蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

ホーム・アローン2

(ドラマ/クリスマス)

『 ホーム・アローン2 』
原題 : Home Alone 2 Lost In New York
製作 : 1992年
製作国 : アメリカ

91年に公開され大ヒットとなった「ホーム・アローン」の続編。ニューヨークで迷子になったケヴィン少年の冒険を描く。
マカリスター一家は、クリスマス休暇をフロリダで過ごすことになるが、空港でパパ(ジョン・ハード)と同じコートを着た人についていったケヴィン(マコーレー・カルキン)は、ニューヨーク行きの飛行機に乗ってしまう。憧れの街に来たケヴィンは、ママ(キャサリン・オハラ)の鞄に入っていたクレジット・カードと現金で一流ホテルに宿泊し、リッチな気分。一方フロリダ空港では、ケヴィンがいないことに気づいた家族が警察に捜査を依頼するが、とりあえずカードの盗難届けを出して連絡を待つことになる。翌日、リムジンを借りダンカン・トイ・ストアという玩具デパートへ出かけたケヴィンは、去年彼の家へ強盗に入った泥棒コンビ、ハリー(ジョー・ペシ)とマーヴ(ダニエル・スターン)を発見し、持っていたウォークマンに2人の会話を録音した。2人はデパート強盗を計画していた。ホテルに戻ったケヴィンは、盗難カードを使ったという理由でホテルマンに追われ、セントラル・パークの方へ逃げる。ママのアドレス帳から叔父の家を探し当てるが、改築中のため誰もいない。セントラル・パークのホームレスのおばさん(ブレンダ・フリッカー)と仲良しになったケヴィンだが、彼は泥棒撃退作戦を叔父の家で練り始めた。ケヴィンはデパートに侵入し、レジの金を漁る2人を写真に撮り、デパート内での大追跡が展開されるが、泥棒たちを叔父の家へおびき寄せることに成功する。階上からレンガを落としたり、ペンキを全身に浴びせたりして泥棒2人組をやっつけ、セントラル・パークに逃げ込むが、追ってきた2人組に捕まってしまう。一方、ニューヨークへ来たママはケヴィンの写真を手に探しまわっている。ホームレスのおばさんの蒔いたハトのエサで2人組がハトに襲われている隙にケヴィンは逃げ出し、ロックフェラー・センターのクリスマスツリーの前でママと会うことができた。



スタッフ :
監督 : クリス・コロンバス
脚本 : ジョン・ヒューズ
製作総指揮 : マーク・ラドクリフ、ダンカン・ヘンダーソン、リチャード・ヴェイン
製作 : ジョン・ヒューズ
撮影 : ジュリオ・マカット
美術 : サンディ・ヴェネジアーノ
音楽 : ジョン・ウィリアムス
編集 : ラジャ・ゴズネル

キャスト :
ケビン・マカリスター : マコーレー・カルキン
ハリー・ライム : ジョー・ペシ
マーヴ・マーチャント : ダニエル・スターン
ピーター・マカリスター : ジョン・ハード
ケイト・マカリスター : キャスリン・オハラ
バズ・マカリスター : デヴィン・ラトレイ
フランク・マカリスター : ゲリー・バンマン
レスリー・マカリスター : テリー・スネル
リニー・マカリスター : モーリーン・エリザベス・シェイ
ミーガン・マカリスター : ヒラリー・ウルフ
フラー・マカリスター : キーラン・カルキン
ジェフ・マカリスター : マイケル・C・マロンナ
トレイシー・マカリスター : センタ・モージズ
ロッド・マカリスター : ジェディダイア・コーエン
ソンドラ・マカリスター : ダイアナ・キャンピーヌ
ブルック・マカリスター : アンナ・スロットキー
鳩おばさん : ブレンダ・フリッカー
ヘクター : ティム・カリー
セドリック : ロブ・シュナイダー
ストーン : ダナ・アイヴィ
クリフ : フレッド・クラウズ
E・F・ダンカン : エディー・ブラッケン
[ 2019/11/30 15:00 ] クリスマス | TB(-) | CM(-)

ベートーベン

(ドラマ/アニマル)

