(アクション/アクション)
『 マスク・オブ・ゾロ 』
原題 : The Mask of Zorro
製作 : 1998年
製作国 : アメリカ
ジョンストン・マッカリーの大衆小説の主人公ゾロを映画化したアクション作品。
スペインからの独立を宣言したメキシコ。カリフォルニア知事のドン・ラファエル・モンテロ(スチュアート・ウィルソン)は、本国へ帰還する前に民衆のヒーローであるゾロを倒そうと待ち構えていた。ゾロの正体が町の有士、ドン・ディエゴ・デ・ラ・ベガ(アンソニー・ホプキンズ)であることをつきとめた彼は、デ・ラ・ベガを捕らえて投獄し、生まれたばかりのひとり娘を奪う。その争いにより、デ・ラ・ベガの妻は命を落とした。20年後、モンテロがカリフォルニアに戻ってきたことを知ったデ・ラ・ベガは彼を殺そうとするが、成人した娘のエレナ(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)を見て思いとどまる。エレナはモンテロの実の娘として育てられていたのだ。ほどなく、デ・ラ・ベガはモンテロ配下のラブ大尉(マット・レッシャー)に兄を殺され、自暴自棄に陥っていたお尋ね者のアレハンドロ(アントニオ・バンデラス)に出会う。アレハンドロが、かつてゾロを手助けした少年の成長した姿だと知ったデ・ラ・ベガは、彼をゾロの後継者として育てようとする。厳しい修行の末、新生ゾロとなったアレハンドロは、貴族になりすましてモンテロの屋敷に乗り込む。美しいエレナとの情熱的なダンス。アレハンドロとエレナはいつしか愛し合うようになる。一方、モンテロは山奥で見つけた金鉱を基盤に、メキシコ政府からカリフォルニアを買い取ろうとしていた。ゾロの姿で地図を盗み、金鉱の場所をつきとめたアレハンドロ。人々が奴隷のように酷使される金鉱へ駆けつけ、宿敵であるラブ大尉と対決する。デ・ラ・ベガもまた、実の父親を知ったエレナの助力で、モンテロに立ち向かう。ラブ大尉とモンテロを倒し、復讐をとげた2人。だが、デ・ラ・ベガは激しい戦いで傷を負い、瀕死の状態だった。実の娘に見守られながら息をひきとるデ・ラ・ベガ。彼は最後にゾロの魂をアレハンドロに託す。やがて幸せな家庭を築いたエレナとアレハンドロは、幼い息子に祖父の偉大な功績を語り継ぐのだった。
スタッフ : 監督 : マーティン・キャンベル
脚本 : ジョン・エスコウ、テッド・エリオット、テリー・ロッシオ
原案 : テッド・エリオット、テリー・ロッシオ、パンダル・ジャンソン
製作総指揮 : ローリー・マクドナルド、ウォルター・F・パークス、スティーヴン・スピルバーグ
製作 : ダグ・クレイボーン、デイヴィッド・フォスター
撮影 : フィル・メヒュー
美術 : セシリア・モンティール
音楽 : ジェームズ・ホーナー
編集 : トム・ノーブル
衣装 : グラシエラ・マゾン
キャスト : アレハンドロ・ムリエッタ/二代目ゾロ :
アントニオ・バンデラスディエゴ・デ・ラ・ベガ :
アンソニー・ホプキンスエレナ・モンテロ :
キャサリン・ゼタ=ジョーンズドン・ラファエル・モンテロ :
スチュアート・ウィルソンハリソン・ラヴ大尉 :
マット・レッシャードン・ルイス :
トニー・アメンドーラ三本指のジャック :
L・Q・ジョーンズエスペランザ・デ・ラ・ベガ :
ジュリエッタ・ローゼン