトーはクエイドに火星の先住民族の残した大気を作る反応炉の存在を教え息絶える。クエイドとメリナは、必死に反応炉を作動させようとするが、勢い余って空気のないドームの外ヘコーヘイゲンと共に飛び出してしまう。あの悪夢と同じ光景。2人はあやうく窒息死しそうになるが、その時突然反応炉が動き、大爆発の後、火星に大気と美しい青空が甦った。



スタッフ :
監督 : ポール・バーホーベン
脚本 : ロナルド・シュセット、ダン・オバノン、ゲイリー・ゴールドマン
原作 : フィリップ・K・ディック
製作総指揮 : マリオ・カサール、アンドリュー・ヴァイナ
製作 : バズ・フェイシャンズ、ロナルド・シュセット
撮影 : ヨスト・ヴァカーノ
音楽 : ジェリー・ゴールドスミス
編集 : フランク・J・ユリオステ

キャスト :
ダグラス・クエイド / ハウザー : アーノルド・シュワルツェネッガー
ローリー : シャロン・ストーン
メリーナ : レイチェル・ティコティン
コーヘイゲン : ロニー・コックス
リクター : マイケル・アイアンサイド
ジョージ / クワトー : マーシャル・ベル
ベニー : メル・ジョンソン・Jr
エッジマー : ロイ・ブロックスミス
マクレーン : レイ・ベイカー
ヘルム : マイケル・チャンピオン
ドクター・ラル : ローズマリー・ダンスモア
アーニー : デビッド・ネル
[ 2019/09/23 15:00 ] SF | TB(-) | CM(-)

ダイ・ハード2

(アクション/アクション)

『 ダイ・ハード2 』
原題 : Die Hard 2
製作 : 1990年
製作国 : アメリカ

空港乗っ取り犯から自分の妻と、そして乗客の命を超人的な活躍で救う刑事を主人公としたアクション・シリーズの第2弾。
1年前、テロ集団に襲われたロサンゼルスの高層ビルから多くの人質を救ったジョン・マックレーン刑事(ブルース・ウィリス)は、ロスに住む妻ホリー(ボニー・ベデリア)と一緒にクリスマス休暇を過ごすため、吹雪の中ワシントンのダレス国際空港に迎えに来ていた。テレビではラテン・アメリカの麻薬王エスペランザ将軍(フランコ・ネロ)の到着を報じており、反共主義者の元陸軍大佐スチュワート(ウィリアム・サドラー)の姿を空港内で見かけていたマックレーンは大佐の部下らしき軍人たちがうろついているのに不審を覚え、後をつける。それを悟った彼らと荷物到着室で銃撃戦となるが、マックレーンは2人のうち、l人を取り逃してしまう。マックレーンは何かが起こると確信するが、空港署のロレンゾ警部(デニス・フランツ)は管轄外だと相手にせず、仕方なく死んだ男の指紋をロスの事件で親友になったパウエル(レジナルド・ベンジョンソン)のもとにファックスで送って照合した結果、それは2年前に死んだはずになっている米軍の顧問のものであることがわかった。その頃既に大佐の部下は全ての準備を完了していた。突然全ての電源が消え、着陸システムも利かなくなった。完全にスチュアートの支配下におかれた管制塔にその要求が伝えられる。エスペランザ将軍の乗った機が着陸する50分後までに、767 型機を1機用意し、それまではどの機も着陸させてはならない、と。吹雪の中到着の遅れていた上空の各機はもはや燃料の余裕もなく墜落の危機にあった。空港のチーフ・エンジニア、バーンズ(アート・エバンス)は予備送信室へ向かうが、逆に待ちぶせされ、危うい所をマックレーンに助けられる。しかし、それを知ったスチュワートは報復としてブリティッシュ機にニセの情報を与え、墜落させる。マックレーンは怒りに燃えるが、既にグラント(ジョン・エイモス)を隊長とする陸軍の特殊部隊が到着し、用済みとなった彼はたった1人で行動を開始するしかなかった。無線機でエスペランザの軍用機が到着する地点を探り出すが、銃撃戦の末逃げられ、バーンズと協力してスチュワートの拠点に迫る。グラントの一隊も到着し、逃げるスチュワートらとスノーモービルを使った激しい追撃戦になる。その時、マックレーンはグラントらの使ってるのは全て空砲であり、彼らはスチュワートの一味であることを知る。一方、空港はホリーと同じ機に乗ったソーンバーグ(ウィリアム・アザートン)の機中からの生中継によってパニックに陥る。そして同時に機は燃料切れにより、緊急着陸に踏み切る。マックレーンは逃げようとするエスペランザらの767 型機の翼にヘリコプターを使って乗り移り格闘の末燃料タンクのふたを外し、こぼれ落ちるオイルに火を放った。767 型機は爆発、炎上し、その炎を目印にホリーの機は無事着陸できた。マックレーンは必死でホリーの名を叫び、2人は滑走路の上で堅く抱き合うのだった。