『 ベートーベン 』
原題 : Beethoven
製作 : 1992年
製作国 : アメリカ

犬嫌いの父親がいる一家に住みついたセントバーナードの活躍を描く動物コメディ。
ペット・ショップを襲った泥棒の手から逃け出したセントバーナードの子犬が、ニュートン家に飛び込んでくる。清潔好きで犬嫌いのパパ、ジョージ(チャールズ・グローディン)は、妻アリス(ボニー・ハント)や3人の子供たちに哀願され、しぶしぶ子犬を飼うことを承知する。音楽好きで、ベートーヴェンと名付けられた子犬は、日に日に大きくなっていく。やんちゃな彼の所業に怒ったパパは、裏庭に柵を作って隔離するが、ベートーヴェンは地下道を掘って、自由に町を闊歩する。逃亡仲間のブルテリアの世話を焼いたり、長女ライス(ニコール・トム)の恋の仲介をしたり、弟のテッド(クリストファー・キャスティール)のガードマンを務めたりと、大忙しのベートーヴェン。予防注射の日、パパは、獣医バーニック(ディーン・ジョーンズ)から、セントバーナードに流行っている奇病の話を聞き驚くが、実はバーニックはペット泥棒の親玉で、実験動物としてベートーヴェンに目を付け、ありもしない話を吹き込んだのった。パパの会社の事業拡大のため、ママも会社に出勤することになり、ベビー・シッターが雇われるが、彼女が目を離したスキに、末っ子のエミリー(サラ・ローズ・カー)がプールに落ち、ベートーヴェンが助ける。その日の午後、出資者と称し、会社を乗っ取ろうと企てる夫婦がニュートン家を訪れるが、ベートーヴェンが邪魔して契約をぶち壊す。そこへバーニックがやって来て、ベートーヴェンを挑発し、襲われたように見せかけ、彼の言葉を信じたパパはベートーヴェンを彼の手に渡す。バーニックの陰媒に気づいたパパは、ベートーヴェンを救うため、一味の秘密倉庫に向かった。仲間のブルテリアが実験に連れていかれそうになり、ベートーヴェンはバーニックに襲いかかる。その時、パパが屋根を突き破って乱入する。同時にママたちが乗った車も突っ込んで来て、衝撃のために宙を舞った注射器がバーニックの胸に刺さり、ダウン。解放された犬たちとベートーヴェンは、一緒にニュートン家で暮らすのであった。



主題歌 : 「ロール・オーバー・ベートーヴェン」 by ポール・シェイファー


スタッフ :
監督 : ブライアン・レヴァント
脚本 : エドモンド・ダンテス、エイミー・ホールデン・ジョーンズ
製作総指揮 : アイヴァン・ライトマン
製作 : ジョー・メジャック、マイケル・C・グロス
撮影 : ヴィクター・J・ケンパー
美術 : アレックス・タヴォラリス
音楽 : ランディ・エデルマン
編集 : シェルドン・カーン、ウィリアム・D・ゴーディーン

キャスト :
ジョージ・ニュートン : チャールズ・グローディン
アリス・ニュートン : ボニー・ハント
ライス・ニュートン : ニコール・トム
テッド・ニュートン : クリストファー・キャスティール
エミリー・ニュートン : サラ・ローズ・カー
ヘルマン・ヴァーニック : ディーン・ジョーンズ
ハーヴェイ : オリヴァー・プラット
ヴァーノン : スタンリー・トゥッチ
ブラッド : デイヴィッド・ドゥカヴニー
ブリー : パトリシア・ヒートン
ペットショップ店員 : メローラ・ウォルターズ
[ 2019/11/28 15:00 ] アニマル | TB(-) | CM(-)

リーサル・ウェポン3

(アクション/アクション)

『 リーサル・ウェポン3 』
原題 : Lethal Weapon 3
製作 : 1992年
製作国 : アメリカ

向こう見ずな刑事とヴェテラン刑事のコンビの活躍を描くアクション・ドラマの第3作目。
ロサンゼルス市警の刑事マーティン・リッグス(メル・ギブソン)と彼と長年のコンビを組むヴェテラン刑事ロジャー・マータフ(ダニー・グローヴァー)は、高層ビルの爆弾処理を軽率な判断で失敗し、ビルを粉々にしてしまう。退職を一週間後に控えたマータフは、反省する様子のないリッグスの態度が心配だが、担当中の事件についても心を痛めていた。警察に押収された武器が、何者かの手によって町中に流出していた。事態は一刻の猶予もないほど緊迫した状況にあり、捜査を急ぐマータフにリッグスはつきあわされる。捜査は進展しないが、背後にある巨大な犯罪組織の存在を、2人は感じ取る。2人とは別に、内部事件調査部の女刑事ローナ・コール(レネ・ルッソ)も事件を追っていたが、2人には非協力的で、お互いに捜査を競い合う形になるが、一方でリッグスは、彼女と愛し合うようになっていた。ついに黒幕の元ロス市警の警官ジャック・トラヴィス(スチュアート・ウィルソン)を建設中のビルに追いつめて、激しい銃撃戦の末射殺する。事件は解決したが、マータフは引退を撤回し、リッグスは、コールと結婚する決意を固めるのだった。



