蒼色の月明かりの下で

心に残る昔の名画。

足ながおじさん

(ドラマ/ミュージカル)

『 足ながおじさん 』
原題 : Daddy Longlegs
製作 : 1955年
製作国 : アメリカ

ジーン・ウェブスターによる小説・児童文学『あしながおじさん』をミュージカル映画化した作品。
ニューヨークの百万長者ペンドルトン3世(フレッド・アステア)は、フランスの孤児院で見つけた18歳の娘ジュリー(レスリー・キャロン)の才気と明朗さに感服し、自分の本名は明かさず、ジョン・スミスという仮名で、彼女をアメリカの大学で勉学させることにする。ジュリーはスミス本人の顔を知らず、ただ孤児たちが脚の長い人影を見たと言うのを頼りに、スミスを「足ながおじさん」と呼ぶ。大学の寄宿舎に入ったジュリーは、約束によって「足ながおじさん」宛に真心をこめた手紙を書きつづけるが、当のペンドルトンは読もうともせず、秘書がそれを読んでジュリーの真情に心を打たれ、手紙は保管されていく。その間、彼女の「足ながおじさん」への憧れは次第に深くなる。一方秘書のすすめでジュリーの手紙を読んだペンドルトンは、彼女の学友リンダ(テリー・ムーア)の伯父として大学を訪れ、かって孤児院で見たときより見違えるほど美しく成長したジュリーの様子に驚く。その後ペンドルトンはジュリーをニューヨークに招き、一流のホテルに泊らせて見物させる。ジュリーはニューヨークの素晴らしさにも増して、ペンドルトンの魅力に惹きつけられる。彼の方もジュリーが好きになり求婚しようとするが、友人に年甲斐もないと意見されて思いとどまる。やがて大学を卒業することになったジュリーは、ペンドルトンのことが忘れられず、保護者である「足ながおじさん」に会って悩みを打ち明けたいと手紙を書き、ニューヨークの彼の邸で会見することになる。ジュリーはここに初めてペンドルトンとスミスが同一人であることを知り、ふたりは結ばれるのだった。



スタッフ :
監督 : ジーン・ネグレスコ
製作 : サミュエル・G・エンゲル
脚本 : フィービー・エフロン、ヘンリー・エフロン
原作 : ジーン・ウェブスター
撮影 : レオン・シャムロイ
音楽 : アルフレッド・ニューマン、ジョニー・マーサー、アレックス・ノース
編集 : ウィリアム・H・レイノルズ

キャスト :
ジャーヴィス・ペンドルトン三世(ジョン・スミス) : フレッド・アステア
ジュリー・アンドレ : レスリー・キャロン
リンダ・ペンドルトン : テリー・ムーア
アリシア・プリチャード : セルマ・リッター
グリッグス : フレッド・クラーク
サリー・マクブライド : シャーロット・オースティン
アレクザンダー・ウィリアムソン : ラリー・キーティング
ジミー・マクブライド : ケリー・ブラウン
[ 2018/04/01 15:00 ] ミュージカル | TB(-) | CM(-)
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