(スタッフ/監督)
『 ジョン・ヒューストン 』 John Huston
生年月日 : 1906年08月05日
没年月日 : 1987年08月28日( 81 歳没)
出生地 : ミズーリ州
国籍 : アメリカ合衆国
職業 : 映画監督・脚本家・俳優
受賞 :
アカデミー賞
監督賞、脚色賞
1948年『黄金』
ゴールデングローブ賞
監督賞
1948年『黄金』
1985年『女と男の名誉』
助演男優賞
1963年『枢機卿』
父親は俳優のウォルター・ヒューストン。ミズーリ州にて俳優一家に生まれ、3歳の時から舞台に立つ。ティーンエイジャーの頃はボクシングに熱中し、その後各地を放浪して様々な職業に就いた。後にハリウッドに落ち着いて脚本を書くようになり、『モルグ街の殺人』や『黒蘭の女』などの脚本を手がけて実績を積んだ後、1941年にハンフリー・ボガート主演の『マルタの鷹』で監督としてデビューした。ボガートとは生涯親交が深く、多くの主演作品を撮っている。男性的で骨太なタッチの作品が多く、また、目的を持って行動する主人公たちが徒労の果てに挫折していくというストーリーをしばしば取り上げることも特徴である。その典型である1948年の作品『黄金』はアカデミー監督賞と脚色賞を受賞した。赤狩りの時代にはアメリカを嫌ってメキシコに移住した。このためアメリカ国外で企画・製作した作品も多い。
主な監督作品 : 1941年 マルタの鷹 : The Maltese Falcon
1942年 パナマの死角 : Across the Pacific
1948年 黄金 : The Treasure of the Sierra Madre
1948年 キー・ラーゴ : Key Largo
1950年 アスファルト・ジャングル : The Asphalt Jungle
1951年 アフリカの女王 : The African Queen
1952年 赤い風車 : Moulin Rouge
1953年 悪魔をやっつけろ : Beat the Devil
1956年 白鯨 : Moby Dick
1960年 許されざる者 : The Unforgiven
1961年 荒馬と女 : The Misfits
1964年 イグアナの夜 : The Night of the Iguana
1966年 天地創造 : The Bible
1967年 007 カジノロワイヤル : Casino Royale
1972年 ロイ・ビーン : The Life and Times of Judge Roy Bean
1972年 マッキントッシュの男 : The MacKintosh Man
1975年 王になろうとした男 : The Man Who Would Be King
1980年 勝利への脱出 : Escape to Victory
1982年 アニー : Annie
1984年 火山のもとで : Under the Volcano
1985年 女と男の名誉 : Prizzi's Honor
1987年 ザ・デッド/「ダブリン市民」より : The Dead