スタッフ :
監督 : リチャード・ドナー
脚本 : ジェフリー・ボーム、ロバート・マーク・ケイメン
原案 : ウォーレン・マーフィー
原作 : シェーン・ブラック
製作 : ジョエル・シルバー、リチャード・ドナー
音楽 : エリック・クラプトン、マイケル・ケイメン、エルトン・ジョン
撮影 : ヤン・デ・ボン
編集 : ロバート・ブラウン、バトル・ベイヴィス

キャスト :
マーティン・リッグス : メル・ギブソン
ロジャー・マータフ : ダニー・グローヴァー
ローナ・コール : レネ・ルッソ
レオ・ゲッツ : ジョー・ペシ
ジャック・トラヴィス : スチュアート・ウィルソン
マーフィ部長 : スティーブ・カーン
デロリス : デロリス・ホール
トリッシュ・マータフ : ダーリーン・ラブ
リアン・マータフ : トレイシー・ウルフ
ニック・マータフ : デイモン・ハインズ
キャリー・マータフ : エボニー・スミス
タイロン : グレゴリー・ミラー
ハチェット : ニック・チンランド
若手警官 : ジェイソン・レインウォーター
ハーマン・ウォルターズ : アラン・スカーフ
ダリル : ボビー・ウィン
ステファニー・ウッズ : メアリー・エレン・トレイナー
ビリー・フェルプス : マーク・ペッレグリーノ
スミッティ : ジョン・セナティエンポ
[ 2019/11/26 15:00 ] アクション | TB(-) | CM(-)

ボディガード

(アクション/サスペンス)

『 ボディガード 』
原題 : The Bodyguard
製作 : 1992年
製作国 : アメリカ

ショービジネス界のトップスターと、そのボディガードとの恋を描くロマンティック・サスペンス映画。
フランク・ファーマー(ケヴィン・コスナー)は、世界でも屈指の実力を持つボディガード。ある時、歌手兼女優のスーパースター、レイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン)の護衛を依頼される。最近彼女の身辺で、不穏な事件が発生し、脅迫状まで送られて来たのだ。レイチェルの邸宅を訪れたフランクは、ずさんな警備体制に驚き、彼女のボディガードとなる決心をする。フランクの目をかすめてライヴハウスでコンサートを行ったレイチェルは、舞台に上がった男から客席につき落とされるが、駆けつけたフランクに助けられる。錯乱状態になった彼女を心から介護するフランクを見て、それまで彼をただの邪魔者としか考えていなかったレイチェルは、初めて心を開く。フロリダのコンサートでレイチェルのもとに脅迫電話がかかり、さしせまる危険を感じたフランクは、自分の父が住むオレゴンに一時レイチェルを隔離する。雪深いオレゴンで、レイチェルの息子フレッシャーと、レイチェルの姉で付き人でもあるニッキー(ミシェル・ラマー・リチャーズ)と過ごすフランクとレイチェルはささやかな幸福に浸るが、フレッシャーの乗るボートが突然爆発し、幸い彼は助かったものの、何者かの手が近づいていることは明白となる。その夜フランクは、ニッキーから真実を聞かされる。あの脅迫状を見て、バーで見知らぬ男にレイチェルの暗殺を依頼したこと、今では後悔しているものの、その男を探し出せないでいること_。しかしフランクが少し目を放している隙に、ニッキーはあっけなく殺されてしまう。相手がプロであると悟ったフランクは、アカデミー賞受賞式に出席するというレイチェルを止めるが、最優秀主題歌賞にノミネートされている彼女は、舞台に立つことを決心する。受賞式当日、観客の中に犯人がいると確信したフランクは、客席に、ある映画スターのボディガードとして入場したはずの、昔の同僚ポートマン(トーマス・アラナ)の姿を見つけ、彼が犯人だと直感する。レイチェルがオスカーを受賞し、ステージに上がると同時にポートマンのカメラに仕掛けられた銃が火を吹き、フランクが身を投げ出して助ける。負傷したフランクは、レイチェルのボディガードを辞める。飛行場で別れを惜しむ2人だが、ショービジネスと政治家の警備というそれぞれの世界に帰っていくのだった。



