(ドラマ/ヒューマン)
『 ラジオ・フライヤー 』
原題 : Radio Flyer
製作 : 1992年
製作国 : アメリカ
義理の父親にいじめられる弟を見兼ねた兄が、伝説に夢を託して弟を救い出すまでを描いた家族愛のドラマ。
カリフォルニア州の私設飛行場。親となったマイクが2人の息子に思い出話を聞かせている。1969年、マイク(イライジャ・ウッド)と弟のボビー(ジョセフ・マゼロ)は離婚した母親メリー(ロレイン・ブラッコ)の車でカリフォルニアの親戚の家に向かう途中、オクラホマの牧場で不思議な体験をする。一頭のバッファローが夢でお告げを出したのだ。そのうち、メリーは再婚し、キング(アダム・ボールドウィン)という義理の父親ができた。慣れない土地ゆえ近所の子供たちからいじめられ、兄弟は庭の古ぼけた物置を隠れ家に2人きりで遊んでいた。ある日、マイクがひとりで出掛けた時に飲んだくれのキングにボビーが折檻される。ボビーはメリーに心配をかけないようにと黙っている。2人はラジオ・フライヤーという小さなワゴンを引いて遊び、困ったことがあるとお願い山という岩山に願をかけた。そんな2人を見守るのは保安官のドハティ(ジョン・ハード)だけだった。ある日、いじめっ子たちにフットボールに誘われたマイクが家に帰ってみると、ボビーがひどい傷を負っていた。メリーも事の重大さに気づき、キングは逮捕される。もう我慢できないとかつてからの計画を実行に移すマイク。この町には自転車でお願い山からフルスピードで降りたフィッシャー少年(シーン・バーカ)が空を飛んだ伝説があった。マイクは未知の世界に飛び立つため、バッファローのお告げの通りラジオ・フライヤーを改造する。釈放されたキングが、計画を知ってお願い山に追いかけて来る。伝説の少年フィッシャー(ロバート・ミューニック)にガソリンを入れてもらい、ボビーを乗せ、ひとりしか乗れないラジオ・フライヤーは夜空に向かって滑走を始めたのだった。
スタッフ : 監督 : リチャード・ドナー
脚本 : デイヴィッド・ミッキー・エヴァンス
製作総指揮 : マイケル・ダグラス、リック・ビーバー、デイヴィッド・ミッキー・エヴァンス
製作 : ローレン・シュラー・ドナー
撮影 : ラズロ・コヴァックス
音楽 : ハンス・ジマー
編集 : スチュアート・ベアード、ダラス・プエット
SFX : ピーター・ドーネン
キャスト : メリー :
ロレイン・ブラッコドハティ :
ジョン・ハードキング :
アダム・ボールドウィンマイク :
イライジャ・ウッドボビー :
ジョセフ・マゼロジェロニモ ビル :
ベン・ジョンソン漁師 :
シーン・バーカ老漁師 :
ロバート・ミューニック