(ドラマ/ヒューマン)
『 奇跡のシンフォニー 』
原題 : August Rush
製作 : 2007年
製作国 : アメリカ

両親の行方を追う少年の姿を、クラシック、ロックなどの美しいメロディに乗せて綴る、感動ドラマ。
絶対音感を持つ11歳のエヴァン・テイラー(フレディ・ハイモア)はニューヨーク州ウォルデンの施設育ち。職員のリチャード(テレンス・ハワード)は養子になることを勧めるが、彼は音楽でつながっていると信じる両親を待ち続けた。11年前、チェリストのライラ(ケリー・ラッセル)とロック・ミュージシャンのルイス(ジョナサン・リース・マイヤーズ)はニューヨークで出会う。しかしライラの父トマス(ウィリアム・サドラー)は2人の仲を引き裂く。ライラは妊娠していたが、臨月で交通事故に遭う。お腹の子は助からなかったと聞くと、演奏をやめ故郷シカゴに戻る。彼女を失い音楽への情熱をなくしたルイスはバンドを抜け、故郷サンフランシスコで金融ビジネスを始める。ある晩、電線を伝う音に導かれ施設を抜け出したエヴァンは、トラックに拾われマンハッタンへやってくる。街角でギターを奏でる少年アーサーに誘われ、ストリート・パフォーマーの子供たちが暮らす廃墟の劇場へ行く。エヴァンは元締めのウィザード(ロビン・ウィリアムズ)にギターの才能を認められ、オーガスト・ラッシュという芸名で街角に立つようになる。しかし劇場に児童福祉局の手入れが入る。逃げ出したエヴァンはゴスペルの歌声に誘われ教会へ行き、聖歌隊の少女ホープに楽譜の読み方を教わる。彼の才能に気づいた牧師がジュリアード音楽院に推薦し、入学を許可される。そのころ、死の床の父から子供が生きていることを聞いたライラはニューヨークを訪れ、リチャードの助けでそれがエヴァンであることを知る。そして自分の音楽を彼の耳に届けるため演奏依頼を引き受ける。ルイスもまたライラへの思いを曲にし音楽界に復帰するため、かつてのバンド仲間とニューヨークへやってくる。エヴァンは『オーガストのラプソディー』を作曲する。その曲はライラが出演する野外コンサートで演奏されることになるが、ウィザードが彼をストリートに連れ戻してしまう。しかしエヴァンの曲が演奏されると、思いがけない奇跡が起こる。
スタッフ : 監督 : カーステン・シェリダン
脚本 : ニック・キャッスル、ジェームズ・V・ハート
原案 : ポール・カストロ、ニック・キャッスル
製作総指揮 : ロバート・グリーンハット、ラルフ・ケンプ、ルイーズ・グッドシル、ライオネル・ウィグラム、ミキー・リー
製作 : リーチャード・バートン・ルイス
撮影監督 : ジョン・マシーソン
美術監督 : マイケル・ショウ
音楽 : マーク・マンシーナ
編集 : ウィリアム・スタインカンプ
テーマ音楽 : ハンス・ジマー、マーク・マンシーナ
音楽スーパーバイザー : ジェフリー・ポラック、ジュリア・マイケル、アナスターシャ・ブラウン
キャスト : エヴァン・テイラー “オーガスト・ラッシュ” :
フレディ・ハイモアライラ・ノバチェック :
ケリー・ラッセルルイス・コネリー :
ジョナサン・リース=マイヤーズリチャード・ジェフリーズ :
テレンス・ハワードマックスウェル・“ウィザード”・ウォラス :
ロビン・ウィリアムズトマス・ノヴァチェク :
ウィリアム・サドラー学長 :
マリアン・セルデスジェームズ師 :
ミケルティ・ウィリアムソンアーサー :
レオン・トーマス3世ニック :
アーロン・ステイトンマーシャル :
アレックス・オローリン