主題歌 : 「オールウェイズ・ラヴ・ユー」 by ホイットニー・ヒューストン


スタッフ :
監督 : ミック・ジャクソン
脚本 : ローレンス・カスダン
製作 : ローレンス・カスダン、ジム・ウィルソン、ケヴィン・コスナー
撮影 : アンドルー・ダン
美術 : ジェフリー・ビークロフト
音楽 : アラン・シルヴェストリ
編集 : リチャード・A・ハリス

キャスト :
フランク・ファーマー : ケビン・コスナー
レイチェル・マロン : ホイットニー・ヒューストン
サイ・スペクター : ゲイリー・ケンプ
ビル・デヴァニー : ビル・コッブス
グレッグ・ポートマン : トーマス・アラナ
ハーブ・ファーマー : ラルフ・ウェイト
ニッキー・マロン : ミシェル・ラマー・リチャーズ
トニー・シペリ : マイク・スター
授賞式司会者 : ロバート・ウール
クライヴ : ナサニエル・パーカー
ヘンリー : クリストファー・バート
フレッチャー・マロン : デヴォーン・ニクソン
レイ・コート : ジェリー・バマン
ミネラ : ジョー・ユーラ
ダン : トニー・ピアース
ロータリークラブ会長 : バート・レムゼン
[ 2019/11/24 15:00 ] サスペンス | TB(-) | CM(-)

パトリオット・ゲーム

(アクション/アクション)

『 パトリオット・ゲーム 』
原題 : Patriot Games
製作 : 1992年
製作国 : アメリカ

テロ事件に居合わせた元CIAアナリストがテロリストと激しい闘いを繰り広げるアクション。
CIAを辞め、海軍学校の教官となったジャック・ライアン(ハリソン・フォード)は、妻で眼科医のキャシー(アン・アーチャー)、ひとり娘のサリー(ソーラ・バーチ)と仕事を兼ねた休暇旅行のためロンドンにいた。英国海軍大学でのスピーチを終えたジャックは、妻子が待つバッキンガム宮殿へ向かうが、その時テロリストが1台の車を襲撃するところに出くわす。本能的にテロリストに立ち向かい負傷しながらもひとりを射殺、駆けつけた警官によりテロリストのひとり、ショーン・ミラー(ショーン・ビーン)が逮捕された。殺されたのはショーンの弟だった。ジャックが救ったのは皇太后の従弟ホームズ卿(ジェームズ・フォックス)一家で、彼はサーの称号を送られることになった。1カ月あまりのイギリス滞在を終え、自宅に戻ったジャック一家。そんな彼らを追いかけるようにIRA幹部パディ・オニール(リチャード・ハリス)も資金集めのためアメリカへやってきた。一方その頃、テロリスト集団のリーダー、ケヴィン・オドンネル(パトリック・バーギン)と、赤毛の美人アネット(ポーリー・ウォーカー)らは別の警察署へ護送中のショーンを奪還。ショーン逃走のニュースはCIAのグーリア提督(ジェームズ・アール・ジョーンズ)にも届いた。ある日授業を終えたジャックは不審な男に襲われ、危機一髪で海軍兵に助けられる。妻子の危険を察知したジャックは猛スピードで家路をたどるが、アメリカへ潜入していたケヴィンがキャシーとサリーをハイウェイ上で狙撃、車はコンクリート壁に激突してしまう。一命はとりとめたがサリーは重体のまま。怒りにうち震れるジャックはCIAへ赴き、テロリストの行方を追うことになった。CIAではテロリスト担当の専門家がショーンたちの行方を追い、衛星などの情報や「一味に女が絡んでいる」とのジャックの証言から北アフリカに訓練キャンプがあるのではないかとにらみ、ジャックの元にもパディから例の女が写っている写真が届けられた。CIAはキャンプ襲撃に乗り出すが、ケヴィンらは一足早く脱出、再びアメリカへと向かっていた。嵐の中、訪米中のホームズ卿はライアン家で叙勲式を行うが、ここにもケヴィンらの手が伸び、ジャックらは命からがら海へ逃げ出す。弟の復讐に怒り狂うショーンはケヴィンとアネットを射殺、ジャックに襲いかかるが、海上での死闘の末ジャックはケヴィンを倒すのだった。



