蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

ロリータ

(ドラマ/ラブ・ロマンス)

『 ロリータ 』
原題 : Lolita
製作 : 1962年
製作国 : アメリカ

教養ある中年男の、ローティーンの少女に対する、耽美と溺愛の、異常な愛欲生活を描いた問題の書「ロリータ」の映画化である。ロリコンはロリータ・コンプレックスが語源になっている。
霧の深い日だった。作家のクィルティ(ピーター・セーラーズ)が、ハンバート(ジェームズ・メースン)のピストルの乱射を浴びて死んだ。--ハンバートは数年前、パリからアメリカに渡り、フランス詩の翻訳で好評を得ていた。夏を過ごそうと田舎町にやって来た彼は、シャーロット夫人(シェリー・ウィンタース)の家に下宿した。ハンバートは一目でこの家の娘、ロリータ(スー・リオン)の未熟な妖しい美しさに心を奪われ、夫人はハンバートのとりこになった。ロリータとの絆を確保するためにハンバートは夫人と結婚したが、彼の本心を知って逆上した夫人は事故死してしまった。今は誰はばかるところなく、奇妙な父娘の愛欲生活が始まった。この関係は近所の噂にものぼり、知り合ったクィルティはロリータに強い興味を示した。狂おしいほどの独占欲にかられたハンバートは、彼女を他人との交際から遮断するために、放浪の自動車旅行へと連れ出したのだった。モーテルからモーテルへと、2人だけの幾夜を重ねていたが、いつ頃からか、ハンバートは彼らをつける車に気がついた。だが、ロリータは全く気がつかないらしく、彼の思いすごしではないかと、けげんな顔をするのだった。ある日インフルエンザで入院したロリータが伯父と名乗る男に連れ出されてしまった。掌中の珠を奪われてハンバートは痛恨の日々を送っていた。と、全く消息を絶っていたロリータから手紙が舞い込んだ。鉱山の町を訪ねたハンバートを、ロリータは貧しい家でなつかしそうに迎えた。彼女はクィルティに連れ出されたあげく棄てられ、1年ほどまえに今のディックと結婚したという。そして転勤するにつけて金が入用だったのでハンバートに助けを求めたのだった。ハンバートは総てを忘れて、一緒に暮らそうと懇願したが、聞き入れられなかった。あきらめたハンバートは、持ち金全部と、シャーロットの遺産を渡し、真直ぐクィルティの家へ車を走らせた。



主題曲 : 「Lolita Ya Ya」 by ネルソン・リドル


スタッフ :
監督 : スタンリー・キューブリック
脚本 : ウラジミール・ナボコフ
原作 : ウラジミール・ナボコフ
製作 : ジェームズ・B・ハリス
撮影 : オズワルド・モリス
美術 : ウィリアム・アンドリューズ
音楽 : ネルソン・リドル、ボブ・ハリス

キャスト :
ハンバート・ハンバート : ジェームズ・メイソン
ドロレス・ヘイズ(ロリータ) : スー・リオン
シャーロット・ヘイズ(ロリータの母) : シェリー・ウィンタース
クレア・キルティ : ピーター・セラーズ
ヴィヴィアン : マリアン・ストーン
メアリー(看護師) : ロイス・マクスウェル
[ 2018/09/14 15:00 ] ラブ・ロマンス | TB(-) | CM(-)
カレンダー
08 | 2023/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