スタッフ :
監督 : レニー・ハーリン
脚本 : スティーヴン・E・デ・スーザ、ダグ・リチャードソン
原作 : ウォルター・ウェイジャー
製作総指揮 : ロイド・レヴィン、マイケル・レヴィ
製作 : ローレンス・ゴードン、ジョエル・シルヴァー、チャールズ・ゴードン
撮影 : オリヴァー・ウッド
美術 : ジョン・ヴァロン
音楽 : マイケル・ケイメン
編集 : スチュアート・ベアード

キャスト :
ジョン・マクレーン : ブルース・ウィリス
カーマイン・ロレンゾ署長 : デニス・フランツ
スチュアート大佐 : ウィリアム・サドラー
ラモン・エスペランザ : フランコ・ネロ
グラント少佐 : ジョン・エイモス
レスリー・バーンズ : アート・エヴァンス
トルドー : フレッド・トンプソン
ホリー・マクレーン : ボニー・ベデリア
リチャード・ソーンバーグ : ウィリアム・アザートン
マーヴィン : トム・バウアー
アル・パウエル : レジナルド・ヴェルジョンソン
ビトー・ロレンゾ刑事 : ロバート・コスタンゾ
サマンサ・コールマン : シーラ・マッカーシー
ウィンザー114便の機長 : コルム・ミーニイ
ロリンズ : チャールズ・ラニアー
[ 2019/09/21 15:00 ] アクション | TB(-) | CM(-)

シザーハンズ

(アクション/ファンタジー)