スタッフ :
監督 : フィリップ・ノイス
脚本 : W・ピーター・イリフ、ドナルド・スチュワート
原作 : トム・クランシー
製作総指揮 : チャールズ・H・マグワイアー
製作 : メイス・ニューフェルド、ロバート・レーメ
撮影 : ドナルド・M・マッカルパイン
美術 : ジョゼフ・ネメック3世
音楽 : ジェームズ・ホーナー
編集 : ニール・トラヴィス、ウィリアム・ホイ
SFX : ノーマ・モリソー

キャスト :
ジャック・ライアン : ハリソン・フォード
キャシー・ライアン : アン・アーチャー
ジェームズ・グリーア提督 : ジェームズ・アール・ジョーンズ
ショーン・ミラー : ショーン・ビーン
ケビン・オドンネル : パトリック・バーギン
パティ・オニール : リチャード・ハリス
アネット : ポリー・ウォーカー
ホームズ卿 : ジェームズ・フォックス
ハイランド警部補 : デヴィッド・サレルフォール
サリー・ライアン : ソーラ・バーチ
ロビー : サミュエル・L・ジャクソン
ジェフリー・ワトキンズ : ヒュー・フレイザー
マーティ・カンター : J・E・フリーマン
オーエンス部長刑事 : アラン・アームストロング
デニス・クーリー : アレックス・ノートン
ジミー : ジョナサン・ライアン
アシュレイ : トーマス・ラッセル
ローズ : エレン・ギア
[ 2019/11/22 15:00 ] アクション | TB(-) | CM(-)

バットマン リターンズ

(アクション/アクション)

『 バットマン リターンズ 』
原題 : Batman Returns
製作 : 1992年
製作国 : アメリカ

DCコミックスのヒーロー、バットマンの映画化第2弾。
30年ほど前、ひとりの赤ん坊が川に捨てられた。その子は奇形児だった。やがてその子は、ペンギンたちが生棲する地下の下水道へと流されていった。そして現代、ゴッサム・シティはクリスマスを迎えようとしている。その頃、ペンギンと名乗る男(ダニー・デヴィート)が部下をひきつれて街を恐怖へ陥れようとしていた。彼は、30年前に捨てられた赤ん坊の現在の姿だ。一方、街の実力者マックス・シュレック(クリストファー・ウォーケン)は、シティの電力を全て我がものにしようと画策していたが、そのことが秘書のセリーナ(ミシェル・ファイファー)に知られてしまい、彼女をビルの窓から突き落としてしまう。しかし、彼女は降りつもる雪のクッションと、野良猫たちの介抱により、死から免れた。生来内気だった彼女は、その事件を機にキャットウーマンとして社会に、そしてマックスに復讐を誓うようになる。ペンギンはマックスと結託し、自分の両親探しを市民にアピールしつつ、シティに君臨しようと企む。その野望に気づいたバットマンことブルース・ウェイン(マイケル・キートン)は、ペンギンたちに戦いを挑むが、ペンギンはキャットウーマンと組んで逆にバットマンを街の悪者に仕立ててしまった。バットマンも負けじと、ハイテクを駆使してペンギンの本性を市民に露わにする。怒り心頭のペンギンは、ペンギン・ミサイルにより街に報復しようとするが、間一髪バットマンがそれを阻止。傷ついたペンギンは、自分が育った地下の下水道の中へと沈んでいく。キャットウーマンはいつしかバットマンを愛するようになっていたが、2人が結ばれることは叶わず、マックスへの復讐を遂げると、闇の中へ消えてしまうのだった。



主題歌 : 「Siouxsie and the Banshees」 by Face to Face


スタッフ :
監督 : ティム・バートン
脚本 : ダニエル・ウォーターズ
原案 : ダニエル・ウォーターズ、サム・ハム
製作総指揮 : ジョン・ピーターズ、ピーター・グーバー、ベンジャミン・メルニカー、マイケル・E・ウスラン
製作 : デニーズ・ディ・ノーヴィ、ティム・バートン
キャラクタ創造 : ボブ・ケーン
撮影 : シュテファン・チャプスキー
美術 : ボー・ウェルチ
音楽 : ダニー・エルフマン
主題歌 : 「Sussie and the Banshees」by Face to Face
編集 : クリス・レベンゾン
衣装 : ボブ・リングウッド、メアリー・ヴォクト
SFX : マイケル・フィンク
特殊メイク : スタン・ウィンストン

