(ドラマ/コメディ )
『 グレムリン 』
原題 : Gremlins
製作 : 1984年
製作国 : アメリカ
クリスマス・プレゼントのペットが異常繁殖して町中が大混乱になるというデザスター・コメディ。
チャイナタウン。発明家のランド・ペルツァー(ホイト・アクストン)は、息子へのクリスマス・プレゼントを探していた。とある骨董屋でユニークな動物モグワイを見つけた。店の老主人は「モグワイは売り物ではない」という。彼は老人がいなくなったすきに老人の孫からモグワイを買い取つた゜キングトン・フォールズの自宅にもどったランドは、息子のビリー(ザック・ギャリガン)にモグワイを渡し、水に濡らしてはいけないこと、太陽光線にあてないこと、真夜中を過ぎて餌を与えてならないこと、以上3つのことを守るように告げた。ビリーはモグワイをギズモと名付ける。翌日、ビリーと仲の良いピート少年(コリー・フェルドマン)が遊びに来て、ギズモに水滴をかけてしまった。すると気泡ができ、そこが膨張してはじけ、玉がころがり出た。その玉もモグワイで、5匹の新しいモグワイが誕生したのだ。その中の1匹、頭の毛の白いストライブと名付けられたモグワイには、敵意が感じられた。ビリーは母校へ行き生物教師ハンソンに、モグワイの一匹を見せる。ビリーの勤める銀行は、ディーグル夫人(ポリー・ホリディ)が経営していた。ビリーは同じ出納係のケート(フィービー・ケイツ)に惹かれていく。ストライプたちは餌をほしがり、時計をとめていたので、真夜中を過ぎているとも知らず餌をやり、モグワイは変身をし、繭から醜悪な怪物に変身していった。農夫のフッターマンは、外国製の車には空にすむ怪物グレムリンがいるんだと、ぶつぶついっていた。ストライプをリーダーにした怪物たちは大繁殖して、小さな町キングトン・フォールズは占領された。怪物たちは、バーで酔っぱらい、ハンソン先生、ディーグル夫人宅、フッターマン宅を襲い、ぺルツァー宅では母親のリン(フランセス・L・マッケイン)が、怪物相手に大奪闘していた。怪物たちはやがて、映画館に集合し、みんなで「白雪姫」を鑑賞する。そのすきにビリーとケイトはボイラーのガス栓をあけて火をつけたので、映画館は爆発した。1匹だけ生き残ったストライブは百貨店に逃げ込み、その後をビリー、ケイト、ギズモが追った。すばしこいストライプとの攻防戦が展開され、ビリーは苦戦を強いられた。しかし、ギズモの必死の活躍でストライプは太陽光を浴び、滅んでいった。クリスマスの夜、ペルツァー家に、中国人の例の老主人が現われて「モグワイは特別な生物で、飼うのは大変な責任を負うということだ。おまえさんたちはまだまだだね」というと、ギズモをつれて去っていった。
スタッフ : 監督 : ジョー・ダンテ
脚本 : クリス・コロンバス
製作総指揮 : スティーヴン・スピルバーグ、フランク・マーシャル、キャスリーン・ケネディ
製作 : マイケル・フィネル
グレムリン創造 : クリス・ウェイラス
撮影 : ジョン・ホラ
美術 : ジェームズ・H・スペンサー
音楽 : ジェリー・ゴールドスミス
編集 : ティナ・ハーシュ
特殊効果監修 : ボブ・マクドナルド・シニア
クリーチャー・コンサルタント : ジョン・バーグ
スタント・コーディネーター : テリー・J・レオナルド
キャスト : ビリー・ペルツァー :
ザック・ギャリガンケイト・ベリンジャー :
フィービー・ケイツランダル・ペルツァー :
ホイト・アクストンリン :
フランシス・リー・マッケインルビー・ディーグル :
ポリー・ホリデイピート :
コリー・フェルドマンミスター・ウィング :
ケイ・ルークジェラルド :
ジャッジ・ラインホルドムレイ・ファッターマン :
ディック・ミラーシーラ・ファッターマン :
ジャッキー・ジョセフモロー先生 :
ジョン・C・ベッカーハリス :
ベリンダ・バラスキロイ・ハンソン先生 :
グリン・ターマンコーベン頭取 :
エドワード・アンドリュース保安官 :
スコット・ブラディブレット :
ジョナサン・バンクスギズモ(モグワイ)(声) :
ホーウィー・マンデルストライプ(声) :
フランク・ウェルカー