『 シザーハンズ 』
原題 : Edward Scissorhands
製作 : 1990年
製作国 : アメリカ

両手がハサミの人造人間が街で巻き起こす騒動と、彼と少女との恋を描くSFフアンタジー。
雪嵐の降る町。お祖母さんが孫娘をベッドに寝かしつけている。孫は『どうして雪が降るの?』と聞くと、祖母はその問に答えて話し始める。「あの窓から見える山の上の屋敷に老発明家(ヴィンセント・プライス)が住んでいた。彼は人間を作るのにも成功し、その人造人間はエドワードといって、両手はハサミのままだった…。小さな町に住むボッグス一家は、夫ビル(アラン・アーキン)、妻ペグ(ダイアン・ウィースト)、高校生キム(ウィノナ・ライダー)、小学生ケヴィンの4人暮らし。ペグは化粧品のセールスをしてるが、新規開拓にと山の上の屋敷を訪ね、そこで出会ったエドワード(ジョニー・デップ)を途端に気に入り、家へ連れ帰る。両手のハサミを最初は持て余していたエドワードだったが、ある時ハサミで庭木を美しく動物の形に刈り取る。続いて近所の犬の毛や、奥さん連中の髪もモダンにカット。エドワードは近所の人気者になる。一方、キャンプに行って不在だったキム(ウィノナ・ライダー)が家に帰って来るが、最初はエドワードを毛嫌いする。キムのBFジム(アンソニー・マイケル・ホール)は、エドワードを使って父親の金を盗ませようとするが、金庫の警報装置が働き、エドワードは警官に取り押えられる。彼はキムのことを気遣って一切弁明しない。この事件から周囲の人はエドワードを避けるようになった。クリスマスが近づいた夜、エドワードは氷で天使の彫刻をしていると、削った氷が雪のように舞う。その雪の中、キムは踊りを踊るが、エドワードに近づいた時にジムが声をかけ、キムは手をハサミで傷つけられる。心配するエドワードをジムは脅し、追い出してしまう。ジムが許せなくなったキムは絶交を言い渡す。町を彷徨うエドワードのせいで町は大騒ぎ。警察も出動する。再びキムの家に帰ってきた彼に、キムは「抱いて」と言うが、彼にはできない。腹いせに飲酒運転するジムの車がケヴィンを轢きそうになり、エドワードは助けようとするが、逆に傷つけてしまう。町の人々の非難の中、エドワードは山の上の屋敷に逃げ込む。心配になったキムは彼を追うが、ジムまでもが追い、いさかいの末、エドワードはジムを殺してしまう。屋敷まで押し寄せてきた人々に、キムはエトワードは死んだと告げた。実は冒頭の祖母はキムであり、数十年たった今も、エドワードはキムのために氷の雪を降らし続けているのだった。



スタッフ :
監督 : ティム・バートン
脚本 : キャロライン・トンプソン
原案 : ティム・バートン、キャロライン・トンプソン
製作総指揮 : リチャード・ハシモト
製作 : デニーズ・ディ・ノーヴィ、ティム・バートン
撮影 : シュテファン・チャプスキー
音楽 : ダニー・エルフマン
編集 : リチャード・ハルシー
特殊メイク : スタン・ウィンストン

キャスト :
エドワード・シザーハンズ : ジョニー・デップ
キム : ウィノナ・ライダー
キムおばあちゃん : ウィノナ・ライダー
ペグ : ダイアン・ウィースト
ジム : アンソニー・マイケル・ホール
ビル : アラン・アーキン
ジョイス : キャシー・ベイカー
ケビン : ロバート・オリヴェリ
エズメラルダ : オーラン・ジョーンズ
ヘレン : コンチャータ・フェレル
ジョージ : ビフ・イェーガー
マージ : キャロライン・アーロン
発明家 : ヴィンセント・プライス
テレビ司会者 : ジョン・デヴィッドソン
孫娘 : ジーナ・ギャラガー
[ 2019/09/19 15:00 ] ファンタジー | TB(-) | CM(-)

ゴースト ニューヨークの幻

(アクション/ファンタジー)

『 ゴースト / ニューヨークの幻 』
原題 : Ghost
製作 : 1990年
製作国 : アメリカ

幽霊となっても愛する人を守ろうとする男の姿を描くファンタジックなラブ・ストーリー。
銀行員のサム・ウィート(パトリック・スウェイジ)は恋人のモリー・ジャンセン(デミ・ムーア)と一緒に幸福な共同生活を始める。しかしモリーがサムにプロポーズした晩、2人を暴漢が襲い、モリーを守ろうとしたサムは撃ち殺されてしまう。地上を離れたサムの魂は天国へ行くことを拒否し、モリーをいつまでも見守ることを選ぶが、彼女に声をかけることさえできないのだった。ある日、サムは自分を殺した男を目撃し、その男がウィリー・ロペス(リック・アビルス)という名であることを知るが、それを伝える術もなく途方に暮れている所に、霊媒師オダ・メイ・ブラウン(ウーピー・ゴールドバーグ)に出会う。オダ・メイは詐欺まがいの行為で客の金を巻き上げるような女だったが、サムの言葉に反応した。そこでサムは彼女を説得し、モリーとの伝令役を引き受けてもらう。最初半信半疑だったモリーだが、オダ・メイがサムしか知らないはずのことを語るので信用し、そのことをサムの親友のカール・ブルーナー(トニー・ゴールドウィン)に相談した。ウィリーの家に向かうカールの後をつけたサムはそこで、カールが、不当な金を銀行を経由させることで正当な金に見せかけるマネー・ロンダリングに関わっている事をサムに気づかれたと思い、ウィリーと共謀して自分を殺したことを知る。そしてサムがオダ・メイの手によってカールの秘密口座を解約したことで、サムが生きているのではないかと疑い始めたカールはウィリーと共に、モリーに襲いかかるが、サムとオダ・メイの助けによって救われ、カールはガラス窓に突っ込み死ぬ。モリーを助けるという使命も終わり、サムはモリーに愛を告げ天国に昇っていった。