キャスト :
ブルース・ウェイン/バットマン : マイケル・キートン
セリーナ・カイル/キャットウーマン : ミシェル・ファイファー
オズワルド・コブルポット/ペンギン : ダニー・デヴィート
マックス・シュレック : クリストファー・ウォーケン
アルフレッド・ペニーワース : マイケル・ガフ
ジェームズ・ゴードン総監 : パット・ヒングル
ゴッサム市市長 : マイケル・マーフィー
チャールズ(チップ)・シュレック : アンドリュー・ブリニアースキー
手回しオルガン師 : ヴィンセント・スキャヴェリ
アイスプリンセス : クリスティ・コナウェイ
メイヤー : マイケル・マーフィー
ジェン : ジャン・フックス
ピエロ : ブランスコム・リッチモンド
タッカー・コブルポット卿 : ポール・ルーベンス
コブルポット夫人 : ダイアン・サリンジャー
新聞の売り子 : ショーン・ウェーレン
ペンギンの博士 : スチュアート・ランカスター
皇帝ペンギン : フェリックス・シラ
[ 2019/11/20 15:00 ] アクション | TB(-) | CM(-)

トイズ

(アクション/ファンタジー)

『 トイズ 』
原題 : Toys
製作 : 1992年
製作国 : アメリカ

巨大おもちゃメーカーの経営を受け継ぎ、軍需工業化しようとする軍国主義者の叔父と対立する、前経営者の息子の姿を描くファンタジー・ドラマ。
人里離れた緑の丘の上にあるおもちゃメーカー、ゼボ・トイズ。ケネス・ゼボ(ドナルド・オコナー)が一代で築き上げたお伽の国のような大工場に、ケネスの弟、リーランド・ゼボ将軍(マイケル・ガンボン)がやって来る。ケネスが急死すると、彼は工場の経営を受け継ぎ、おもちゃの兵器を本物の武器に改造して軍に売りこもうとするが、ケネスの子で、平和主義者のレスリー(ロビン・ウィリアムズ)と妹のアルサティア(ジョーン・キューザック)は、子供たちをシミュレーション・ゲームを使って戦士として育成しようとしていることを知り、将軍の計画を阻止しようとする。彼は、アルサティアと恋人グェン(ロビン・ライト)や将軍の息子パトリック(LL・クール・J)らと協力し、実力行使に出るが、逆に殺人兵器のおもちゃたちに追いつめられてしまう。レスリーは一計を案じ、殺人おもちゃを牽制するために、倉庫の中の古いゼンマイ仕掛けのおもちゃで対抗するが、圧倒的に不利な状況に陥る。レスリーは殺人おもちゃを操作する子供たちの部屋に潜入し、彼らを止める。部屋に入ってきた将軍とおもちゃの武器を使って戦い倒したレスリーは、父の墓の前で、会社を守ることを誓うのだった。



スタッフ :
監督 : バリー・レヴィンソン
脚本 : ヴァレリー・カーティン、バリー・レヴィンソン
製作 : マーク・ジョンソン、バリー・レヴィンソン
撮影 : アダム・グリーンベルグ
美術 : フェルナンド・スカルフィオッティ
音楽 : ハンス・ジマー、トレヴァー・ホーン
編集 : ステュー・リンダー
衣装 : アルバート・ウォルスキー

キャスト :
レスリー・ジボ : ロビン・ウィリアムズ
アルセイシア : ジョーン・キューザック
ジボ将軍 : マイケル・ガンボン
グェン : ロビン・ライト
パトリック : LL・クール・J
ケネス・ジボ : ドナルド・オコナー
ジボ大将軍 : ジャック・ウォーデン
オーウェン : アーサー・マレット
看護婦デビー : デビ・メイザー
ベイカー : ジェイミー・フォックス
守衛 : アート・メトラーノ
[ 2019/11/18 15:00 ] ファンタジー | TB(-) | CM(-)

ジェームズ・ディーン

(キャスト/男優)

