(アクション/SF)
『 ブレードランナー 』
原題 : Blade Runner
製作 : 1982年
製作国 : アメリカ
人造人間と人間との戦いを近未来のLAを舞台にして描くSF映画。フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を原作としている。
2019年。この頃、地球人は宇宙へ進出し、残された人々は高層ビルの林立する都市に住んでいた。休みなく雨が降っているロサンゼルスでは東洋系を始めとして、さまざまな人々がうごめいていた。その1人デッカード(ハリソン・フォード)は、ガフ(エドワード・ジェームズ・オルモス)と名乗る男に本署へ連れてこられる。そこで彼は元上司のブライアントに、レプリカント4名が地球に侵入したので、彼らを見つけ出せと命じられる。レプリカントとは、遺伝子工学の新技術によって生産された人造人間で、宇宙探索や植民地惑星での危険な労働に従事し、あらかじめ死期もセットされている。ブレードランナーはレプカリントの犯罪や叛逆にそなえ、彼らを識別し抹殺する刑事のことで、デッカードはなかでも一流だった。彼はレプカリント製造の最大手タイレル社に行き、そこでタイレル博士(ジョン・ターケル)と謎の美女レイチェル(ショーン・ヤング)に出合う。彼はレイチェルをテストし、彼女がレプカリントであることを知るが、彼女自身はそれを知らなかった。デッカードはスネーク・ダンスを踊っていたレプリカントの1人ゾーラを射殺。レプリカントのレオンに襲われるが、危ういところをレイチェルに救われた。その後、2人はアパートで結ばれる。レプリカントのリーダーであるバッティ(ルトガー・ハウアー)は、自分の死期を知ろうとしてタイレル社長と対面し、タイレルを惨殺。デッカードは、レプリカントのプリス(ダリル・ハンナ)を倒した。そして、デッカードとバッティが対決。デッカードを追いつめながら、死期を悟ったバッティは彼を見逃すのだった。デッカードはレイチェルを連れて、都市から脱出する。
スタッフ : 監督 : リドリー・スコット
脚本 : ハンプトン・ファンチャー、デイヴィッド・ウェッブ・ピープルズ
原作 : フィリップ・K・ディック
製作総指揮 : ブライアン・ケリー、ハンプトン・ファンチャー
提供 : ジェリー・ペレンチノ、バッド・ヨーキン
製作 : マイケル・ディーリー
撮影 : ジョーダン・クローネンウェス
美術 : ローレンス・G・ポール、デイヴィッド・L・スナイダー
未来世界視覚デザイン : シド・ミード
音楽 : ヴァンゲリス
サウンドミキサー : バド・アルパー
編集監督 : テリー・ローリングス
編集 : マーシャ・ナカシマ
衣裳デザイン : チャールズ・ノッド、マイケル・カプラン
特殊効果監修 : ダグラス・トランブル、リチャード・ユーリシッチ、デイヴィッド・ドライヤー
特殊メイク : マービン・G・ウェストモア
スタント・コーディネーター : ゲイリー・コムズ
キャスト : リック・デッカード :
ハリソン・フォードロイ・バッティ :
ルトガー・ハウアーレイチェル :
ショーン・ヤングガフ :
エドワード・ジェームズ・オルモスブライアント :
M・エメット・ウォルシュプリス :
ダリル・ハンナリオン :
ブライオン・ジェームズゾーラ :
ジョアンナ・キャシディエルドン・タイレル :
ジョー・ターケルハンニバル・チュウ :
ジェームズ・ホン