主題歌 : 「アンチェインド・メロディ」 by ライチャス・ブラザーズ


スタッフ :
監督 : ジェリー・ザッカー
脚本 : ブルース・ジョエル・ルービン
製作総指揮 : スティーヴン・チャールズ・ジャフィ
製作 : リサ・ウェインスタイン
撮影 : アダム・グリーンベルグ
音楽 : モーリス・ジャール
編集 : ウォルター・マーチ

キャスト :
サム・ウィート : パトリック・スウェイジ
モリー・ジェンセン : デミ・ムーア
オダ・メイ・ブラウン : ウーピー・ゴールドバーグ (アカデミー助演女優賞)
カール・ブルーナー : トニー・ゴールドウィン
ウィリー・ロペズ : リック・アビレス
地下鉄のゴースト : ヴィンセント・スキャヴェリ
緊急治療室のゴースト : フィル・リーズ
ローザ・サンティアゴ : アンジェリカ・エストラーダ
クララ : アルメリア・マックィーン
ルイーズ : ゲイル・ボグス
巡査部長 : スティーヴン・ルート
婦警 : ローラ・ドレイク
[ 2019/09/17 15:00 ] ファンタジー | TB(-) | CM(-)

リトル・マーメイド

(ディズニーアニメ)

『 リトル・マーメイド 』
原題 : The Little Mermaid
製作 : 1989年
製作国 : アメリカ

アンデルセンの名作童話に材を得た、ウォルト・ディズニー・スタジオ28本目の長編アニメーション映画。
海底王国の王トリトンは、16歳になる末娘アリエルが可愛くて仕方がない。しかしアリエルはそんな父親の心配をよそに、今日も鯛のフランダーを連れて好奇心いっぱいに王国の外へ冒険に出ていった。見るもの全てが楽しい外の世界、そして陸。アリエルの憧れはどんどんふくらんでいく。トリトン王はそんな娘の態度を薄々感じて執事であるカニのセバスチャンにアリエルのお目付け役を命じるが、そんな事で大人しくなるようなアリエルではなかった。ある日、いつものように海上に出たアリエルは、嵐のため遭難した地上の王子エリックを助け、陸地まで送り届けたが、その時からアリエルは、エリックに恋してしまった。悩みぬいた末にアリエルは、その美しい声とひきかえに、海の魔女アースラから人間の足をもらい、地上のエリックの許へと向かう。3日以内に彼と口づけをしないと、アリエルはアースラの奴隷にされてしまう。しかし、それはアースラの罠であり、口をきけず想いを伝えられないアリエルの苦しみをよそに、アースラは魔術でエリックの心を奪ってしまう。3日目が過ぎ、アリエルはアースラの奴隷になろうとしていた。娘のためにトリトン王は我が身を犠牲にするが、これこそアースラの思うツボであった。彼女の目的は王国を支配することだったのだ。しかし、術が解けたエリックの決死の活躍によってアースラはついに滅んだ。トリトン王は、可愛い娘のためにニ人の仲を許し、アリエルとエリックは船上で豪華な結婚式を挙げるのだった。



