(ドラマ/青春)
『 太陽の下の18歳 』
原題 : Diciottenni al Sole
製作 : 1962年
製作国 : イタリア
イスキア島の太陽の下の青春もの。
三人のイタリア青年、レロ、ナンニ、ニコラ(ジャンニ・ガルコ)はナポリからイスキア島へ向う連絡船に乗りこんだ。その島で夏の太陽をいっぱいに浴びながら、大いにバケーションを満喫しようというのだ。島ではカルロとマッシモ兄弟を頭に若者たちのグループが三人を待っていた。そして二組の若者たちはたちまち意気投合、この短い休暇中に一人でも多くの女の子を獲得しようと各々行動を開始した。ニコラ・モリノはニコル・モリノ(カトリーヌ・スパーク)という自分とまぎらわしい名前のイカス娘に熱々になってしまった。レロはドイツ娘のハートを射止めるため、ドイツ語をバニアという島の娘に習い始めた。ナンニはナンニで、島一番の美人--難攻不落のフランカをものにせんと彼女に接近した。一方、カルロとマッシモ兄弟は仲間のラブ・ハントに眼もくれない。何しろポーカーで負けこみ、金ぐりに大わらわなのだ。さて、その結果は……。てんやわんやの大騒ぎの末、ニコラとニコルはまぎらわしい名前も運命の導き、と結論した。なぜなら二人が結婚すれば、パジャマに書いたイニシャルを変える必要がないからである。バニアにドイツ語を習っていたレロは、いつの間にやら彼女にのり換えて、ドイツ娘のことはどこ吹く風。ナンニの方は、ばっちりフランカに肘てつを食い、海中にざんぶと転落の悲しき恋の物語とあいなった。それではカルロとマッシモはどうなったか?……もちろん、バケーションは金ぐりに明け金ぐりに暮れ、休暇が終ってもまだ支払い不能とあって債権者のヨットの甲板洗いとなったのはいうまでもなかった。
主題歌 : 「太陽の下の18歳」 by ジミー・フォンタナ
挿入歌 : 「サンライト・ツイスト」 by ジャンニ・モランディ
スタッフ : 監督 : カミロ・マストロチンクエ
脚本 : カステラーノ 、 ピポロ
撮影 : リカルド・パロッティーニ
音楽 : エンニオ・モリコーネ
衣装 : ジュリアーノ・パピ
キャスト : ニコル :
カトリーヌ・スパークニコラ :
ジャンニ・ガルコレロ :
ガブリエロ・アントニバニア :
ルイサ・マッティオリナンニ :
スピロス・フォカスマッシモ :
ファブリツィオ・カプッチカルロ :
ジアンピエロ・リッタータジョルジオ :
ステルヴィオ・ロジーブルーノ :
オリヴィエロプルナス