(ドラマ/ヒューマン)
『 イン・ハー・シューズ 』
原題 : In Her Shoes
製作 : 2005年
製作国 : アメリカ

30歳を目前に空虚な日々を送る女性が、祖母が暮らす田舎で再出発を図る姿を温く見つめる。
ローズ(トニ・コレット)は、フィラデルフィアの大手法律事務所に勤める弁護士。仕事に生きる彼女だが、実は太めの体型にコンプレックスを持っていて、恋愛にはつまずいてばかり。そんな彼女のアパートに、実家を追い出された妹のマギー(キャメロン・ディアス)が転がりこんでくる。マギーはゴージャスなルックスの持ち主だが、高校卒業から10年経っても地に足のつかない生活を送っていた。ローズは上司の恋人ができたばかりでマギーの存在は迷惑だったが、姉として放り出すわけにもいかない。しかしローズが出張から戻ると、家は大荒れで、しかもマギーは姉の恋人と肉体関係を持ってしまった。アパートを追い出されたマギーは、フロリダに行くことにする。そこには父と死んだ母がその存在を秘密にしていた、母方の祖母エラ(シャーリー・マクレーン)がいるはずだからだ。マギーがフロリダに着いて彼女を訪ねると、エラは老人ホームで世話役をしながら暮らしていた。家族と絶縁していたことに罪悪感を抱くエラは、これで埋め合わせができるとマギーを歓迎するが、マギーはエラの金を盗もうとする。エラはマギーに施設内の介護の仕事をするように言い渡した。そこでマギーは、盲目の元大学教授(ノーマン・ロイド)と出会い、詩の素晴らしさを教わり、自分のコンプレックスであった難読症の克服を始める。この出来事をきっかけに大きく変わっていくマギー。一方、ローズも自分を見つめ直す生活を送る中で、元同僚のサイモン(マーク・フォイアスタイン)と愛を育む。やがてフロリダでローズとマギーは再会して仲直り。フィラデルフィアに戻ったローズは、エラの靴を履いてサイモンと結婚式を挙げるのだった。
スタッフ : 監督 : カーティス・ハンソン
脚本 : スザンナ・グラント
原作 : ジェニファー・ウェイナー
EP : トニー・スコット
製作 : リドリー・スコット、キャロル・フェネロン、リサ・エルジー、カーティス・ハンソン
撮影 : テリー・ステイシー
美術 : ダン・デイヴィス
音楽 : マーク・アイシャム
編集 : クレイグ・キットソン、リサ・ゼノ・チャーギン
衣装 : ソフィー・デラコフ
キャスト : マギー・フェラー :
キャメロン・ディアスローズ・フェラー :
トニ・コレットエラ・ハーシュ :
シャーリー・マクレーンサイモン・スタイン :
マーク・フォイアスタインエイミー :
ブルック・スミストッド :
アンソン・マウントジム・ダンヴァーズ :
リチャード・バージサイデル・フェラー :
キャンディス・アザラマイケル・フェラー :
ケン・ハワードグラント :
エリック・バルフォー