主題歌 : 「アンダー・ザ・シー」 by サミュエル・E・ライト (アカデミー歌曲賞受賞)


スタッフ :
監督 : ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
脚本 : ジョン・マスカー、ロン・クレメンツ
製作 : ハワード・アシュマン、ジョン・マスカー
音楽 : アラン・メンケン、ハワード・アッシュマン
作曲 : アラン・メンケン、ハワード・アシュマン、アラン・メンケン
SFX : マーク・ディンダル

キャスト : ( 声優 )
アリエル : ジョディ・ベンソン
セバスチャン : サミュエル・E・ライト
アースラ : パット・キャロル
バネッサ : ジョディ・ベンソン、パット・キャロル
エリック : クリストファー・ダニエル・バーンズ
フランダー : ジェイソン・マリン
トリトン : ケネス・マース
フロットサム : パディ・エドワーズ
ジェットサム : パディ・エドワーズ
シェフのルイ : ルネ・オーベルジョノワ
スカットル : バディ・ハケット
ヘラルド : ウィル・ライアン
グリムズビー : ベン・ライト
カーロッタ : エディ・マックラーグ
アラーナ : キミー・ロバートソン
マックス : フランク・ウェルカー
[ 2019/09/15 15:00 ] ディズニーアニメ | TB(-) | CM(-)

シャーリー・テンプル

(キャスト/女優)

『 シャーリー・テンプル 』 Shirley Temple

生年月日 : 1928年04月23日
没年月日 : 2014年02月10日( 85 歳没)
出生地 : アメリカ合衆国の旗 カリフォルニア州
国籍 : アメリカ合衆国
職業 : 女優・外交官
主な作品 :
『ハイジ』
『輝く瞳』
『テンプルちゃんお芽出度う』
『テンプルの福の神』
受賞 :
アカデミー賞
アカデミー賞特別賞(1935年)
その他の賞
全米映画俳優組合賞生涯功労賞

シャーリー・テンプル

彼女は自分の人生には3つの時期があったと述べている。女優の時期と、子育ての時期と、外交官の時期である。アメリカ映画女優として1930年代から1940年代に活躍。映画女優としては、特に1930年代の子役時代の活動が名高い。6歳にしてハリウッドの伝説的なスターであり、世界的に非常に高い知名度があり、しばしばコカコーラやニューヨークにある自由の女神と比較された。その後、ティーン・アイドル・スターとなった。1950年に幸福な結婚をした後に映画界を引退し、1950年代と1960年代前半は3人の子供の子育てに専念すると共に、アメリカのテレビに出演した。1960年代後半から1990年代後半の時期は外交官や数社の大企業の重役を務めた。
シャーリーは約60年前に映画から引退しているが、アメリカでは現在にいたるまで、子役の人気投票をすると、現役の子役たちを差し置いて必ず1位か2位になる存在である。オードリー・ヘプバーンと同様に過去のスターでありながら、アメリカでは一種の「現在のスター」であり続けていると言っていい。
シャーリーはアメリカでは勤勉さと真面目さと温かさと優雅さと品行方正で知られており、伝説的な映画女優としてまた著名な外交官として高い尊敬を受けている。