『 ジェームズ・ディーン 』 James Dean

生年月日 : 1931年02月08日
没年月日 : 1955年09月30日( 24 歳没)
出生地 : インディアナ州マリオン
死没地 : カリフォルニア州コレーム
国籍 : アメリカ合衆国
職業 : 俳優
活動期間 : 1951年~1955年
主な作品 :
『エデンの東』
『理由なき反抗』
『ジャイアンツ』

ジェームズ・ディーン

高校時代から演劇に興味をもち、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の演劇科で学んだ。舞台やコマーシャルなどに出ていたが、更に俳優としてのキャリアを追い求めるために中退、ニューヨークに移った。そこで1950年代の『Kraft Television Theater』、 『Danger』や『General Electric Theater』のようなテレビ番組の何編かに出演した。この頃よりジェームズはアンドレ・ジッドの『背徳者』に心酔して、ハリウッドへ行き、映画スターとなることを夢見るようになる。
『底抜け艦隊』等の映画の端役をいくつかこなした後、1955年に『エデンの東』のキャル・トラスク役で初めて主役を演じて、認められた。彼はこの役でアカデミー賞の最優秀主演男優賞にノミネートされた。この後、続けざまにその年の『理由なき反抗』で主役を、『ジャイアンツ』で準主役を演じ、またもやアカデミー賞にノミネートされることになる。
ジェームズは、特に『理由なき反抗』の演技で1950年代の若者の鬱屈や反抗を端的に表現した。このため、同時代の多くの若者は彼をモデルにし、そしてその死は多くの同世代の人々に暗い影を落とした。芸歴はたったの4年間、主演俳優になって半年足らずという短いキャリアと突然の死、公開葬儀がジェームズを時代を超えた青春の象徴とした。現在でも、多大な影響力とずば抜けた演技力で、ハリウッドを代表する俳優である。

主な出演作品 :
1955年 エデンの東 : East of Eden
1955年 理由なき反抗 : Rebel Without a Cause
1956年 ジャイアンツ : Giant
[ 2019/11/16 15:00 ] 男優 | TB(-) | CM(-)

クライング・ゲーム

(アクション/サスペンス)

『 クライング・ゲーム 』
原題 : The Crying Game
製作 : 1992年
製作国 : イギリス

元IRA(アイルランド共和国軍)兵士と、彼が死に至らしめた男の恋人との、危険で甘美な恋を描いたサスペンスタッチのラヴストーリー。
英国軍に捕らえられた仲間たちを釈放するための人質として、黒人兵士ジョディ(フォレスト・ウィテカー)がIRAの一団に誘拐された。アジトに幽閉されたジョディの見張りにはファーガス(スティーブン・レイ)という男が当たった。二人きりで過ごすうちに、いつしか彼らはお互いに友情を抱く。ジョディはファーガスに「あんたは親友だ。それがあんたの性なんだ」と語る。ジョディは、自分が殺されたらロンドンにいる恋人ディルに会って「愛していた」と伝えてほしいと頼む。ジョディは救出にやって来た英国軍の装甲車にひかれて死亡し、IRAのアジトも軍の急襲を受けて炎に包まれた。かろうじて逃げ延びたファーガスはロンドンに赴き、美容師のディル(ジェイ・デイヴィッドソン)に会う。ファーガスは、夜はバーで歌うディルの美しく不思議な魅力にひかれ、二人は急速に接近する。だが服を脱いだディルを見た彼はディルを拒絶する。ディルは男だったのだ。ディルを傷つけたと感じたファンガスは謝罪し、ディルも彼を許して2人はやがて和解するが、幸せは長くは続かなかった。死んだと思われたIRAの女性メンバー・ジュード(ミランダ・リチャードソン)とリーダーのピーター(エイドリアン・ダンバー)が現れ、ファーガスに要人暗殺計画に参加するよう強制した。断るとディルの命はないと脅迫され、ジェンドに屈したファーガスは、ディルの髪を切って男装させ、ホテルに隠す。意を決したディルはファーガスをベッドに縛りつけ、何もかも聞き出す。ファーガスの遅延のためにピーターは死に、計画は失敗。怒りに燃えたジュードは二人の元にかけつけるが、ディルの銃弾を浴びて死んだ。ファーガスはディルを逃がし、身代わりに自首する。数か月後、ファーガスのいる刑務所に面会にやって来たディルの姿があった。



