(ドラマ/コメディ)
『 ベティ・サイズモア 』
原題 : Nurse Betty
製作 : 2000年
夢と現実の境を超えてしまう無垢なヒロインと、彼女を取り巻く人々をコミカルに描く。
カンザス州の田舎町に住むベティ・サイズモア(レネー・ゼルウィガー)は、ウェイトレス。夫のデル(アーロン・エックハート)は車のセールスマンだが、どうしようもない奴だ。だが昼の連続メロドラマ『愛のすべて』の大ファンであるベティは、いつか看護婦になって、そのドラマの主人公であるデイヴィッド(グレッグ・キニア)のような素敵な医師と結ばれる日を夢想していた。そんなある日、麻薬を横取りした夫が、プロの殺し屋チャーリー(モーガン・フリーマン)と子分のウェズリー(クリス・ロック)に殺される。そのショックで、ベティは夢と現実の境をひょいと飛び越し、昼メロの世界に飛び込んだ。自分を看護婦だと思い込んだベティは、夫を殺した2人に追われていることも知らず、6年前に別れたデイヴィッドとの愛を今こそ貫こうとハリウッドへ車を走らせる。ロサンゼルスに着いたベティは、偶然ケガ人を救ったことで本当に看護婦の職についてしまうが、しかしドラマ上の恋人が現実に存在するはずはない。だがやがて彼女は、デイヴィッド役の俳優であるジョージ・マクコードとめぐり逢う。こうしてドラマと現実がごっちゃに絡み合っていくのだった。
スタッフ : 監督 : ニール・ラビュート
脚本 : ジョン・C・リチャーズ、ジェームズ・フランバーグ
原案 : ジョン・C・リチャーズ
製作総指揮 : フィリップ・スチュワー、スティーブン・ペヴナー、モーリッツ・ボーマン、クリス・ジーヴァニッヒ
製作 : ゲイル・マトラックス、スティーヴ・ゴリン
撮影 : ジャン・イヴ・エスコフィエ
美術 : チャールズ・ブリーン
音楽 : ロルフ・ケント
編集 : ジョエル・プロッチ、スティーヴ・ワイスバーグ
衣裳 : ライネット・メイヤー
キャスト : ベティ・サイズモア :
レネー・ゼルウィガーチャーリー :
モーガン・フリーマンウェズリー :
クリス・ロックジョージ・マッコード :
グレッグ・キニアデル(ベティの夫) :
アーロン・エッカートバラード保安官 :
プルイット・テイラー・ヴィンスロイ(新聞記者) :
クリスピン・グローヴァーローサ :
ティア・テクサーダライラ :
アリソン・ジャニーエレン :
ハリエット・サンソム・ハリス