(アクション/アクション)
『 ハンコック 』
原題 : Hancock
製作 : 2008年
製作国 : アメリカ

民衆の嫌われ者となってしまったスーパーヒーローが、敏腕PRマン夫婦の手を借りて奇想天外なイメージアップ作戦を展開するアクション・コメディ。
ロサンゼルスで事件が起こるたびに登場するスーパーヒーロー、ハンコック(ウィル・スミス)。空を飛び、怪力で不死身の彼は、あらゆる事件を解決に導くが、そのたび過剰な暴力で器物破損してしまうのが悩みのタネ。おかげでロサンゼルス市には膨大な損失を抱え、市民たちはハンコックを「クズ!」と蔑んでいた。超人であるがゆえの孤独感から酒浸りのハンコックは、レイ(ジェイソン・ベイトマン)と知り合った。企業PRが仕事のレイは、ハンコックにイメージアップ戦略を提案する。それをハンコックが受け入れたのには、理由があった。レイの妻であるメアリー(シャーリーズ・セロン)に惹かれたからだ。過去の記憶を失ったハンコックにとって、なぜかメアリーには懐かしさがあったのだ。服役期間を経て、新たなスーパーヒーローとして甦ったハンコックは大評判。その戦略を立てたレイも注目を集めて、一躍時の人となった。そんなある日、メアリーも超人能力を持っていることにハンコックは気がつく。二人は、かつて夫婦だったのだ。お互いに接近すると能力が消滅するため、あえてメアリーはハンコックの前から姿を消して、前妻を失って途方に暮れていたレイと結婚したのだった。真実を知ったハンコックは、恨みながらもメアリーを求める。そのとき、彼の再生能力は消滅していた。凶弾に倒れ、病院に収容されるハンコック。その病院に、ハンコックによって投獄された恨みを持つギャングたちが報復に現れた。見舞いに来たメアリーは、ハンコックを救うための楯となった。死の淵をさまようメアリーを見て、ハンコックの最後の怒りが爆発した。再び超人能力を取り戻したハンコックは、ギャングたちを壊滅させる。同時に、メアリーも息を吹き返していた。レイとメアリーの幸福な家庭は復活する。そしてハンコックは、今日もどこかで正義のための闘いを続けている。
スタッフ : 監督 : ピーター・バーグ
脚本 : ヴィンセント・ノー、ヴィンス・ギリガン
製作総指揮 : イアン・ブライス、ジョナサン・モストウ、リチャード・サパースタイン
製作 : アキヴァ・ゴールズマン、マイケル・マン、ウィル・スミス、ジェームズ・ラシター
撮影監督 : トビアス・シュリッスラー
キャスティング : フランシーヌ・メイスラー
音楽 : ジョン・パウエル
編集 : ポール・ルベル、コルビー・パーカー・JR
衣装 : ルイーズ・ミンゲンバック
キャスト : ジョン・ハンコック :
ウィル・スミスメアリー・エンブリー :
シャーリーズ・セロンレイ・エンブリー :
ジェイソン・ベイトマンアーロン・エンブリー :
ジェイ・ヘッドケネス・“レッド”・パーカー :
エディ・マーサンホッティ :
ヘイリー・マリー・ノーマンミッシェル :
ダエグ・フェアークベンチの少年 :
アッティカス・シェイファーマイク :
トーマス・レノンジェレミー :
ジョニー・ガレッキ巡査 :
ダレル・フォスター警察署長 :
グレッグ・ダニエル女性警官 :
リズ・ウィッカー