蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

ジョージ・スティーヴンス

(スタッフ/監督)

『 ジョージ・スティーヴンス 』 George Stevens

生年月日 : 1904年12月08日
没年月日 : 1975年03月08日( 70 歳没)
出生地 : カリフォルニア州オークランド
死没地 : カリフォルニア州ランカスター
国籍 : アメリカ合衆国
職業 : 映画監督、映画プロデューサー、脚本家、撮影監督
受賞 :
アカデミー賞
アカデミー監督賞
1951年『陽のあたる場所』
1956年『ジャイアンツ』
アービング・G・タルバーグ賞
1953年 映画界への貢献に対して
主な作品 :
『陽のあたる場所』
『シェーン』
『ジャイアンツ』
『アンネの日記』

ジョージ・スティーヴンス

戦前は娯楽映画を中心に撮ったが、第2次世界大戦中にアメリカ陸軍の映画斑に所属し戦争を実体験したことから、戦後は人間の内面を描いた作風に変わる。1948年の『ママの想い出』を皮切りに、1951年にジョセフ・フォン・スタンバーグ監督の『アメリカの悲劇』のリメイク『陽のあたる場所』でアメリカの上流社会を夢見る若者の悲劇を描き、見事アカデミー監督賞を受賞。続いて1953年、西部劇の名作『シェーン』で少年の視点を通して西部に生きる開拓者とガンマンの交流を描き出した。
そして1955年、壮大な家族ドラマでジェームズ・ディーンの遺作となった『ジャイアンツ』でその名声を決定的なものにした。本作では2度目のアカデミー監督賞を受賞、アメリカの家庭劇を中心に描いたことから、ドメスティック・リアリズムの巨匠と称された。映画作りに関しては常に完璧主義者で、その作風は一つ一つのシーンやショットに画面の美しさと伏線的な効果を求めた為に、納得するまで何度もテイクを重ねることになり、ある時にはワン・シーンを撮るのに数ヶ月かかることがあったという。その為、会社上層部とは常に険悪な仲だったという。

主な監督作品 :
1935年 乙女よ嘆くな : Alice Adams
1936年 有頂天時代 : Swing Time
1937年 踊る騎士 : A Damsel in Distress
1937年 偽装の女 : Quality Street
1938年 モーガン先生のロマンス : Vivacious Lady
1939年 ガンガ・ディン : Gunga Din
1940年 病院の一夜 : Virgil in the Night
1941年 愛のアルバム : Penny Serenade
1942年 女性No.1 : Woman of the Year
1942年 希望の降る街 : The Talk of the Town
1948年 ママの想い出 : I Remember Mama
1951年 陽のあたる場所 : A Place in the Sun
1953年 シェーン : Shane
1956年 ジャイアンツ : Giant
1959年 アンネの日記 : The Diary of Anne Frank
1965年 偉大な生涯の物語 : The Greatest Story Ever Told
1970年 この愛にすべてを : The Only Game in Town
[ 2018/05/05 15:00 ] 監督 | TB(-) | CM(-)
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