蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

サイレンサー 殺人部隊

(アクション/アクション)

『 サイレンサー 殺人部隊 』
原題 : Murderers' Row
製作 : 1966年
製作国 : アメリカ

ドナルド・ハミルトンのスパイ・アクション小説の第5作目『殺人部隊』を映画化。
怪光線を使って世界転覆をはかろうとする一味が暗躍しはじめた。この光線を使うと、大都市が一瞬にして吹っ飛ぶという。一味は、計画達成のため、邪魔になる有能なスパイを消しはじめ、マット・ヘルム(ディーン・マーティン)のもとにも魔手がのびてきた。マットは相変わらず女の子のヌード撮影に熱中していたが、モデルの1人が敵のまわし者で、マットはあやうく命をとりとめた。一味のアジトはリビエラらしいとにらんだ上官“M”は、すぐにマットを派遣した。その地で世界的な科学者ソラリス博士が誘拐されたのだ。リビエラについたマットは、指令どおり、ドミニクの部屋を訪れたがすでに死体となっていた。次にマットは“ドミニクの店”をたずねた。そこは、ゴーゴーを踊る若者でみちあふれており、ソラリス博士の娘スージー(アン・マーグレット)も、その1人だった。一方、土地の警官は、ドミニク殺しの犯人としてマットを捕らえた。富豪ウォールと彼の情婦ココの証言のためだ。しかし、スージーがマットの窮地を救った。ウォールは、海岸に大工場を持っていた。そしてその工場こそ、怪光線の生産工場だったのである。観光客に化けたマットは、その工場をさぐっているうちに、またもや捕まってしまった。しかし、マットの正体は見破られることなく釈放された。一方、スージーは、敵のプレゼントとも知らず、金のブローチを胸につけて“ドミニクの店”で踊っていた。駆けつけたマットがブローチをむしりとり、壁に投げつけると爆発した。そしてマットは、スージーを連れて、ウォールのもとに再び戻った。博士は、怪光線の最後の仕上げをするためにウォールに捕らわれていたのだ。マットは新兵器を駆使して敵の一味にたちむかったが、またしても敵中におちてしまった。そして娘スージーを助けるため、ソラリス博士は一味に協力を承諾した。しかし、その時スージーの機転でマットは逃げ出しに成功し、敵に向かった。一味はバタバタと倒れた。海へ逃げたウォールを追って、マットとスージーも海へ。激しい海上の戦いの末、ウォールは海中に消えた。



監督 : ヘンリー・レビン
脚色 : ハーバート・ベイカー
原作 : ドナルド・ハミルトン
製作 : アーヴィング・アレン
撮影 : サム・リーヴィット
音楽 : ラロ・シフリン

出演 :
マット・ヘルム : ディーン・マーティン
スージー : アン・マーグレット
ジュリアン・ウォール : カール・マルデン
ココ : カミラ・スパーブ
マクドナルド : ジェームズ・グレゴリー
ノーマン・ソラリス博士 : リチャード・イーストハム
アイアンヘッド : トム・リース
ビル・オーカット : デューク・ハワード
ガード : テッド・ハートリー
ディーン・ボール・マーティン : 本人(ディノ、デジー・アンド・ビリーのディノ)
デジー・アーナズ・ジュニア : 本人(ディノ、デジー・アンド・ビリーのデジー)
[ 2018/11/25 15:00 ] アクション | TB(-) | CM(-)
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