蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

チップス先生さようなら

(ドラマ/ミュージカル)

『 チップス先生さようなら 』
原題 : Goodbye, Mr.Chips
製作 : 1939年
製作国 : アメリカ

イギリスの作家ジェームズ・ヒルトンの代表作「グッドバイ・ミスター・チップス」のミュージカル映画化。
イングランド南部の田園の町ブルックフィールドにあるブルックフィールド・スクール。ここに勤めるアーサー・チッピング(ピーター・オトゥール)は親しい人々にチップス先生と呼ばれていた。彼は教育熱心ではあったが、生徒たちの受けはよくなかった。まだ独身のチップス先生は、夏休みを利用して、イタリアへの旅に出かけた。途中、ロンドンで1泊した際、俳優のキャサリン(ペトゥラ・クラーク)と知り合った。そして、その後、ポンペイの遺跡で再会した2人の心は急速に打ち解けあった。そしてあるパーティの席上彼女から愛を打ち明けた。ブルックフィールドに戻った時、チップス先生のそばにはキャサリンがいた。校長(マイケル・レッドグレイヴ)をはじめ学園中が目を丸くして驚いたが、たちまちキャサリンは人気者になってしまった。しかし学校の有力者サタウィック卿(ジョージ・ベイカー)はチップスを学校から追い出すよう脅迫した。キャサリンはこの強力な反対に会い、身を引こうとしたが、チップス先生の愛に支えられ、2人の幸福な生活が続いた。そして、この頃から生徒達も、チップス先生の魅力にひかれはじめてきた。だが、やがて戦争が始まり、キャサリンは空軍の慰問に出かけて行った。チップス先生の校長就任が決まった時、彼女は帰らぬ旅路に発った後だった。そして戦争は終わった。チップス先生は生徒たちに別れを惜しまれながら職を退いた。しかし町を去るにしのびず、学校の近くに居を構えることにした。そして、そこには毎日のように、生徒の明るい顔がみられるのだった。



スタッフ :
監督 : ハーバート・ロス
製作 : A・P・ジャコブ
原作 : ジェームズ・ヒルトン
脚本 : テレンス・ラティガン
撮影 : オズワルド・モリス
音楽 : ジョン・ウィリアムス
美術 : ケン・アダム
編集 : ラルフ・ケンプレン
衣装 : ジュリー・ハリス

キャスト :
チップス先生 : ロバート・ドーナット (アカデミー主演男優賞受賞)
キャサリン : グリア・ガースン
ジョン・コリー : テリー・キルバーン
青年期のピーター・コリー2世 : ジョン・ミルズ
ステュフェル : ポール・ヘンリード
フローラ : ジュディス・ファース
ウェザビー : リン・ハーディング
チャタリス : ミルトン・ロズマー
マーシャム : フレデリック・レイスター
ウィケット夫人 : ルイーズ・ハンプトン
ラルストン : オースティン・トレヴァー
ジャクソン : デビッド・ツリー
モーガン大佐 : エドモンド・ブレオン
ヘレン・コリー : ジル・ファース
ジョン・コリー卿 : スコット・サンダーランド
[ 2017/10/16 14:00 ] ミュージカル | TB(-) | CM(0)
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