主な出演作品 :
1934年 歓呼の嵐 : Stand Up and Cheer!
1934年 可愛いマーカちゃん : Little Miss Marker
1934年 ベビイお目見得 : Baby Take a Bow
1934年 久遠の誓ひ : Now and Forever
1934年 輝く瞳 : Bright Eyes
1935年 小聨隊長 : The Little Colonel
1935年 私のテンプル : Our Little Girl
1935年 テンプルちゃんお芽出度う : Curly Top
1935年 テンプルの愛国者 : The Littlest Rebel
1936年 テンプルの燈台守 : Captain January
1936年 テンプルの福の神 : Poor Little Rich Girl
1936年 テンプルのえくぼ : Dimples
1936年 テンプルの上海脱出 : Stowaway
1937年 テンプルの軍使 : Wee Willie Winkie
1937年 ハイデイ : Heidi
1938年 農園の寵児 : Rebecca of Sunnybrook Farm
1938年 天晴れテンプル : Little Miss Broadway
1939年 テンプルちゃんの小公女 : The Little Princess
1940年 青い鳥 : The Blue Bird
1942年 夢見るお年頃 : Miss Annie Rooney
1944年 君去りし後 : Since You Went Away
1944年 恋の十日間 : I'll Be Seeing You
1945年 接吻売ります : Kiss and Tell
1947年 どたばたハネムーン : Honeymoon
1947年 独身者と女学生 : The Bachelor and the Bobby-Soxer
1948年 アパッチ砦 : Fort Apache
1949年 我輩は新入生 : Mr. Belvedere Goes to College
1949年 令嬢画伯 : Adventure in Baltimore
1949年 シービスケット物語 : The Story of Seabiscuit
[ 2019/09/13 15:00 ] 女優 | TB(-) | CM(-)

ミクロキッズ

(ディズニー実写)

『 ミクロキッズ 』
原題 : Honey, I Shrunk The Kids
製作 : 1989年
製作国 : アメリカ

6ミリのサイズに縮んでしまった少年たちの冒険を描くファンタジー・アドベンチャー。
あらゆる物質を260 分の1に縮小してしまうという“電磁物体縮小機”の研究に没頭しているサリンスキー(リック・モラニス)の研究室に、隣家のトンプソン夫妻(マット・フリューワー、クリスティン・サザーランド)の次男ロン(ジャレッド・ラッシュトン)の打った野球の球が飛び込み、そのはずみで縮小機が動き出した。そうとは知らないロンと兄のラス(トーマス・ブラウン)は、サリンスキーの娘エミー(エミー・オニール)と弟のニック(ロバート・オリヴェリ)と共に、球を拾いに研究室にやってきて、縮小機からの光を浴び、たちまち4人はミクロ・サイズに縮んでしまう。帰宅したサリンスキーは、何も知らずに研究室の掃除を始め、ゴミと共に子供たちを裏庭に捨ててしまうのだった。こうして4人の子供たちは、ジャングルと化してしまった裏庭で、家に帰りつくべく、悪戦苦闘の冒険を始めるのだった。一方サリンスキーは、研究室ですっかり小さくなってしまったソファーを発見し、研究の成功に狂喜するが、同時に子供たちも小さくなってしまったことを知り、慌てて妻のダイアン(マーシャ・ストラスマン)と共に裏庭を探し、帰って来ない息子たちを心配するトンプソン夫婦に事情を説明するのだった。一夜明け、愛犬フォークの活躍のおかげで家にたどりついた4人は、危ういところでサリンスキーに発見され、ミクロ化の逆のプロセスによって元に戻してもらう。こうしてこの出来事は、隣同士でいながら険悪だったサリンスキーとトンプソン家を和解させ、エミーとラスがデートの約束をするきっかけをもたらすのだった。



スタッフ :
製作総指揮 : トーマス・G・スミス
製作 : ペニー・フィンケルマン・コックス
監督 : ジョー・ジョンストン
脚本 : エド・ナハ、トム・シュルマン
原案 : スチュアート・ゴードン、ブライアン・ユズナ、エド・ナハ
撮影 : ヒロ・ナリタ
音楽 : ジェームズ・ホーナー
編集 : マイケル・A・スティーヴンソン

キャスト :
ウェイン・サリンスキー : リック・モラニス
ダイアン・サリンスキー : マーシャ・ストラスマン
エミー・サリンスキー : エミー・オニール
ニック・サリンスキー : ロバート・オリヴェリ
ラス・トンプソン : マット・フリューワー
メイ・トンプソン : クリスティン・サザーランド
ロン : ジャレッド・ラシュトン
ラスJr. : トーマス・ブラウン
[ 2019/09/11 15:00 ] ディズニー実写 | TB(-) | CM(-)
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