(ディズニー実写)
『 飛べないアヒル 』
原題 : Mighty Ducks
製作 : 1992年
製作国 : アメリカ
弱小の少年アイスホッケー・チームのコーチになった若い弁護士の姿を描くスポーツドラマ。
ミネソタ州ミネアポリス。若手弁護士のゴードン(エミリオ・エステヴェス)は、強気で裁判に勝つことだけが人生の意義だと考える男だ。しかしそんな態度をボス(ジョセフ・ソマー)に戒めれた彼は、酒を飲んで無謀運転して捕まってしまう。裁判で戦うと主張するゴードンに、ボスは訴訟を起こさず、500時間の社会奉仕をするよう命じる。その社会奉仕とは、地元の少年アイスホッケー・チームのコーチになることだ。実はゴードンは子供の頃、アイスホッケーの名選手だったのだ。しかし彼はチームの優勝を賭けたペナルティ・ショットをミスしてコーチに冷たくされるという苦い思い出があり、これが彼に勝つことへの執着を植えつけたのだ。彼が派遣された第5地区のチームはとてつもない弱小軍団で、一目見ただけでゴードンはうんざりしてしまう。しかし、嫌々立ち会った試合で、ゴードンは強豪チームホークスを率いる子供の頃のコーチ、ライリー(レーン・スミス)と再会する。次の試合の時、ゴードンはキャプテンのチャーリー(ジョシュア・ジャクソン)に卑劣な作戦を授けるが、それを無視した彼を激しく罵倒した。その夜、ゴードンは懐かしいハンス(ジョス・アックランド)の店を訪ね、昔と変わらない店の姿とハンスの温かさから、忘れていた少年のころの感情がよみがえり、チャーリーの家へ行き、自分の非を認めた。次の日からチームの特訓が始まった。ゴードンはチームをダックスと命名し、基礎から徹底的に指導した。新戦力の加入もあって、チームはついに初勝利をあげる。だがそんな時、去年行われた地域の区画割り変更で、ホークスの主力メンバーのアダム(ヴィンセント・A・ラルッソ)が、本当はダックスに入らなければならないことが判明し、弱いチームへの編入を阻止しようとするアダムの父親からゴードンは圧力をかけられるが、彼は法律事務所をクビになってもそれに応じなかった。またゴードンは、チャーリーのシングル・ママのケイシー(ヘンディ・クリング)と愛し合うようになっていた。ダックスは連勝連勝を重ね、ついに優勝決定戦へと躍り出た。対戦相手はホークスだ。試合はアダムが負傷退場して苦戦するが、チャーリーが最後のペナルティ・ショットを決めてダックスは逆転勝ちをおさめた。そしてゴードンはマイナー・リーグの選手として再起するため、町をあとにするのであった。
スタッフ : 監督 : スティーブン・ヘレク
脚本 : スティーヴン・ブリル
製作 : ジョーダン・カーナー、ジョン・アヴネット
撮影 : トーマス・デル・ルース
音楽 : デヴィッド・ニューマン
編集 : ラリー・ボック、ジョン・フリンク
衣装 : グラニア・プレストン
キャスト : ゴードン・ボンベイ :
エミリオ・エステベスハンス :
ジョス・アクランドコーチ・ジャック・ライリー :
レイン・スミスジェラルド・ダックスワース :
ジョセフ・ソマーケイシー・コンウェイ :
ハイディ・クリングチャーリー・コンウェイ :
ジョシュア・ジャクソンルイス :
M・C・ゲイニーフルトン・リード :
エルデン・ヘンソングレッグ・ゴールドバーグ :
シャウン・ウィスアダム・バンクス :
ヴィンセント・A・ラルッソレスター・エイバーマン :
マット・ドハーティジェシー・ホール :
ブランドン・アダムスピーター・マーク :
J・D・ダニエルズデイヴ・カープ :
アーロン・シュワルツギー・ジャーメイン :
ギャレット・ラトリフ・ヘンソンコニー・モロー :
マーガリット・モローフランク・ハディ :
スティーヴン・ブリル