(アクション/アドベンチャー)
『 ハタリ! 』
原題 : Hatari!
製作 : 1962年
製作国 : アメリカ
東アフリカのタンガニーカ、アルシャの町に近い、モメラ野獣ファームは所長がサイに殺された後、口の不自由な美しい娘ブランディー(ミシェル・ジラルドン)を助け、ハンターたちが力を合わせて運営し、全世界の動物園の信用を得ていた。リーダーはアメリカ人ショーン(ジョン・ウェイン)。ショーンは猛獣狩りに生きがいを求めた男だった。2番目は元オート・レースの選手でスリルを求めてアフリカに来たカート(ハーディー・クリューガー)、3番目はタクシー運転手出身で発明狂のポケッツ(レッド・バトンズ)、ほかにビルとルイというアルゼンチン人がいる。ある日セラフィナ・ダルレサンドロ(エルザ・マルティネリ)という女カメラマンが、銃を使わないこのファーム独特の猛獣狩りをカメラに収めにやって来た。彼女は皆からダラスと呼ばれた。ビルがサイに突かれて入院することになり、冒険を求めてやって来た金持ちのフランス青年チップ(ジェラール・ブラン)が代わりに使ってくれと言ってきた。彼の態度に腹を立てたカートが殴ろうとした時、ショーンが中に入り、腕前を試してから雇った。チップがブランディーと親しくなったのでまたカートは怒った。ダラスが象の子を3頭飼い始め、ショーンを困らせた。しかし、猛獣狩りを恐れず一同と行動を共にするダラスは皆に親しまれるようになった。ポッツの発明した大網をつけたロケットが大木に群棲している猿を400匹捕まえた。壮絶な猛獣狩りが続き、傷の治ったビルも加わり、待望のサイを追うことになった。ショーンが巨大なサイを見つけ、長い間追い回してやっと捕縛した時、皆くたくたになっていた。一行がキャンプに戻るとダラスがいない。ショーンは子象をジープに積んでアルシャに出かけた。他の2頭もついて来た。子像に居所をつきとめられてホテルに追いこまれたダラスはショーンに掴まった。2人はやっと気持ちがとけ合って結婚した。その夜ショーンが彼女の寝室に入ると、ドアの外で大きな音がして子象が3頭部屋に押し入って来た。彼らもダラスと一緒に寝たいのだった。
挿入曲 : 「小象の行進」 by ヘンリー・マンシーニ
この映画からTVで象の映像に必ず流れる定番曲になる
スタッフ : 監督 : ハワード・ホークス
脚色 : リー・ブラケット
原作 : ハリー・カーニッツ
製作 : ハワード・ホークス
撮影 : ラッセル・ハーラン
美術 : ハル・ペレイラ、カール・アンダーソン
音楽 : ヘンリー・マンシーニ、ジョニー・マーサー、ホギー・カーマイケル
編集 : スチュアート・ギルモア
キャスト : ショーン・マーサー :
ジョン・ウェインカート・ミューラー :
ハーディ・クリューガーアンナ・マリア・”ダラス”・ダレッサンドロ :
エルザ・マルティネッリポケッツ :
レッド・バトンズチャールズ・”チップス”・モーリー :
ジェラール・ブランリトルウルフ :
ブルース・キャボットブランディ・デ・ラ・コート :
ミシェル・ジラルドンルイス・フランシスコ・ガルシア・ロペス :
ヴァレンティン・デ・ヴァルガスサンダーソン :
エドュアルド・フランツ