(ドリームワークス/実写)
『 SAYURI 』
原題 : Memoirs of a Geisha
製作 : 2005年
製作国 : アメリカ

ひとつの愛を支えに、花街一の芸者となった女性の数奇な運命を描く、アーサー・ゴールデンの小説を映画化。
貧しい漁村に生まれた少女・千代(大後寿々花)は、9歳の時に、おかあさん(桃井かおり)と呼ばれる女将が仕切る花街の置屋に売られる。苛酷すぎる日々の中、千代は会長(渡辺謙)と呼ばれる紳士に優しく声をかけられた。それを運命の出会いと信じた千代は、会長にもう一度会うために、芸者になりたいと願うようになる。そして千代が15歳の時、芸者の中の芸者と称えられる豆葉(ミシェル・ヨー)が、彼女を芸者として育てたいと申し出る。千代は芸者さゆり(チャン・ツーイー)として花開き、数多くの男たちを虜にしていった。やがてさゆりは、客として現われた会長と再会する。だが会長のビジネス・パートナーである親友の延(役所広司)がさゆりに魅了され、熱い思いを彼女に抱いてしまった。一方、同じ置屋の初桃(コン・リー)やおカボ(工藤夕貴)が、さゆりに敵対心を燃やして数々の罠を仕掛けてくる。そんな中で初桃は自滅していった。そして戦争がやってくる。芸者を引退し、田舎で疎開することになったさゆり。だが終戦後、延が彼女を迎えにきて、さゆりを豆葉と共に芸者に復活させる。延はさゆりへの思いをぶつけるが、彼女はそれを頑なに拒否した。やがて、さゆりのもとへ会長が迎えにくる。二人はお互いに抱いていた長年の恋心を、そこで初めて打ち明けるのだった。
スタッフ : 監督 : ロブ・マーシャル
脚本 : ロビン・スウィコード、ダグ・ライト
原作 : アーサー・ゴールデン
EP : ロジャー・バーンバウム、ゲイリー・バーバー、パトリシア・ウッチャー、ボビー・コーエン
製作 : ルーシー・フィッシャー、ダグラス・ウィック、スティーヴン・スピルバーグ
撮影 : ディオン・ビーブ
美術 : ジョン・マイヤー
音楽 : ジョン・ウィリアムス
編集 : ピエトロ・スカラ
衣装 : コリーン・エイトウッド
キャスト : さゆり :
チャン・ツィイー千代 :
大後寿々花会長 :
渡辺謙初桃 :
コン・リー豆葉 :
ミシェール・ヨーノブ :
役所広司お母さん :
桃井かおりカボチャ :
工藤夕貴男爵 :
ケリー・ヒロユキ・タガワ鳥取少将 :
ケネス・ツァンおばちゃん :
ツァイ・チンサカモト :
マコ岩松宮城山 :
舞の海西鳳 :
出羽嵐