蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

靴をなくした天使

(ドラマ/コメディ )

『 靴をなくした天使 』
原題 : Hero(Accidental Hero)
製作 : 1992年
製作国 : アメリカ

真のヒーロー(英雄)とは何かというテーマをコメディタッチで描く。
コソ泥のバーニー・ラプラント(ダスティン・ホフマン)は、6日間の保釈延長を言い渡されるが、彼には別れた妻エブリン(ジョーン・キューザック)との間に息子のジョーイがいる。バーニーがジョーイを映画に連れていく約束の日、バーニーの車はエンスト。彼の目の前に一機の飛行機が落ちてくる。機内から助けを求める声がして、悪態をつきながらもバーニーは乗客たちを機の外へ運ぶ。彼は現場へ片方の靴を残したまま立ち去る。飛行機に乗っていたテレビ・レポータ、ゲイル・ゲイリー(ジーナ・デイヴィス)は、乗客たちを助けてその場を立ち去った恩人を探すべく賞金100万ドルをつけてテレビ番組の中で探し回る。名乗り出たのはジョン・バーバー(アンディ・ガルシア)。彼は事件の鍵となったバーニーの靴を事件の直後にバーニーから貰い受けたホームレスなのだが、彼は一躍マスコミからヒーローとして祭り上げられる。その頃、本当のヒーロー、バーニーはゲイルの財布から盗んだカードを売ろうとして警察に捕まってしまう。ジョンはテレビでホームレスの救済を訴え、彼の講堂は多くの人々に感銘を与え、彼とゲイルの間には愛情が芽生え始める。だが、段々とジョンの罪悪感は募り、ついには飛び降り自殺をはかる。その時、保釈されたバーニーが飛び出した。バーニーはジョンにある取引を提案する。真実を公表しないが、代りに息子ジョーイの学費を負担せよ、と。ジョンは承知し、自殺を思いとどまる。その後バーニーはジョーイにだけは本当のことを話してやるのだった。



スタッフ :
監督 : スティーヴン・フリアーズ
脚本 : デイヴィッド・ウェッブ・ピープルズ
原案 : ローラ・ジスキン、デイヴィッド・ウェッブ・ピープルズ
製作総指揮 : ジョセフ・M・カラチオロ、アルヴィン・サージェント
製作 : ローラ・ジスキン
撮影 : オリヴァー・ステイプルトン
美術 : デニス・ガスナー
音楽 : ジョージ・フェントン
編集 : ミック・オーズリー

キャスト :
バーナード・“バーニー”・ラプラント : ダスティン・ホフマン
ゲイル・ゲイリー : ジーナ・デイヴィス
ジョン・ババ : アンディ・ガルシア
エヴェリン・ラプラント : ジョーン・キューザック
チャッキー : ケヴィン・J・オコナー
ジョーイ(バーニーの息子) : ジェームズ・マディオ
ウィンストン : モーリー・チェイキン
ジェームズ・ウォレス : スティーヴン・トボロウスキー
コンクリン : クリスチャン・クレメンソン
チック(バーテンダー) : トム・アーノルド
ゴーインズ(判事) : ウォーレン・バーリンガー
レスリー(乗務員) : キャディ・ハフマン
[ 2019/12/08 15:00 ] ヒューマン | TB(-) | CM(-)
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