(アクション/ファンタジー)
『 フック 』
原題 : Hook
製作 : 1991年
製作国 : アメリカ
大人になって昔の記憶を失ったピーターパンの再生しての冒険を描くファンタジー。
ピーター・バニング(ロビン・ウィリアムズ)は仕事中毒と言うべき40歳の企業付弁護士。妻モイラ(キャロライン・グッドール)、11歳のジャック(チャーリー・コースモ)、7歳のマギー(アンバー・スコット)という家族がいる。子供たちは四六時中仕事にかまけているピーターのことが大いに不満だ。ジャックが楽しみにしていた少年野球の応援もすっぽかした。クリスマス休暇に、バニング一家はモイラの祖母でピーターを孤児院から救ったというウェンディ(マギー・スミス)をロンドンに訪ねる。一家はウェンディの邸宅でしばらく暮らすことになるが、ある夜大人たちが外出先から帰ると、子供たちの姿はなく、ドアには脅迫文があった。「親愛なるピーター、子供を助けたければ姿を現わせ。ジェームズ・フック」何が起こったか見当もつかないピーターに、ウェンディが真実を告げる。ピーターはウェンディが孤児院から救ったのではなく、本当はネヴァーランドからやって来た永遠の子ども〈ピーターパン〉だったのだと。信じられない思いのピーターの前に、小さな妖精ティンカーベル(ジュリア・ロバーツ)が現れる。ティンクはピーターをシーツにくるみ、ネヴァーランドへ向けて飛び立つ。島に着いたピーターを待っていたのは、腹心スミー(ボブ・ホスキンス)を従えた残忍なフック船長(ダスティン・ホフマン)だった。子供たちを前に、ティンクはピーターがピーターパンだと3日以内に証明してみせると言う。はずみで海中に転落したピーターは島の反対側に流れ着き、迷子の少年たちの助けを借りて、ピーターパンとなる特訓を受ける。約束の3日目、ついにピーターパンとしての記憶を取り戻したピーターは空を飛び、フック船長を倒し、無事に子供たちを救出した。そしてロンドンで目を覚ましたピーターと子供たちは、ネヴァーランドでの出来事を思い返すのだった。
スタッフ : 監督 : スティーヴン・スピルバーグ
脚本 : ジム・V・ハート、マリア・スコッチ・マーモ
原作戯曲 : ジェームズ・M・バリー
原案 : ジム・V・ハート、ニック・キャッスル
製作総指揮 : ジム・V・ハート
製作 : キャスリーン・ケネディ、フランク・マーシャル、ジェラルド・R・モーレン
撮影 : ディーン・カンディ
美術 : ノーマン・ガーウッド
音楽 : ジョン・ウィリアムス
編集 : マイケル・カーン
衣装 : アンソニー・パウエル
SFX : エリック・ブレヴィグ
特殊メイク : グレッグ・キャノン
キャスト : ピーター・パン(ピーター・バニング) :
ロビン・ウィリアムズキャプテン・ジェイムズ・フック :
ダスティン・ホフマンティンカーベル(ティンク) :
ジュリア・ロバーツミスター・スミー :
ボブ・ホスキンスグラニー・ウェンディ :
マギー・スミスモイラ・バニング :
キャロライン・グッドールジャック・バニング :
チャーリー・コースモマギー・バニング :
アンバー・スコットライザ :
ローレル・クローニングッド警視 :
フィル・コリンズトゥートルズ :
アーサー・マレットヤング・ウェンディ :
グウィネス・パルトロールフィオ :
ダンテ・バスコ