蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

飛ぶ教室

(ドラマ/児童文学)

『 飛ぶ教室 』
原題 : Das Fliegende Klassenzimmer
製作 : 2003年
製作国 : ドイツ

エーリッヒ・ケストナーの児童文学『飛ぶ教室』の映画化。寄宿舎で学ぶ少年5人の冒険の日々を躍動感たっぷりに描き、友情の尊さをうたう感動作。
ヨナタン(ハウケ・ディーカンフ)は寄宿学校を6つも逃げ出した問題児。今度はライプチヒにある少年合唱団で有名な聖トーマス校の寄宿舎に入ることに。ここの指揮者のベク正義先生(ウルリヒ・ノエテン)は優しくて理解があり、ルームメイトの少年たち、冷静なマルティン(フィリップ・ペータース=アーノルド)、体の華奢なウリー(ハンス・プロイヒ・ヴトケ)、校長の息子のゼバスティアン(フランソワ・ゴシュケ)、力自慢のマッツ(フレデリック・ラウ)ともすぐに意気投合した。少年たちは空き地に放置されていた古い汽車の禁煙車両を隠れ家にしたが、そこに、持ち主だと名乗る禁煙(セバスチャン・コッホ)という男がやってくる。ある時、マッツが隠れ家の中で、『飛ぶ教室』という古い芝居の台本を発見。少年たちはこれをアレンジして、クリスマス劇にしようと張り切る。ところが舞台稽古を覗き見たベク先生は、この劇の上演禁止を命じた。実は、この台本を書いたのは彼の親友だったローベルトで、彼はドイツが2つに分断されていた頃、東ドイツから逃亡し、それ以来先生と会っていなかったのだ。ところがそのローベルトとは禁煙のことで、少年たちは先生に彼と再会させるというプレゼントを贈る。ヨナタンは仲間たちとの友情を確かめるのであった。



スタッフ :
監督 : トミー・ヴィガント
脚本 : ヘンリエッテ・ピーパー、フランツィスカ・ブッフ、ウッシー・ライヒ
原作 : エーリッヒ・ケストナー
製作 : ウッシー・ライヒ、ペーター・ツェンク
撮影 : ペーター・フォン・ハラー
美術 : インクリット・ヘン
音楽 : ニキ・ラウザー、ビーバー・ギュラッツ、モーリッツ・フライゼ
編集 : クリスチャン・ナウハイマー
衣装 : ブリギット・ミサール

キャスト :
ベク先生 : ウルリッヒ・ネーテン
ローベルト : セバスチャン・コッホ
クロイツカム校長 : ピート・クロッケ
カトリン先生 : アーニャ・クリング
ヨナタン : ハウケ・ディーカンフ
マルティン : フィリップ・ペータース=アーノルズ
マッツ : フレデリック・ラウ
ウリー : ハンス・ブロイヒ・ヴトケ
セバスティアン : フランソワ・ゲシュケ
モナ : テレザ・フィルスマイアー
[ 2020/12/14 15:00 ] 児童文学 | TB(-) | CM(-)
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