主題歌 : 「クライング・ゲーム」 by ボーイ・ジョージ


劇中歌 : 「クライング・ゲーム」 by ジェイ・デヴィッドソン


オリジナル : 「クライング・ゲーム」 by デイブ・ベリー(1965年)
劇中ではラジカセから流れるのみ


スタッフ :
監督 : ニール・ジョーダン
脚本 : ニール・ジョーダン
製作総指揮 : ニック・パウエル
製作 : スティーヴン・ウーリー?、?エリザベス・カールセン
撮影 : イアン・ウィルソン
美術 : ジム・クレイ
音楽 : アン・ダッドリー
主題歌 : 「クライング・ゲーム」 by ボーイ・ジョージ
編集 : カント・パン
配給 : ミラマックス

キャスト :
ファーガス : スティーヴン・レイ
ジュード : ミランダ・リチャードソン
ジョディ : フォレスト・ウィテカー
ディル : ジェイ・デヴィッドソン
マグワイア : エイドリアン・ダンバー
コル : ジム・ブロードベント
デイヴ : ラルフ・ブラウン
ティンカー : ブレッフィニ・マッケンナ
[ 2019/11/14 15:00 ] サスペンス | TB(-) | CM(-)

美女と野獣

(ディズニーアニメ)

『 美女と野獣 』
原題 : Beauty and the Beast
製作 : 1991年
製作国 : アメリカ

ギリシャ神話以来親しまれてきた、美女と野獣のロマンティックなラヴ・ストーリーをアニメ化した作品。
森の中にひっそりと建つ城。そこには若く精悍な、しかしわがままな王子(声・ロビー・ベンソン)がいた。あるとき彼は魔女に心を試され、醜い野獣に姿を変えられてしまう。21歳の誕生日までに彼は誰かを愛し、また愛されるようにならなければ、一生元の姿には戻れないのだ。フランスの田舎町に住むベル(声・ペイジ・オハラ)は、周囲から変わり者と思われているが、いつも冒険を夢見ている。そんなある日、発明家の父親モーリスが森の中に迷い込み、野獣の城にうっかり入りこんでしまったことから、彼は捕らえられてしまう。父を探しに城まで来たベルは野獣と会い、父を釈放する代わりに城に拘束されることになった。嘆き悲しんでいたベルだが、野獣同様姿を家財道具に変えられてしまった家来たちの優しさと、次第に人間らしさをとり戻していく野獣と接しているうち、いつしかほのかな愛が芽生えていく。しかし、町に帰りやつれ果てた父のことを知って悲しむ彼女を憐んだ野獣は、ベルを城から解放することを決めるのだった。一方、町ではベルにぞっこんの野蛮人ガストン(声・リチャード・ホワイト)が野獣のことを聞き、野獣退治に城へ赴いた。やがて野獣とガストンの一騎打ち。ガストンは崖下へ落ちていくが野獣も深く傷ついた。そんな彼にベルは愛を打ち明ける。その瞬間、奇跡が起こり、野獣も彼の家来たちも人間の姿に戻ったのであった。



主題歌 : 「美女と野獣」 by セリーヌ・ディオン&ピーボ・ブライソン
 (アカデミー歌曲賞)


スタッフ :
製作 : ドン・ハーン
監督 : ゲーリー・トゥルースデイル、カーク・ワイズ
製作総指揮 : ハワード・アッシュマン
脚本 : リンダ・ウールヴァートン
作詞 : ハワード・アッシュマン、アラン・メンケン
作曲 : アラン・メンケン  (アカデミー作曲賞)
主題歌 : 「ビューティー・アンド・ザ・ビースト~美女と野獣」

キャスト : 声優
ベル : ペイジ・オハラ
野獣(ビースト) : ロビー・ベンソン
ガストン : リチャード・ホワイト
ルミエール : ジェリー・オーバック
コグスワース : デヴィッド・オグデン・スティアーズ
ナレーター : デヴィッド・オグデン・スティアーズ
ポット夫人 : アンジェラ・ランズベリー
チップ : ブラッドリー・ピアース
モーリス : レックス・エヴァーハート
ル・フウ : ジェシー・コーティ
洋服ダンス : ジョー・アン・ウォーリー
羽根ばたき(フィフィ) : キミー・ロバートソン
シェフ・ブーンス : ブライアン・カミングス
ムッシュー・ダルク : トニー・ジェイ
本屋 : アルヴィン・エプスタイン
[ 2019/11/12 15:00 ] ディズニーアニメ | TB(-) | CM(-)
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