(ドラマ/ヒューマン)
『 ママが泣いた日 』
原題 : The Upside of Anger
製作年 : 2005年
製作国 : アメリカ

母親と4人姉妹の女家族が織り成す、3年間のささやかな波乱の日々をつづった人間ドラマ。
ある秋の日、テリー(ジョアン・アレン)は夫が家を出て行ってしまったことに気付いた。恐らくスウェーデン人の秘書と駆け落ちしたのだろう。それまで優しい母親だったテリーは、帰省中の大学生の長女ハドリー以下4人の娘たちにまで怒りをぶつけ、母子の関係はぎくしゃくし始める。テリーが酒で憂さ晴らしをしていると、隣人のデニー(ケヴィン・コスナー)が裏の土地の開発の件で夫を訪ねてきた。テリーは追い帰そうとするが、事情を知ったデニーは同情し、飲み友達を買って出る。地元デトロイトのラジオ局でDJをしているデニーは、元野球選手なのに、野球の話をしたがらない変わり者。気ままな独り暮らしの彼は四姉妹とも気さくに接し、その後もしばしば訪れては夕食をごちそうになる。母につい皮肉を言ってしまうハドリーは、まもなく大学へ戻っていった。放送業界を目指している三女アンディは、デニーの紹介でディレクターのシェプの助手に採用され大喜び。しかし、大学に進学させるつもりだったテリーは怒りに震える。冬。末娘のポパイは片想いをしていた転校生ゴードンとちょっぴり進展する。"男は片親に弱い"というアンディのアドバイスのおかげだ。次女エミリーはダンスの練習に打ち込むが、父への手紙をめぐって母と口論になる。ハドリーが大学の卒業式を迎え、娘の晴れ姿を誇らしく思うテリー。ところがハドリーはテリーの知らぬ間に妊娠し、結婚まで決めていた。憤慨し、両家の祝いの席で酔いつぶれたテリーは、酔いの醒めた後でさすがに後悔する。彼女は娘たちのために裏の土地を売る決心をするが。
スタッフ : 監督 : マイク・バインダー
脚本 : マイク・バインダー
製作 : アレックス・ガートナー、ジャック・バインダー、サミー・リー
撮影監督 : リチャード・グレイトレックス
美術 : クリス・ループ
音楽 : アレクサンドル・デスプラ
編集 : スティーヴ・エドワーズ、ロビン・セールズ
衣装 : デボラ・スコット
キャスト : テリー・ウルフマイヤー :
ジョアン・アレンデニー・デーヴィス :
ケビン・コスナーアンディ・ウルフマイヤー :
エリカ・クリステンセンポパイ・ウルフマイヤー :
エヴァン・レイチェル・ウッドエミリー・ウルフマイヤー :
ケリー・ラッセルハドリー・ウルフマイヤー :
アリシア・ウィットシェプ :
マイク・バインダーゴードン :
デーン・クリステンセン