(アクション/アクション)
『 スピード2 』
原題 : Speed 2: Cruise Control
製作 : 1997年
製作国 : アメリカ
大ヒットを記録したノンストップ・アクション「スピード」(1994)の続編。
ジャックと別れたアニー(サンドラ・ブロック)は、新しい恋人アレックス(ジェイソン・パトリック)に今夢中。SWAT隊員の彼は、任務中に足にケガを負い、1週間の休暇をとって彼女と共にカリブ海1週間の豪華クルージングの旅に出ることになった。彼らが乗り込んだ豪華客船シーボーン・レジェンド号では、全米の宝石商が3億ドルを越えるダイヤを持ち寄り、ジュエリー・コンベンションも行われることになっている。航海初日の夜、乗客の一人、ガイガー(ウィレム・デフォー)は航海士に化けてエンジンを破壊し、続いて迷ったふりをして操縦室に入り、小型受信機を気づかれないように仕掛けると、船の自動操縦プログラムを自分のコンピュータに移した。彼はこのプログラムの設計者だったが健康を害してクビになって以来、精神に異常をきたしていた。船長を殺したガイガーは、船内の至る所に小型手榴弾の時限爆弾をセットし、次々に船内で爆発が起こす。自在に火事を起こすことができるという彼は、一等航海士ジュリアーノ(テムエラ・モリソン)や二等航海士マーセド(ブライアン・マッカーティ)らに15分間船を停止させる間に、乗客は全員下船させろと命じる。乗客たちは先を争って急ぐが、最後のボートが海面に着かないうちに船が動きだし、アレックスとアニーたちは必死で彼らを救出した。一方、ガイガーは金庫室から宝石を袋に詰めていた。船がこのまま進めば、セント・マーティン島の絶壁に激突することは必至だが、船はガイガーがリモート・コントロールしていて手が出ない。船の速度を落とすため、沈没の危険もある苦肉の策として貨物室に海水を入れることになった。だが、その時、少女ドリュー(クリスティーン・ファーキンス)が貨物室にいることを知ったアレックスは現場に飛び込んで彼女を救い、同じく船内に缶詰になっていた人々を救出したアニーと合流する。ガイガーは島に停泊中の重油タンカーと衝突させるべく、船の進路を変えた。アレックスは海中に潜ってスクリューを止める決死の作戦に出るが、またしてもガイガーが妨害し、アニーを人質にボートで逃走した。刻一刻、タンカーが近づき、このままでは衝突は避けられない。アレックスは水中に潜ってバラストの向きを変えることに成功し、タンカーとは接触しただけで済んだ。だが、船はまだ止まらず島に文字通り上陸し、町並みを破壊してやっと止まった。アレックスはモーリス(グレン・プラマー)のボートを借りてガイガーを追跡し、水上飛行機に乗り移ろうとする彼からアニーを救い出した。逃げるガイガーを乗せた飛行機はタンカーの上に不時着し、やがて大爆発が起こった。アレックスはアニーにプロポーズし、指輪を渡した。
スタッフ : 監督 : ヤン・デ・ボン
脚本 : ランドール・マコーミック、ジェフ・ネイサンソン
原案 : ヤン・デ・ボン、ランドール・マコーミック
製作総指揮 : マーク・ゴードン
製作 : スティーヴ・ペリー、マイケル・ペイサー
撮影 : ジャック・N・グリーン
美術 : ジョゼフ・ネメック3世、ビル・ケニー
音楽 : マーク・マンシーナ
編集 : アラン・コーディ
衣装デザイン : ルイーズ・フログレイ
特殊効果 : インダストリアル・ライト・アンド・マジック
GC監修 : ビル・ウェステンホファー
キャスト : アニー :
サンドラ・ブロックアレックス :
ジェイソン・パトリックガイガー :
ウィレム・デフォージュリアーノ :
テムエラ・モリソンマーセド :
ブライアン・マッカーディドリュー :
クリスティーン・ファーキンスダンテ :
ロイヤル・ワトキンスハービー :
マイケル・G・ハガーティデビー :
コリーン・キャンプセレステ :
ロイス・チャイルズルパート :
フランシス・ギナンリーザ :
キミー・ロバートソン(クルーズ・ディレクター) :
フラン・フィッシャー :
コニー・レイルビー・フィッシャー :
パトリカ・ダーボ