蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

サタデー・ナイト・フィーバー

(ドラマ/青春)

『 サタデー・ナイト・フィーバー 』
原題 : Saturday Night Fever
製作 : 1977年
製作国 : アメリカ

ニック・コーンの原作「Tribal Rites of the New Saturday Night」(邦題:新しい土曜の夜の部族儀式)の映画化。
ニューヨークのブルックリンで生まれ育った若者トニー(ジョン・トラヴォルタ)は、住みなれたベイ・リッジの町のペンキ屋で働いていた。若いエネルギーがいっぱいのトニーは、毎日が同じことのくり返しであるこの職場に、うんざりしていた。だが、トニーにも、このうっ積したエネルギーを爆発させる場所があった。ディスコテックである。踊りがずばぬけてうまいトニーは、ディスコの王者だった。毎週土曜日、1週間の仕事が終って、夕やみがせまると、派手な花柄のシャツに脚にピッタリついたギャバジンのズボンといういでたちで、さっそうと夜の町へとびだした。トニーをとりまく仲間たちは「顔(フェイス)」と呼ばれ、ディスコでは幅をきかせていた。ある土曜日、いつものようにディスコにくりだしていたトニーは、新顔のステファニー(カレン・ゴーニー)という魅力的な女の子に目をとめ、その他の女の子とは違った雰囲気にひかれ、さっそく踊りにさそった。ステファニーは、トニーが今まで踊ったことのないような素晴らしい踊り手だった。踊りのあと、ステファニーといろいろ語りあったトニーは、彼女がブルックリン娘でありながら、もっと広い世界にとびだそうと努力し、勉強していることを知る。今の生活を安易に送っているトニーにとって、ステファニーの生き方は驚異だった。彼は生まれて初めて、人生のあり方を考えるようになった。トニーは、牧師をやめて聖職を離れる決心をした兄(マーティン・シェイカー)にも自分の悩みを打明け、兄の考えを聞いた。やがて、ディスコで競技会が催されることになり、優勝チームに500ドルの賞金が与えられると発表される。500ドルあれば、ステファニーと新しい人生を求めて第一歩を踏みだすことができる。……トニーはステファニーと共に競技に出場する決心をした。いよいよ当日がくる。その日は、トニーが土曜の夜の『興奮(フィーバー)』から抜け出して、目覚めた大人として新しいスタートを切る日でもあった。



主題歌 : 「Stayin Alive」 by ビージーズ


スタッフ :
監督 : ジョン・バダム
脚色 : ノーマン・ウェクスラー
原作 : ニック・コーン
製作 : ロバート・スティグウッド
撮影 : ラルフ・ボード
美術 : チャールズ・ベイリー
音楽 : バリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブ(ビージーズ)
追加音楽 : デイヴィッド・シャイア
編集 : デイヴィッド・ローリンズ
振り付け : レスター・ウィルソン

キャスト :
トニー : ジョン・トラボルタ
ステファニー : カレン・リン・ゴーニイ
ボビー : バリー・ミラー
ジョーイ : ジョセフ・カリ
ダブルJ : ポール・ベイブ
アネット : ドナ・ペスコウ
[ 2019/03/09 15:00 ] 青春 | TB(-) | CM(-)
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